週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第113話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。女神の石碑の手掛かりを求めて、ヒンメル一行は修道院の写本を調査しようとします。
今週号のサンデー表紙はフリーレン
今週号はアニメ放送直前という事で、サンデーの表紙になっています。
© 週刊少年サンデー 2023年44号より
女神の石碑の情報収集、難航中
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
結局、女神の石碑に関する情報は修道院にもなく、ヒンメル一行は途方にくれます。仕方なく、北部高原に点在する集落で民話や口伝に何か情報がないか、調べてみることにします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
北部高原の集落は魔物の脅威から自衛するために、複雑で入り組んだ地形にあることが多く、集落に辿り着くだけ体力がいることが多いようです。今まで立ち寄った集落も、崖の上に遭ったり、峡谷の底に遭ったり、大きな湖の孤島に集落があったりと大変だったようです。洞窟の中に集落があったこともあるようですが、ドワーフなら洞窟の中に集落があっても普通なんじゃないの?と、フリーレンはアイゼンに尋ねます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
ドワーフは鉱夫や鍛冶で生計を立てている者が多いので、洞窟の中に集落があっても普通そうですが、日の光を浴びなければ目覚めも悪いようで、流石に住むのは地表が普通だそうです。ハイターが集落を巡るのは大変だと言っていると、ヒンメルが、集落をめぐる分だけその土地の地酒が楽しめるぞ、とハイターを元気付けます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
結局は酒、生臭坊主・・・
すると、地酒と聞きハイターは急にやる気を出して、皆さん急ぎましょうと言います。しかし、次に立ち寄った集落でも情報はなく、ハイターも酒場で情報収集していますが、女神の石碑に関する情報はないそうです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
ハイターはマスターから情報を聞いているようですが、マスターも情報はないそうです。もう、店じまいという事でハイターを引きづって帰ろうとしますが、マスターが何かを思い出します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
その情報というのが、ここから南の森の奥に統一帝国時代の街の遺跡が見つかったというものです。昔この村を拠点にしていた冒険者の一団が話していたそうで、町の中心に大きな聖堂があるそうです。聖堂には何か書物が残っているかもしれず、さらにその冒険者の一団は遺跡を目指したっきり帰ってこなかったようで、貴重な物が残っているかもしれません。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
その遺跡へと行きますが、ハイターは酒を飲み過ぎたようで既に吐きそうになっています。ヒンメルは、いざというときは動ける奴だ、頼りにしているぞハイター、とハイターを評価しますが、ハイターは吐きそうになっていて動けそうにありません。アイゼンはハイターに、背中をさすろうか?と、気を遣いますが、そんな様子を見て、頼りないなぁ…、とフリーレンは愚痴をこぼします。ヒンメルはフリーレンに魔力探知の結果を聞きますが、鐘楼の所に竜がいてフリーレンは魔力探知するまでもないと言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
竜は皇獄竜という竜種で、北部高原に生息する最強の竜種です。この遺跡一帯が縄張りのようで、魔力探知の範囲内にはこの皇獄竜以外の魔物は一匹もいません。さらにヒンメル達が会話をしていると、皇獄竜はいきなり攻撃をしてきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
フリーレンが防御魔法で皇獄竜の攻撃を防ぎますが、フリーレンは逃げた方がいいとヒンメルにアドバイスします。しかし、ヒンメルは逃げることなくすぐに作戦を立てて、アイゼンには前方で敵を引き付けるように言い、ハイターには後方支援を指示します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
皇獄竜に勝利
ヒンメル達は皇獄竜に苦戦しながらも、何とか勝利します。ハイターはヒンメルの怪我を魔法で治療しようとしますが、怪我をしていないハイターが一番死にそうになっています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
ヒンメルは、見たか僕の最後の一撃、格好良かっただろう、と自慢しますが、一歩間違えれば俺達は消し炭になっていたがな、とアイゼンは答えます。勝てたのは皆のお陰だ、とヒンメルは言い、ハイターの治療を受けます。そんな風景を見ながらフリーレンは、騒がしいと思いつつ、激闘の後はいつもこんな感じだったとヒンメル一行のやり取りを懐かしく思います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
ミミックにくわれるフリーレン
ヒンメル達は変わらないとフリーレンが言うと、そんなの当たり前だろ、とヒンメルは答えます。そして、フリーレンは変わったような気がする、なんだか達観しているように見えるとヒンメルが言うと、色々あったからね、とフリーレンは言い、魔法の技術も進歩して今よりずっと強くなったし、弟子とかも取るようになったとフリーレンは答えます。頼りがいがあるな、とヒンメルが言うと、フリーレンは自信満々に、でしょ、と答えます。その後、早速聖堂の探索をしますが、フリーレンはいきなりミミックにくわれてしまいます。暗いよー!!怖いよー!!と、叫ぶフリーレンに、ヒンメルは呆れたように、全言撤回だな、とつぶやきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 113話より
まとめ
女神の石碑の情報を探して色々な人に聞いて回りますが、かなり苦戦しています。仕方なく集落に残っている民話や口伝からも探ろうとし、町の酒場でマスターから遺跡があるとの情報を得ます。その遺跡の聖堂へと行ってみますが、遺跡の聖堂を縄張りにしている皇獄竜がいて、聖堂を探索することが出来ません。そして、ヒンメル達は苦戦しながらも皇獄竜を倒し、聖堂の探索を行います。自信満々で頼りがいがあるとアピールしていたフリーレンですが、昔と変わらずミミックにくわれている所を見られて最後はヒンメル達に呆れられてしまいます。
女神の石碑に関する情報は、全く見当たらずかなり苦戦しそうです。しばらく、情報収集の旅が続きそうな雰囲気です。
次回、キーゼルという名前のドワーフから女神の文献に関する情報を入手します。
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