食券クエスト、やっていきます。今回はモダンの食券イベントです。
食券イベント
モダン 食券イベント C
カラーの先代女王であり、現女王パステルの母親、モダン・カラーの食券イベント Cです。
ランスが暇でブラついていると、城内でモダンと出会います。ランスは暇だから街でもブラつこうとしていて、モダンも一緒に街に行こうと気軽に誘います。
あはっ、ではお供させて頂きます、とモダンはランスと一緒に街をブラつくことにしますが、ランスがこれはデートだな、と言うと途端にどこかに行こうとします。
あの……、そういうこと、でしたら……、とスススス~……と、モダンがランスから離れて行きます。ランスは驚いて、おいおい、どこに行くつもりだ?とモダンを引き留めます。
だって……デートだなんて、そんな……、とモダンはデートに抵抗あるようですが、むむ、そんなに俺とデートに行くのが嫌か、とランスは自分と行くのが嫌なのかモダンに聞きます。すると、モダンはランスの事が嫌というわけではないようです。
ランスはあくまで娘であるパステルのお婿さんになって欲しい方なので、母である自分がお婿さんとデートというのはパステルに誤解されてしまうので、かなり抵抗があるようです。しかし、ランスは俺とパステルが結婚したら、俺とモダンちゃんは親子だろ?親子がお出かけするのはとても自然だ、とランスは親子でお出かけするのは自然だと言い聞かせて、モダンをごまかそうとします。
モダンもあっさりとランスの言う事を信じてごまかされてしまい、結局ランスと二人で街にデートに出かける事になります。
街にやってきたランスは何をしたらいいんだろうな、と悩んでいますが、一方モダンの方は、落ち着かない様子でそわそわとしながら、ハッキリとランスと距離を取っています。おーい、モダンちゃん、もっと近づかないかー?と、ランスがモダンにもっと近づくように言いますが、でもでもと近づきません。
ランスが、意識しすぎだぞ、リセットも連れて花畑に行ったりもしたではないか、とモダンが意識しすぎだとランスは言いますが、モダンは二人きりだとどうしても意識してしまうようです。
ああ、どうしてでしょう……、顔が熱くなって、落ち着かなくて……、とモダンはまるで、私がランスの事を好きみたいだと、呟きます。しかし、え、違ったのか?と、当然のような口調でランスはモダンに答えます。
ランスに言われて、最初はきょとんとモダンの動きが止まりますが、何かに気付いたように、目が大きく開かれて、あれ?初恋?と、モダンはいまさら初恋である事に気付きます。そうしていると、モダンの首から上が順番に赤く染まっていきます。
い、いやぁぁぁ……、私ったら……!と、モダンは顔を両手で挟み込んで、顔をブンブンと振り、恥ずかしがります。ランスは、むしろ今まで自覚なかったのか……、とモダンの自覚の無さにあきれます。
しかし、カラーの女王として、男性と恋愛関係になるのは禁忌と言われていたので、今まで考えたこともありませんでした、とモダンは頭になかったと言いつつかなり恥ずかしかったのか、幽霊なのに、頭からぷしゅーと湯気が出そうなほどモダンは顔を真っ赤にします。
さらにモダンは、やっ、やあああ……、私ったら、今までそんなことも気づかず……、は、恥ずかしい……、と今までの言動を思い返し、さらに恥ずかしそうにします。どうやらモダンからすると、みっともない言動を沢山していたようです。
モダンはランスに謝りますが、ランスはそういうのはない、とモダンに気にしないように言います。しかし、そう考えると……、不思議というか、とランスは言い、モダンは自分とパステルに結婚して欲しいんだよな?……なんで?と、ランスはモダンの考え方が不思議だと言います。
しかし、パステルにはランスが何を不思議そうに知るのかわからない顔で首をかしげて、その方がパステルが幸せになれそうだから、と当然のように答えます。
ランスが、パステルは俺のこと嫌ってるだろ、と言っても、何故かモダンは可笑しそうに笑みをこぼし、確かに今は仲がいいとは言えませんし、あの子はああいう子だから、ランスさんに対して照れ照れしてますが、パステルとランスさんの相性、そんなに悪くないって思ってるんです、とあくまで相性は悪くない、とモダンはいいように解釈します。
今は感情が……こう……嫌いの方に振り切ってるだけで、それがくるーって反転したらーー、うふふふふふふ、とモダンは言うと脳内でランスとパステルを想像して、幸せそうに笑みをこぼします。どうやら、モダンの脳内の中ではランスとパステルは仲良く出来ているようです。
しかし、そうするとモダンちゃんは俺の事が好きなのに、パステルと結婚してもいいのか?とランスは疑問を口にしますが、もちろんして下さって構いませんよ?と、何故そんな質問をされるのか自体、分かっていないままモダンは即答します。
いえ、むしろパステルと結婚していただけたら嬉しいなって……、とモダンは言い、ランスが何でと聞くと、娘の幸せを願わない母親なんて、いるわけないじゃないですか、とモダンは話します。
そんな話をしながら、ランスが腕を組んでデートを再開しようとすると、モダンはランスが腕を差し出してきた意味が分からず、きょとんと首を傾げます。ランスは、親子が腕を組んで歩くなんてふつう普通、とモダンは腕を組むことをよく分かっていませんが、ランスに言われて遠慮がちに腕を組みます。
幽霊なので腕を組んでもモダンの体の感触がなくランスは残念がりますが、モダンは充分嬉しそうです。そう言いながら、死んでいる筈のモダンは耳まで赤くしています。
ランスの腕にしがみつきながら、私……、カラーの女王のお仕事……、とっても大好きだったんです……、大好きな村の子達に囲まれて……、大好きな娘たちにも囲まれて……、死んだ後までこんな幸せなんて、バチが当たりそうで……、とモダンは言いながら、強く幸せを感じているようです。
相変わらずすれ違う母と娘
そこにパステルが現れて、ランスと腕を組んで歩いている母親 モダンの姿を目にします。パステルに見られて、血液の通っていない筈のモダンの顔から血の気が引き、元々青白い顔が更にサーッと青くなります。
モダンは必死にパステルに誤解しないように言い、私はその、義理の息子と買い物に来ただけで、娘の旦那さんとどうにかなんて、あ、ああ!と、さらに必死に誤解されないように弁解します。
しかし、弁解されること自体に腹が立ちます!と、パステルはモダンの弁解の内容に激怒します。それでもモダンは、ああっ、パステル怒らないで!これは浮気とか、そういうじゃなくて、とパステルに怒らないように必死に説得します。
これも、怒っている内容をモダンが全く分かっておらず、パステルの怒りをさらに煽った形になります。
そこにランスが、おう、パステル、お前もデート行くか?とパステルもデートに誘ったため、パステルはランスに罵声を浴びせます。
その直後、パステルはモダンに行きますよ!と言ってこの場を去っていき、モダンも必死でパステルの後を追いかけます。残されたランスは、嵐のような一時だったな……と一人呟きます。
まとめ
パステルはランスの事を嫌っていますが、モダンはランスがお婿さんに相応しいと考えていて、今回もランスとパステルが結婚して幸せに暮らしているのを脳内で想像しています。しかし、パステルは嫌っているので、どうしても母と娘の考えはすれ違ってしまい、今回もお互いの考えの違いから、話がかみ合わずパステルを怒らせる結果になってしまっています。
次回、ミ・ロードリングの食券イベントです。
前回の記事です。
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