6巻には第二十八話から第三十二話まで掲載されています。また描き下ろしマンガ EXTRA11~EXTRA13が収録されています。
前巻、5巻のあらすじ、ネタバレ記事です。ホームレス生活をしていたアンズですが、今度はラーメン屋に住み込みで働くかたちとなります。
目次
6巻の収録内容
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
第二十八話 そしてヒナはいつも通り
中華料理店「来々軒」で働いているアンズのもとに、ヒナとアンズのいた組織の警備主任 斑鳩景が未来からやって来ます。アンズは自分が任務に失敗したから処分されると思い覚悟を決めひと思いにやりなさいと、斑鳩に言いますが、斑鳩はアンズがKIAと認定されていて既に任務中に戦死したと思われていると言われ、アンズは組織内での軽い扱いにショックを受けます。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
第二十九話 超能力少女誕生
ヒナは自分が通っている中学校で掃除中に超能力を使っているところを、クラスメイトの新庄マミに見つかってしまいます。驚いた新庄はそのまま走って自宅まで帰り、自室に閉じこもります。新庄はオカルト本や超常現象に強い関心があって、ヒナが超能力を仕えていた事実に興奮しますが、うかつにヒナに超能力の事を聞くと大きな組織に消されてしまうかもしれないと思い悩みます。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
EXTRA11 自由への叫び
新田に折られた右足ですが、やっと骨折も治り圧倒的開放感を満喫するヒナです。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
第三十話 がんばれ仁志くん
ヒナは公園のベンチで前田仁志という、男子中学生に会います。前田は家に帰りたくないほどの悩みを抱えていて、一人になりたいとヒナに公園から出ていくように言いますが、ヒナも家に帰ったら新田に親子の縁切られる位の問題を抱えていて、結局ヒナと前田はお互い家に帰れず、ゲームセンターで暇をつぶします。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
第三十一話 川の流れのように
瞳はバーでバーテンダーのアルバイトをするようになってから、自宅に帰宅する時間が遅くなり、友達のところで遊んでいた、急に友達の家に泊まることになったなど理由をつけてごまかしていました。しかし、とうとう母親から問い詰められ仕方なく、バーでバーテンダーのアルバイトをしている事を正直に話します。しかし母親は信じず、バイト代が振り込まれている通帳を見せても、そのお金は援助交際で稼いだお金だと誤解されてしまいます。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
母親に信じてもらえず自暴自棄になった瞳は、詩子のところに相談に来ます。詩子に相談した瞳は、詩子から家出するように煽られて、ついに瞳は家出を決意します。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
EXTRA12 必殺仕事人
バイト三昧の瞳はあるヒーローショーでセントラルパークのバンドのアツシたちと一緒にバイトすることになります。しかしヒーローショーでの着ぐるみは思った以上に、重労働で瞳は途中あまりの暑さに倒れてしまいます。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
第三十二話 血と暴力と金に餓えた男
新田はTV局のプロデューサーから、今ヤクザ会で一番イケイケで数々の伝説を持っているあなたをドキュメンタリー取材したいと言われます。TV局のプロデューサーは一筋縄ではいかない裏家業の新田から取材の許可を取るのは大変難しいと命をかける覚悟で依頼しますが、新田はちょろく簡単に取材の許可が取れてプロデューサーは拍子抜けします。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
EXTRA13 組とマスコミと子に泣いた男
第三十二話で受けたドキュメンタリー取材はプロデューサーに編集しなおされて、完全に現実の新田とは別人のような人物として放送されました。その内容があまりの内容だったので、若頭たちから徹底的にからかわれます。番組のヤラセ、捏造だと訴えても聞いてもらえず、新田は憤慨しながら自宅に帰ってきます。
© 大武政夫 ヒナまつり 6巻より
まとめ
今回またしても未来の超人会から組織の人間が送り込まれてきます。組織の警備主任 斑鳩はヒナの行動を観察しますが、未来では暴走して街を吹っ飛ばしたヒナが、この時代ではちゃんと交通ルールを守る、店の商品はお金を払って手に入れる、ゴミはゴミ箱へ、といったルールを守っていて驚愕します。しかし、そのおかげでヒナはとりあえず組織から消されることは無くなり、ヒナはいつも通りの生活に戻ります。
他、新庄、前田、瞳、新田さんたちが可哀そうな目にあっています。
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7巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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