週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第112話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。ヒンメルの寄り道のため、ヒンメル一行は商人護衛の依頼を受けます。
今週号のサンデー表紙はフリーレン
第42号のサンデー表紙はフリーレンです。つながる表紙という事で、第41号のサンデー表紙とつなげるとコナンと一緒に描かれているフリーレンが見れます。
© 週刊少年サンデー 2023年42号より
勇者と僧侶の友情
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
女神の石碑の情報はなし
今週はフリーレンが未来に戻る為、女神の石碑に関して村で情報収集をしていますが、無駄足だったようで何も情報をありませんでした。ハイターいわく、女神の石碑自体が神話の時代の産物のようで、情報がなくてもおかしくないようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
文献でも残っていれば女神の石碑を解読する手掛かりになるかもしれませんが、そういう情報も村ではなかったようです。フリーレンが、紙は寿命が短いから、管理が甘いとすぐに腐って読めなくなる、と愚痴っています。エルフの時間感覚では紙の寿命短いようで、フリーレンも貴重な魔導書を何度か失っているようです。しかし、アイゼンやハイターの時間感覚ではそんなことはなく、本が腐るのが日常だなんてエルフ恐るべし…、とハイターがつぶやいています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
修道院に写本があるかも…
文献という言葉を聞いたハイターは、修道院になら何かしら残っているかもしれません、と言います。修道士の修行の一環として、古い書物を書き写して複製する写本という作業があり、昔の文献や神話の情報をそうやって現代へと伝えているそうです。修道院にある写本を調べれば何か手掛かりがあるかも、というハイターの言葉を聞き、他に情報もないので修道院に行ってみることにします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
村まで引き返して、村の教会で修道院の場所を聞きますが、たどり着くのが難しい場所にあるようです。しかし、ハイターはどんな困難な道のりでも女神様が導いてくれる、そう祈ったのでたどり着けると、ハイターはヒンメル達に保証します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
断崖絶壁に建つ修道院
実際に教えてもらった場所へ行ってみると、断崖絶壁の場所に修道院は建っていました。なんであんな断崖絶壁に?と、アイゼンは疑問を口にしますが、ハイターは修行のためと答えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
清貧のために極限の環境で自給自足することもあるそうですが、ハイターも断崖絶壁に建つ修道院を見て、まああそこまで極限なのはなかなかないとは思いますが…、とつぶやきます。ヒンメルがフリーレンに、魔法で飛んではいけないのか?と、聞きますが、この時代はまだ飛行魔法を人類は使えないので、人に見られるわけにはいけないと飛ぶことも出来ません。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
修道院までの道は険しく…
フリーレンの飛行魔法も使えないと分かり、ヒンメルは断崖絶壁を登る決断をします。断崖絶壁のそばまで行くだけでも一苦労ですが、先の道はほとんど崖です。ハイターとフリーレンは疲れて休んでいますが、ヒンメルは登りがいがあるな、と言いヒンメルとアイゼンはやる気満々です。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
ワクワクするな、と二人は楽しそうに言い合っていますが、ハイターはその様子を見て体力バカ共とあきれています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
ハイターは、昔からヒンメルはああやってどんなことも楽しんでしまう、とフリーレンに言いますが、フリーレンは初耳のように聞き返します。ハイターとヒンメルが同郷だというのはフリーレンに何度も教えているようですが、フリーレンは覚えていないようです。しかし、それもフリーレンらしいですね、ハイターは言い、もう一度ハイターとヒンメルの子供の頃の話をフリーレンに教えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
ハイターとヒンメルは子供の頃から一緒で、ヒンメルはハイターが無理だと言った事を片っ端から実現して見せたようです。今週の扉絵で、ハイターとヒンメルが子供の頃に襲われた魔物も、子供の頃のヒンメルが一人で倒していてハイターがそれを見てドン引きしています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
ヒンメルのことは信じるハイター
ハイターは、私は今でもひねくれていて、心のどこかで魔王を倒すことなんて無理だと、不可能だと考えている自分がいる、とフリーレンに言います。しかし、ヒンメルならもしかしたら、魔法を足して平和な世界を…、と言いかけてハイターは言うのを止めます。未来の関する出来事は聞くべきことではないとハイターは言い、話をやめます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
どちらにしろヒンメルに付いて行くつもりです、とハイターは言い、私は自分を信じることはできませんが、勇者ヒンメルのことは信じています、とハイターは断言します。その後、修道院には何とかたどり着きますが、写本を見ても女神の石碑を解読する手掛かりは何も見つかりませんでした。さすがに疲れ果ててしまっていますが、ヒンメルはすぐに、よし次だ!と、前向きです。フリーレンはヒンメルに、流石に前向き過ぎない?と、ツッコみ、ハイターは愉快そうに笑います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 112話より
まとめ
今週は最初から村で女神の石碑の手掛かりを聞いて回っていますが、情報は何も入手できません。ハイターが修道院にある写本なら手掛かりがあるかもと言い、修道院に行ってみることにします。しかしその修道院は断崖絶壁にあり、その道のりは困難なものでした。それでも、ヒンメルの前向きさと体力で何とか修道院まで辿り着きますが、結局女神の石碑の手掛かりはなく無駄足に終わります。勇者ヒンメルと僧侶ハイターの友情を再確認は出来ましたが、女神の石碑の手掛かりを入手して、フリーレンが未来に帰還できるのはかなり難しそうです。
葬送のフリーレンは、週刊少年サンデー 2023年43号では休載です。再び休載になるような記述はないのでしばらく休載はなさそう、と予想していましたが、第43号は休載でした。何週かに1度は休載があるのかもしれません。
© 週刊少年サンデー 2023年43号より
次回、女神の石碑の情報を求めて、とある遺跡へと向かいます。
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