TVアニメ 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」のネタバレ、感想です。2025年4月8日(火曜)より、日テレ系30局ネット、及びネット配信で放送開始です。
詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Videoで国内最速配信されるので、ご確認下さい。
前回の記事です。

目次
第10話「イオマグヌッソ封鎖」
ペルガミノが会見を開き、平和目的のソーラレイやイオマグヌッソの完成式典に我がサイド6も出席できる事を大変誇らしく思っている、とカメラの前で語っています。その完成式典の会場らしき場所には既にキリシアが到着していて、ここでギレン総帥とも会うようです。
ギレンとキシリアが会うのは父親のデギンの葬儀以来ですが、ギレンはコロニー落としで人類の半分を殺した罪悪感を背負ってよく眠れていないらしく、キシリアはその程度の凡人にイオマグヌッソは扱えないと辛辣です。ギレンは国家親衛隊のビグ・ザムも4機投入しているようですが、ギレンがそれだけキシリアを警戒している表れだそうです。ソドンではジークアクスとキケロガが訓練から帰投してきます。アマテは未だに国際手配のお尋ね者ですが、シャリア・ブルに協力しているようです。
シャリア・ブルは明日の式典で、キシリアとギレンを同時に殺すつもりの様ですが、まだアマテに計画は話していません。アマテは再び独房に拘束されますが、コモリから着替えを毎回受け取っていて、アマテとコモリの会話からも二人はそれなりに親密になっているようです。
アマテは訓練中にシャリア・ブルからシャロンの薔薇の事やシャアの事、さらに木星で起きた出来事を聞いてしまいた。シャリア・ブルは木星で起きた事故によって自分は空っぽになったと言い、そして初めて自由になったともアマテに教えると、アマテに自分の銃を渡します。
ニャアンとエグザベは軍事作戦に向けて準備中
一方、ニャアンとエグザベは軍事作戦に向けて準備をして、大量のギャンやジフレドが配備されています。エグザベはニャアンに食事は取ったか?と聞くと、ニャアンはカオマンガイを作って残りはパックしておいたと答えます。カオマンガイとはタイのチキンライスですが、エグザベはそれを聞いて興味が出て僕にも食べさせてくれと言います。しかし、ニャアンは手料理ってまるで彼女みたいと答え、エグザベはそんな深い意味はないと焦ります。好きな人のためにしか作らないと言うニャアンですが、キシリアには手料理を振舞いたいようで、ニャアンはすっかりキシリアに愛着を持っているようです。
キシリア、ギレンの秘書官のセシリア、チャップマン大将の三人が部屋でギレンの到着を待っています。いつまで待たせるつもりかとキシリアがセシリアに聞きますが、セシリアは高圧的に、お忙しい方なのです、とキリシアに答えます。セシリアは大将のチャップマンとも対等に話している様子から、ギレンの側近としてかなり増長しているようです。
ギレン、あっさりと暗殺される
ギレン到着後、ギレンとキシリアはニュータイプに関して言い争いとなりますが、キシリアがギレンの父親殺しの噂話を出すと、逆にセシリアとチャップマンはキシリアのマスク姿を軟弱な態度と責めます。しかし、セシリアとチャップマンがキシリアを責めている途中、ギレンを含めてキシリア以外の人間が突然、苦しみだします。これはキリシアがあらかじめ用意していた気化毒によるもののようで、ギレンはあっさりとキシリアに暗殺されてしまいます。
ギレン派の国家親衛隊を排除へ
キシリアはギレンの父親殺しがどうしても許せなかったようで、それが理由で今回の暗殺を強行したようです。
キシリアは部下のマリガンにイオマグヌッソの封鎖を指示し、この宙域のギレン派の国家親衛隊を排除しようとニャアンのジフレドやエグザベ率いるギャン部隊を出撃させます。ア・バオア・クーに関しては、キシリアに考えがあるようでこの段階では特に指示は出していないようです。
ジフレドやギャン部隊はまずはビグ・ザムを無力化するため、優先してビグ・ザムを叩きます。当初はビグ・ザムのIフィールドやメガ粒子砲に苦戦しますが、ジフレドがビット兵器でビグ・ザムを翻弄した後、隙を突いてゼロ距離でビームライフルを放ちビグ・ザムを破壊します。また、ギャンも近接戦闘でビグ・ザムを破壊し、ビグ・ザムは無力化されます。
その後ニャアンはキシリアから銃と一緒に預かっていた書類を思い出し、書類の中身を確認します。そして書類の中身を見たニャアンは、キシリアから命じられていた特命を実行するためにイオマグヌッソに入っていきます。
戦略兵器だったイオマグヌッソ
一方、ソドンでもキシリア派近衛部隊とギレン派国家親衛隊が戦闘している事に気付き、第一種戦闘配置を命じます。シャリア・ブルはキシリアの方が一枚上手だったことを認めて、アマテを独房から出すとジークアクスでシャロンの薔薇に眠る少女を救い出して欲しいと頼みます。シャリア・ブルはこれ以上、ニュータイプが人殺しに利用されることを避けるため、アマテと協力してシャロンの薔薇が引き起こすゼクノヴァを利用した戦略兵器・イオマグヌッソを止めようとします。
一方、イオマグヌッソに入っていたニャアンはもう一度キラキラを起こせば、キラキラの向こう側に消えたシュウジを呼び戻せるはずと考えていました。イオマグヌッソ内のシャロンの薔薇が格納されている場所では、レオ・レオーニ博士や第8話でも登場したその娘のティルザ・レオーニ、シロウズが会話をしていましたが、そこにジフレドが強襲してきます。

ジフレドが施設を破壊した事によって、レオ・レオーニとティルザ・レオーニは施設ごと吹っ飛ばされ生死不明ですが、死亡の可能性が高そうです。しかし、シロウズだけはジフレドの強襲をあらかじめ察知していたような素振りを見せて、一人難を逃れて逃亡します。
ニャアンはジフレドの顔部分とイオマグヌッソを接続、キシリアに貰った書類に書かれていたミッションコードを入力、この作業点でゼクノヴァを起こそうとします。
ニャアンがミッションコードを入力するとイオマグヌッソが動き出し、シャロンの薔薇でゼクノヴァが発生します。
イオマグヌッソはゼクノヴァのエネルギーを利用して、ア・バオア・クーと国家親衛隊の主力艦隊を月の裏側からイオマグヌッソ付近まで強制移動させると、その後ア・バオア・クーと主力艦隊を跡形もなく消滅させます。
アマテはシャロンの薔薇が泣いているとつぶやくと、こんな恐ろしい兵器を使った誰かに憤ります。まだニャアンが兵器を使用したことを知らないアマテは、エグザベのギャンにどけと叫び、イオマグヌッソに行こうとしますがギャン部隊に囲まれてしまいます。
しかしシャリア・ブルのキケロガが現れ、ここは私が抑えると言うと、アマテに先に進むように言います。エグザベはシャリア・ブルにあなたは何者かと問うと、私はニュータイプがニュータイプとして生きられるよう作りたいだけ、とシャリア・ブルは答えます。
対峙するジークアクスとジフレド
一方、イオマグヌッソを使用したニャアンですが、イオマグヌッソとの接続は負担が大きいのかニャアンは体調がかなり悪そうで、気持ちが悪いとつぶやきます。そこにジークアクスが降りてきて、ジフレドと対峙します。アマテはニャアンがジフレドに乗っている事を知りませんが、このままアマテとニャアンは争う事になるのでしょうか?
まとめ
第10話では、ついにギレン総帥が登場します。しかし驚いたことにギレンは登場後、即キリシアに暗殺され退場となります。全12話しかないので尺が足りないのはうすうす感じていましたが、ギレンが登場、その後約1~2分で即退場は驚きました。出来ればギレンが一年戦争後、五年の間何をやっていたかもうちょっと知りたかったです。
そして、イオマグヌッソですが全地球環境改善用 光増幅照射装置のような平和目的のソーラレイではなく、やはり戦略兵器でした。イオマグヌッソが使用されア・バオア・クーとギレン派の主力艦隊が消滅してしまいます。キシリアはマリガンにア・バオア・クーに関しては特に指示を出していないように見えましたが、最初からニャアンにイオマグヌッソを使用させてア・バオア・クーを消滅させるつもりだったようです。
いよいよ後2話で最終回ですが、アマテとニャアンが争う事になりそうです。このままどちらかが死んでしまうのか、それともエンディングのように仲直りしハッピーエンドになるのか?第11話のサブタイトル「アルファ殺したち」が何を意味するのかや、逃亡したシロウズの行方も気になるので、第11話に注目しましょう。
第11話「アルファ殺したち」
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」のまとめ記事を書いています。

コメント