【ネタバレ】葬送のフリーレン 第74話「神技のレヴォルテ」の感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第74話のネタバレ、感想です。

 

前回、73話の記事はこちらです。フリーレン、フェルン、メトーデは、北にある放棄された砦に向かいます。

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レヴォルテとの戦い

今週は表紙&巻頭カラーです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

村に残ったシュタルクとゲナウ

村に残ったシュタルクは夜、魚を釣ってきてゲナウに進めます。しかし、夜食は不健康だとメトーデに怒られる、とゲナウは言い魚は食べません。シュタルクは夜食を食べますが、フェルンには言わないでね、とゲナウにお願いし、ゲナウも言わないと約束します。シュタルクはゲナウに村を襲った魔族に心当たりがあるんだろう、と聞くと四刀流の魔族は神技のレヴォルテという名前で、ゲナウの相棒を殺した魔族だとシュタルクに答えます。神技のレヴォルテは魔法で作り上げた四本の剣を自在に操り、剣の重さも自在に変えられるそうです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

 

シュタルクとゲナウが、神技のレヴォルテの名前の由来を話していると、二人とも魔族の気配を察知します。二人とも身構えるとレヴォルテが突然、攻撃してきます。しかし、この奇襲は二人とも読んでいたようで、レヴォルテの攻撃をかわし二人とも無傷です。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

 

レヴォルテは、以前ゲナウと戦っていたことを覚えているようで、ゲナウに何者かと問いただします。しかし、ゲナウはレヴォルテの問いかけには答えず、シュタルクにレヴォルテの斬撃を正面からまともに受けないように注意します。再度、レヴォルテはゲナウに何者か聞きますが、お前は害虫を駆除するときに、一々名乗りを上げるのか?と、ゲナウは言いレヴォルテを害虫呼ばわりにします。レヴォルテは話し合いを止めて、シュタルクとゲナウに四本の剣で襲い掛かります。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

 

シュタルクはレヴォルテの剣技を受け流すだけで精一杯で、ゲナウを守る余裕がなくゲナウの心配をしますが、接近戦は得意だとゲナウは言うと、黒金の翼を操る魔法(デイガドナハト)という魔法を使ってレヴォルテの剣を防ぎます。シュタルクの斧とゲナウの黒金の翼を操る魔法でレヴォルテの剣技を受け流しますが、レヴォルテの剣の手数も反射速度も人間とは桁違いで徐々に押され始めます。そして、とうとうシュタルクはレヴォルテの一撃を正面から受けてしまいます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

二人の連携で、レヴォルテを追い詰める

しかし、シュタルクはレヴォルテの一撃はわざと受けて斬られてようで、ゲナウはレヴォルテの隙をついて黒金の翼を操る魔法で攻撃し、レヴォルテに重傷を負わせ追い詰めることに成功します。しかし、レヴォルテはゲナウの事を思い出し、以前村を襲った時のことを話し始めます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

 

レヴォルテは、相棒の最期を知りたくないか?と、言いますが、ゲナウはレヴォルテの言う事を聞こうとせず止めを刺そうとします。しかし、レヴォルテが最後の助言と言い、生存者の確認はしっかりした方がいい、とゲナウに言うと、廃墟の陰から子供が現れます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

 

ゲナウの隙をついてレヴォルテは子供の方に自分の剣を投げますが、ゲナウは子供をかばうと黒金の翼を操る魔法で、レヴォルテが投げた剣を防ぎます。ゲナウは、悪あがきを…、とつぶやきますが、次の瞬間子供に剣で腹を刺されてしまいます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

 

ゲナウが助けようとしたのは子供ではなく、72話で出てきたレヴォルテの部下の魔族で、魔族は元の姿に戻るとレヴォルテに褒めて…、と話しかけます。しかし魔族が話している途中で、ゲナウは黒金の翼を操る魔法で魔族の体を真っ二つにし、魔族を殺します。レヴォルテは部下の家族が殺されても特に気にせず、ご苦労、大儀だった、と言うだけでゲナウに再び向き合います。ゲナウは死んだ相棒の事が一瞬、頭をよぎったようで、判断が鈍ったな…、と心の中でつぶやきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

ゲナウの回想

ゲナウは相棒が死んだ後、ゼーリエが棺に入った相棒を見て言った言葉を思い出します。この子は少し優しすぎたのかもしれんな、いつの時代もそうだ、やさしい魔法使いは長生きできん、とゼーリエがつぶやくと、相棒は立派な最期だったとゲナウは言います。

それを聞いたゼーリエは、心にも無いことを言うんだな、とゲナウに言うと、お前は嫌な奴だ、優しさの欠片も無い、とゲナウにひどい言葉を投げかけます。しかし、ゲナウはそのままでいいとゼーリエは言い、ゲナウも、仰せのままに、と答えます。その時のことを思い出しながら、やっぱり柄でもないことはするものじゃないな…、とゲナウはつぶやきます。そんなゲナウのつぶやきなど気にかけず、レヴォルテは止めを刺そうと剣を構えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

 

レヴォルテは剣をゲナウに振り下ろしますが、シュタルクはレヴォルテの剣を正面から受け、ゲナウを守ります。レヴォルテはシュタルクが自分の剣を正面から受け止めたことに驚きますが、ゲナウはシュタルクに死んだふりでもしていればいいものを、と自分を守らなくてもいいと言います。しかし、戦いは最後まで立っていた奴が勝つ、とシュタルクは答えます。それを聞きゲナウは、…お前いい奴だと思っていたが、ただの馬鹿だな、だがその考えは悪くない、と自分も死地に付き合うと言います。戦いは追い詰められるほど、生き残ったときの感動は大きいぞ、とゲナウが言うと、そりゃ楽しみだな、震えが止まらないぜ、とシュタルクもゲナウに答えレヴォルテに再び挑みます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 74話より

まとめ

73話ではフリーレン、フェルン、メトーデの様子が書かれていましたが、今回は再びシュタルクとゲナウ側の様子が書かれています。

冒頭、夜食に関する会話がありますが、シュタルクがフェルンを怖がるのはともかく、ゲナウもメトーデを怖がっているのが意外です。やっぱり、メトーデも起こると怖いのでしょうか…。そして、レヴォルテが村を奇襲します。シュタルクの斧とゲナウの魔法、黒金の翼を操る魔法(デイガドナハト)でレヴォルテを追い詰めます。しかし、レヴォルテは部下の魔族を使い、レヴォルテ曰く、人の子供を庇う習性を利用して、ゲナウに逆襲します。レヴォルテが部下の魔族をあっさりと使い捨てる辺りは、魔族らしいといったところでしょうか。再びシュタルクも戦いに参加しレヴォルテに立ち向かいますが、この戦いがどんな結末になるか注目です。

 

次回、フェルンは潜伏して隙を伺おうとしますが、魔族が作り出した霧に邪魔されて苦戦します。

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