週刊少年ジャンプで連載中のDr.STONEの1巻の感想、ネタバレです。
1巻は、Z=1からZ=7までと番外編が掲載されています。
目次
1巻
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
Z=1 STONE WORLD
高校生の大木大樹は、友人の小川杠に五年越しの想いを伝えようとクスノキの下に呼び出します。大樹が告白をしようとしたその時、突然空が眩しく光った後、全人類が石化してしまいます。突然石像になり混乱する大樹は、鳥の石像が落ちていたことを思い出します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
地球上から人類が消えて数千年、大樹は石化から復活しますが、目前には多数の石化した人々と樹木に覆われた大地が広がっていました。大樹は復活後、先に石化から復活していた親友の石神千空と再会し、今が西暦5,738年の10月5日だと教えられます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
Z=2 FANTASY VS SCIENCE
千空と大樹はゼロから文明を作り出すと決意し、その為に人間を増やすことを最優先課題とします。千空は石化から復活できた理由を探ろうとし、原因は石の腐食にあると考えます。千空は半年かけて硝酸を使って実験しますが上手くいかず、次はないナイタール液で試そうと考えます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
Z=3 KING OF THE STONE WORLD
文明ゼロの状態から一年の再現をかけて、ようやく科学の力で石化をとく復活の水を手に入れた千空と大樹は、杠を復活させようとします。しかし、復活液の完成品を杠に掛けようとした時、突然野生のライオンの群れが千空と大樹に襲い掛かります。ライオンの群れから逃走する千空と大樹は、一か八か大樹が偶然 見つけた『霊長類最強の高校生』獅子王司を復活させようとします。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
Z=4 純白の貝殻
司に助けてもらい危機を脱した千空と大樹ですが、司は純粋な若者だけを復活させて心の汚れた年寄りは殺しても構わないと思想を持つ危険人物でした。千空は司を警戒して復活液の秘密を隠そうとしますが、事情を知らない大樹があっさり漏らしてしまいます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
Z=5 杠
復活液の事を知り、司は早速 奇跡の水=復活液がある洞穴に向かい復活液の大元を押さえます。一方、司が洞穴に向かったのを確認した千空は、すぐに杠を復活させます。そして、今すぐここから逃げるか、全員で司と戦い司の殺人を止めるか、今後の方針を三人で話し合おうとします。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
Z=6 大樹 VS 司
司が石像を壊していると知り、大樹は司に素手で立ち向かおうとします。それを見た千空は隠し持っていた切り札の武器・クロスボウで司を威嚇射撃しますが、司はクロスボウの矢を素手で掴んで叩き落とします。結局、司には二人で立ち向かっても敵わないと分かり、一旦逃走することにします。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
Z=7 火薬の冒険
千空は司に対抗するため、銃、つまり火薬を作る事を大樹と杠に提案します。司から逃げたように住居を偽装した後、千空達は火薬の原料 硫黄を採りに箱根へと向かいますが、司も千空の動向を察し、箱根へと千空を追跡します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
番外編 作ってみよう!!土器
大樹は千空にばかり負担をかけられないと、自分も土器作りに挑戦します。千空から教えてもらい、ろくろを回すやり方でなく簡単そうな粘土の輪っかを積んでいくやり方で挑戦します。しかし大樹が作った土器は、思わぬものにそっくりな土器になってしまいます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 1巻より
まとめ
謎の石化光線によって、一瞬にして全人類が石化してしまいます。約3,700年後に千空と大樹が目覚めますが、世界は一変していて現代文明は全て滅んでいます。この文明ゼロの状態から、千空と大樹は石器の時代から近代文明まで200万年分の科学を一気に取り戻す決意をします。
SF漫画としても、科学漫画としても十分楽しめる漫画だと思います。既に週刊少年ジャンプ本誌では最終回と迎えていて、コミックの方も7月4日発売予定の26巻で最終巻となります。7月には一気にクライマックスまで読めますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
2巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
こちらは、Dr.STONEのスピンオフ作品、reboot:百夜のあらすじ、ネタバレの記事です。
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