TVアニメ ダンジョン飯のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくNetflix 等のネット配信でも視聴出来ます。2024年1月4日より、全国28局にて連続2クール放送決定しています。
前回、第16話の記事はこちらです。
目次
第17話「ハーピー/キメラ」
ライオスがシュローに古代魔術を使ってファリンを蘇生したと打ち明けた事で、ライオスとシュローは一瞬即発の状態になってしまいます。シュローは禁忌である古代魔術を使ったことが許せず激怒してしまいますが、カブルーが機転を利かせて酷い言い方をした事で、シュローも冷静になり剣を下ろします。しかし、シュローはライオスの態度を許すことが出来ず、協力できないとライオスに言います。
ハーピーの群れが調理組を襲撃
そこにチルチャックが現れて、調理組の所にハーピーの群れが襲い掛かってきたとライオスに知らせます。チルチャックはライオス達の険悪の雰囲気に何があったのか聞き、全部シュローに話した事をライオスから聞くと、チルチャックは頭を抱えます。カブルーはライオスを励ましますが、ライオスはシュローを尊敬していて、そのシュローをここまで怒らした自分は相当まずい事をしたのだろう、と言いシュローとの友情が終わっても仕方ないと考えます。
調理組の所に現れたハーピーの群れは、シュローの従者のマイヅル達が応戦し、チルチャックは魔物をマイヅル達に任せて、ライオスがばらしてしまった古代魔術をどう誤魔化すかをマルシルと話し合います。
キメラ化したファリンがマイヅル達を襲撃
チルチャックとマルシルが話し合いをしていると、ハーピーの群れの場所に下半身がドラゴンで巨大な翼を持ったファリンが現れ、マイヅル達を次々と殺していきます。マルシルはキメラ化したファリンに大声で話しかけますが、話は通じずカブルー一行はキメラ化したファリンを攻撃しようとします。シュローはイヌタデにファリンを傷つけずに取り押さえるように命令し、イヌタデは混乱しながらも素手でファリンに立ち向かいます。
ファリンはイヌタデを尻尾で吹っ飛ばすと、カブルー一行のドワーフ・ダイアの首を掴んで締め上げ、窒息死させます。カブルー一行のノーム・ホルムはウンディーネを使ってファリンを攻撃しますが、ファリンは魔法を使ってウンディーネを消滅させます。さらにファリンは噛みついてきたカブルー一行のコボルト・クロを足で踏み潰して、圧死させます。
その後、カブルー一行のリンが電撃の魔法をファリンに直撃させて、何とかダウンさせ、ライオスはファリンに止めを刺そうとします。しかしファリンの声で、ライオス兄さん、と呼ばれたライオスは攻撃を躊躇してしまいます。
ライオスの隙をつきファリンはライオスを殺そうとしますが、背後から忍び寄ってきたカブルーがファリンの急所を次々とナイフで突いていきます。しかし、人間なら急所となる箇所を何か所も突きますが、キメラ化したファリンには致命傷とならず、カブルーは地面に叩きつけられます。
ライオスはカブルーを助けると、今ファリンを殺せば再び狂乱の魔術師が現れてしまうと言い、この場所を離れようとカブルーに言います。しかしライオスが逃げ出す前にファリンは魔法を唱え、地面を変形させる魔法で何人かを殺し、負傷したファリンはそのままどこかに行ってしまいます。
カブルーとマイヅルを蘇生した後、全員を蘇生・治療しようとしますが、マルシルが蘇生・治療の手伝いをしようとすると、シュローがお前は指一本触れるなとマルシルに言い、マルシルを止めます。シュローは黒魔術のせいでファリンがあんな姿になったとマルシルを責めますが、マルシルはあの蘇生魔法にはそんな力は無いと断言します。マルシルはレッドドラゴンの魂に何かが仕掛けられていて、ファリンとレッドドラゴンの魂が混ざり、狂乱の魔術師の手によってキメラ化したと推測しますが、シュローはマルシルを西のエルフに引き渡すと言います。ライオスはシュローに他の方法があるはずと言いシュローを止めようとしますが、どんな方法があるか言ってみろとシュローはライオスに再び怒りをぶつけます。
ライオスは狂乱の魔術師を倒すと言い、狂乱の魔術師を倒してマルシルの魔法でファリンとレッドドラゴンの魂に与えられている命令を書き換えれば解決できると自分の考えをシュローに話します。その為にはマルシルが必要で、だからマルシルは渡せないとシュローに言いますが、またも禁忌である古代魔法に頼るライオスをシュローは許せず責めます。
殴り合いの喧嘩をするライオスとシュロー
言い合いは殴り合いに発展し、ライオスとシュローは喧嘩を始めてしまいますが、ライオスはシュローを殴り飛ばした後、1日3食しっかり食べて、睡眠を取っている俺達の方がずっと本気だった、とシュローを説教します。一方、シュローもライオスを殴り飛ばし、パーティーにいた時から大雑把で鈍感で間が悪いライオスの性格が苦手でたまらなかったと、怒りをぶつけます。
マイヅルは殴り合いの喧嘩をしているライオスとシュローは放っておいて、死者を蘇生させて、怪我人の治療と行方不明の捜索をするよう生き残った者に指示します。マルシルは古代魔術を使いそうなので、マイヅルは最初は協力を拒みますが、マルシルの様子を見て仕方なく怪我人の治療と行方不明者の捜索を指示します。さらにセンシに散らばった食材を集めるように指示し、センシは食事を作り始めます
殴り合いの喧嘩は腹が減って本調子でないシュローの負けで終わり、シュローは前回作ってもらったおにぎりを食べると、地上へ戻る決意をします。シュローはライオスに国に帰り今回の事は島主に警告すると自分の考えを話すと、ファリンに求婚した事やファリンを好きになったきっかけ等をライオスに打ち明けます。
ライオスはカブルーにお礼を言うと、カブルーが攻撃した事でファリンについて気付いた事を嬉しそうにカブルーに話します。カブルーはライオスが本当に魔物が好きなのだと理解しますが、ライオスが仮に狂乱の魔術師を倒せたとして、その後黒魔術で作られた都と魔物の全てを手に入れて次の迷宮の主になったと仮定した場合、ライオスが素直に迷宮を封じるか、不安を感じます。
ハーピーの卵で作った卵焼き
ライオスは前回からカブルーが魔物食に興味があると勘違いしており、蘇生直後で腹が減っているカブルーに何かご馳走しようとセンシの所に相談に行きます。センシは食材を集めている最中にハーピーの卵を拾っていて、ライオスはセンシからハーピーの卵を貰います。ライオスはセンシに教えてもらいながら卵を流し入れて巻いていき、ハーピーの卵で作った卵焼きを完成させます。
母親と故郷を魔物に襲われて失った過去があるカブルーは、魔物が大嫌いでハーピーの卵で作った卵焼きなど絶対に食べたくないのですが、ライオスの懐に入る為に無理やり卵焼きを口に入れます。その後、マイヅルが帰還の術を使い、シュロー一行とカブルー一行は地上へと戻ります。シュローは対の鈴と共鳴する鈴をライオスに渡し、黒魔術で地上へ戻れなくなった時は、使いをやって東方に逃亡できる手配をするから鈴を鳴らすように言います。
そして再び、迷宮の奥へ
一方、ライオス一行は狂乱の魔術師を倒す為、地上へは戻らず再び深層を目指して迷宮を進みます。
まとめ
第17話の内容は原作だと、6巻37話「ハーピー」から6巻38話「キメラ」までになります。
第17話では、ハーピーとキメラ化したファリンに襲撃され、多数の死者と怪我人が出ます。さらにファリンやマルシルの処遇を巡ってライオスとシュローが殴り合いの喧嘩を始めてしまいますが、結局腹が減って本調子でないシュローが負けて、喧嘩は収まります。シュローはファリンを諦めてこの島を出て故郷の国へ戻る決心をし、地上へと戻ります。
一方、古代魔術がバレてしまいファリンの事を島主に報告されることになったライオス一行は、地上へ戻ることも出来ず、ライオスの考えに従って狂乱の魔術師を倒す為に、深層を目指して迷宮を進みます。キメラ化したファリンはかなり凶暴で、他の冒険者を襲うかもしれないので、あまり猶予はありません。ファリンが他の冒険者を襲って騒ぎが大きくなれば、西のエルフがやってきてキメラ化したファリンは倒されてしまうので、その前にファリンか狂乱の魔術師をどうにかしないといけませんが、ライオスは狂乱の魔術師を見つけることが出来るでしょうか?
第18話「シェイプシフター」
第18話「シェイプシフター」の記事です。
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