【ネタバレ】葬送のフリーレン 第56話「フェルンの杖」の感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第56話のネタバレ、感想です。

 

前回、55話の記事はこちらです。第二次試験もクライマックスですが、倒したはずの複製体が次々と復活してきます。

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壊れてしまったフェルンの杖を巡って

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

第三次試験まで、休息

シュタルクが、また知らないお爺さんに絡まれています。シュタルクがあきれていると、知らないお爺さんと入れ替わりに、今度はフェルンがやって来ますが、フェルンがブチギレてます。シュタルクが怖がっていると、フェルンが理由を話してくれますが、どうやらまたフリーレンと喧嘩したようです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

フリーレンの複製体との戦いで壊れてしまった杖ですが、フェルンは直して使い続けたかったようです。しかしフリーレンは古い杖は捨てて、新しい杖を買った方がいいと言ったようです。フェルンの杖はハイターから貰った杖で、個人的な思い入れがフェルンにはあります。シュタルクは、フリーレンに悪気があった訳じゃ…、とフォローしますが、私には捨てるだなんて発想はなかった、とフェルンは落ち込みます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

場面変わって、ラヴィーネとカンネが二人っきりで話していますが、ラヴィーネは二次試験で落ちてしまったため、落ち込んでいます。カンネは、なでなでしてあげよっか?と、ラヴィーネをおちょくりますが、ラヴィーネはカンネに対して無反応です。いつもならラヴィーネはカンネに馬乗りになり、カンネの髪を引っ張ってしまいそうですが、ラヴィーネは早く馬鹿にするようにカンネに言うばかりです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

カンネは、…こりゃ重傷だね、とつぶやいていると、そこにフリーレンが袋を持って、二人の元にやって来ます。続いて、デンケンとラオフェンがリヒターの店を訪れています。デンケンはリヒターに、今回は運が悪かった、とリヒターを気遣いますが、負けは負けだ、俺の実力が足りなかった、とリヒターは冷静に言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

そして、リヒターは落ちたのが俺でよかった、一級試験は三年に一度、デンケンのような老いぼれに三年後はないかもしれない、とデンケンに嫌味を言います。しかし、デンケンは言い返すこともなく、…確かにな、と納得してしまいます。嫌味に対して何も言い返さないので、リヒターはデンケンに、言い返せ、と言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

その後デンケンはリヒターの事を、本当に生意気な若造だと言い、目的のためなら弱者を足蹴にすることも厭わない、とても褒められたような人間でない、とひどい言い方をします。しかし、お前になんの嫌悪も抱いていない、きっと昔、わしがそういう生意気な若造だったからだ、とデンケンは言います。そんなデンケンも今は宮廷魔法使いの地位にいると言い、三年後のお前は今よりずっと強くなっている、とリヒターをデンケンなりに元気付けます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

フリーレン、フェルンの杖の修理を依頼

ラオフェンは、デンケンは不器用なんだ、とフォローをして店から出ていきます。二人から元気付けられ、多少気分が良くなったリヒターですが、そこにフリーレンが現れて、杖を修理して欲しいとやって来ます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

フリーレンが持っていた袋の中身は、フェルンの壊れた杖でしたが、バラバラだったのでリヒターはゴミと勘違いしてしまいます。フリーレンは、ゴミじゃないよ、…たぶん、と否定しますが、リヒターはフリーレンのせいで最悪な気分に戻ったと言い、この杖は諦めるように言います。そう、できないならいいや、とフリーレンが諦めて店を出ようとしますが、出来ないと言われてリヒターは急にやる気を出します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

リヒターはフェルンの杖を直し始めますが、フリーレンは第三次試験には間に合わせたいからと、今日中に直して欲しいと言います。無茶を言いやがって、と言いながらもリヒターはフェルンの杖を直しますが、手入れの行き届いたいい杖だと分かり、ゴミだなんて言って悪かった、とリヒターはフリーレンに謝ります。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

一方、フェルンとシュタルクは宿に帰ろうとしますが、フェルンはフリーレンが自分の事をまるで分っていないと、まだ怒っています。そんなの俺だってわかんねぇよ、とシュタルクが言うと、フェルンはポコポコとシュタルクを叩いて、シュタルクに八つ当たりします。シュタルクから、わかろうとするのが大事だと思うんだよ、フリーレンは頑張っていると思うぜ、と言われますがフェルンは納得出来ません。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

ハイターとの記憶が蘇る

納得出来ないまま、フェルンが宿に戻るとフリーレンが戻っていて、フェルンのベッドの上にはフェルンの杖が直った状態で置かれています。それを見たフェルンはハイターとの会話を思い出します。ハイターは、フリーレンは感情や感性に乏しい、それが原因で困難や行き違いが起こることもあるでしょう、とフェルンに話しています。でも一つだけいいこともあります、とハイターはフェルンにさらに話します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

 

その分だけきっと、フリーレンはあなたのために思い悩んでくれる、彼女以上の師はなかなかいませんよ、というハイターとの会話を思い出します。フェルンは杖を手に取りますが、表情は笑顔になっています。そして朝になり、第三次試験が始まります。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 56話より

まとめ

第二試験も終わり、今回はフリーレンとフェルンは休息を取っています。フェルンは戦闘で壊れた杖を直したいとフリーレンに言ったようですが、フリーレンは古い杖は捨てて新しい杖を買おうと言ってしまったようです。バラバラになった古い杖を直すよりも、新しい杖にした方がいいとフリーレンは考えたようですが、フェルンをブチギレさせてしまいます。この辺、まだまだフェルンの感情とかを、よく理解出来ていないフリーレンらしい発言ですね。

予告には魔法使い試験終了までラスト2話、とあるので、この予告を信じれば、魔法使い試験編もあと少しで終了となりそうです。

 

次回、第三次試験はゼーリエが試験官を担当することになります。

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コメント

  1. dann より:

    なんか、みんな好きw。デンケンまだ受かったわけじゃないのにw。まあ、デンケンは受かりそうだけど。リヒターもまた好感度が上がった。ラオフェンはデンケンのナンなんだという突っ込みにも笑ったけど、ラオフェン良い子やな。三次試験突破は厳しそうだけど。唯一のマイナスはフェルンかな。まずは自分で直そうとしなきゃ。今回のテーマ「壊れてしまったフェルンの杖を巡って」はとても現実的なテーマだと思う。どんなに思い出があり大切に使ってきたものでも壊れる時は必ず来る。どんなに大切な人もいつか必ずこの世を去ることにも似ている。原則としてフリーレンが「新しい杖を」と言ったことは正しいと思う。これまで、親しい人との別れを繰り返してきただろうフリーレンらしい言葉、判断だと思う。そして、それを良く分かった上で修理しようとしたフリーレン、と言う風にもとれる。そして「そんなの俺だってわかんねぇよ」と言うシュタルクも良いなと。シュタルクらしい素直さがあって。個人的にはフェルンがハイターに貰った杖に固執することから離れられれば人としての成長が描かれたと思うわけですが、フリーレンの以来でリヒターが修繕してくれたという話も良いと言えば良いですね。

    • 管理人 より:

      確かにフェルンは、フリーレンに頼らず自分で杖を修理(依頼)してもよかったですね。
      この辺、フェルンはフリーレンの「お母さん」を普段はしていても、ちょっと掘り下げるとフリーレンに甘えてるってところでしょうね。

  2. dann より:

    あ、「依頼」ですね。