【ネタバレ】呪術廻戦第267話「人外魔境新宿決戦㊳」あらすじ、ネタバレ

週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦第267話のネタバレ、感想です。

前回の記事はこちらです。虎杖は伏黒の魂に話しかけますが、伏黒は生きる意志を無くしたままでした。

【ネタバレ】呪術廻戦第266話「人外魔境新宿決戦㊲」あらすじ、ネタバレ

週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦第266話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。虎杖が昔住んでいた岩手県の町を巡りながら、虎杖は宿儺に昔の思い出を見せていきます。伏黒に復活の兆しが伏黒の魂に語りかける虎杖虎杖が再...

釘崎、復活！
まとめ

釘崎、復活！

週刊少年ジャンプ 2024年39号では、表紙＆巻頭カラーです。

こちらが巻頭カラーです。

五条と乙骨の入れ替え修行中の様子

場面は新宿決戦前に戻り、五条と乙骨の入れ替え修行中の様子です。乙骨（体は五条）が五条（体は乙骨）に、“宿儺の指”の最後の一本をくれと言っています。入れ替え修行では肉体と精神が入れ替わっても脳の記憶は読めず、乙骨には五条がどこに“宿儺の指”の最後の一本を隠したか分かりません。

しかし五条は乙骨の要求を拒否、確かにリカが“宿儺の指”の最後の一本を食べれば模倣（コピー）条件を満たせると五条は推測します。しかし、“宿儺の指”の最後の一本では20分の1にしかならず、乙骨の狙い「御廚子の術式情報の解析」には足りないんじゃない？と、五条は拒否した理由を言います。これには呪言でさえ乙骨は狗巻に聞かないと分からないことが多かったようで、乙骨もこれに同意します。だったらここで宿儺との繋がりを失うのは得策じゃない、賭けだよ、秤風に言うと“熱”…………かな、と五条は付け加えますが、ここでは乙骨は何のことか分かっていません。ここで五条と乙骨の入れ替え修行の様子は終わり、乙骨、虎杖、冥冥の話し合いの場面へと移ります。ここでは自分の体に戻った乙骨が、虎杖に模倣（コピー）術式の条件を詳細に説明しています。より強い術式を模倣（コピー）するには、術師にとってより致命的な部位を摂取しないといけないが、使用回数の縛りを入れれば致命的な部位でなくても条件は満たせるそうです。

虎杖は乙骨の模倣（コピー）術式の条件の説明を聞き、反転術式が使える五条や秤なら腕をリカに喰われても、コピー済みになった後反転術式で腕を治せば乙骨は五条や秤の術式を模倣（コピー）しておけるのでは、と乙骨に提案します。しかし、リカが肉体の部位を摂取した後反転術式で再生した時点で、呪術的価値は0になってしまい模倣（コピー）の条件は満たせなくなるそうです。狗巻や来栖の腕は現代医療と乙骨達の反転術式では再生不能と判断されたから、使わせてもらっているそうです。シャルルの場合は肋骨の一部をリカに喰わせたようで、戦いが終わった後に反転術式で治すという条件で模倣（コピー）術式の条件をクリアしたようです。冥冥は東堂が言っていた“共振”を心配し、虎杖に情報と作戦を渡していいのか乙骨に聞きます。乙骨は虎杖の思考を宿儺が読めないことを根拠に、虎杖の持つ情報や思考までは宿儺に共有されない、と推測し虎杖に戦闘直前に動揺させないために事前に作戦を話していると冥冥に説明します。そして、虎杖の肉体には既に宿儺の術式が刻まれていて、五条が六眼で確認したから間違いない、と乙骨は断言するとある提案を虎杖にします。

その提案内容が明かされる前に場面は虎杖と宿儺の戦いに戻り、宿儺は虎杖の左手の薬指と小指が欠損している事に気付きます。小指は伏黒の肉体に移る時に使った指ですが、宿儺は薬指に関しては知らず、またこの傷は今出来た傷でもありません。ここで宿儺は第251話で乙骨が言った、“宿儺の指”、最後の一本回収できなかったでしょう、というセリフを思い出します。

【ネタバレ】呪術廻戦第251話「人外魔境新宿決戦㉓」あらすじ、ネタバレ

週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦第251話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。乙骨の領域展開と虎杖の魂を捉える打撃で、宿儺を削っていきます。宿儺、捨て身の世界を断つ斬撃「解」最後の「宿儺の指」を喰っていた宿儺は...

乙骨の嘘（ブラフ）

宿儺は第251話の乙骨の言葉でリカが“宿儺の指”を喰ったのだと判断しましたが、それは嘘（ブラフ）で御廚子の模倣（コピー）条件を満たしたのは虎杖の薬指だったのだと気付きます。先ほどの乙骨が虎杖にした提案とは、宿儺と戦いになる直前に虎杖の薬指をリカに喰わせてくれないか？という提案だったようです。そして、場面は螺旋階段で糸に縛られている“宿儺の指”に移り、そこには楽巌寺と歌姫がいました。楽巌寺は特級呪物である“宿儺の指”に術式を貫通させることが出来るか心配しますが、歌姫は呪物の破壊を目的から外して術式効果のみを通す事だけに特化した縛りがあるので或いは……、と可能性を信じます。

それより彼女が目覚めてから半刻（一時間）も経っていない事の方を、歌姫は心配します。その彼女とは渋谷事変で戦線離脱した釘崎野薔薇でした。

左目に眼帯をした釘崎は、喜べ男子ども、と第1巻4話で虎杖、伏黒に自己紹介した時のセリフを言っています。

そして釘崎は藁人形に“宿儺の指”をつけて呪力を籠めた釘を打ち込み、芻霊呪法「共鳴り」を打ち込みます。

釘崎の芻霊呪法「共鳴り」

芻霊呪法「共鳴り」によって、“宿儺の指”を通じて宿儺本体に大ダメージが与えられ、宿儺は領域展開を使用できません。宿儺は彌虚葛籠で虎杖の領域に対抗していましたが、前回で宿儺は彌虚葛籠を解かされていて、このままでは小僧の必中術式が、と宿儺は焦ります。

共鳴りをきめて、オッパッピーだよ馬鹿野郎！！と、釘崎は言います。釘崎の共鳴りに気付いたのか虎杖の表情は嬉しそうです。

ちなみにここの釘崎の、オッパッピーだよ、のセリフは、4巻32話の虎杖のサプライズ登場のセリフを言っていて、喜べ男子ども、と合わせて二つとも虎杖絡みのセリフです。

そして、虎杖は必中術式となった魂の境界に絞った「解」を宿儺に浴びせます。

さらに虎杖はパンチを宿儺に浴びせて、ついに宿儺は指を吐き出してしまいます。それでも宿儺は勝利を諦めず、虎杖に反撃します。

付け焼き刃の領域ごときで！！俺を剥がしきれると思ったか！！と、宿儺は諦めません。また虎杖がずっと反転術式で怪我を治せておらず限界をとうに超えている事や、領域による莫大な呪力消費に気付いており、ここで終わるのは貴様だ！！と、宿儺は虎杖を攻撃します。

ここで逕庭拳が炸裂

しかし虎杖は時間差の二重の衝撃、逕庭拳をきめて宿儺を再び追い込みます。

最後に「黒閃」が炸裂

宿儺が逕庭拳にひるんだ隙をつき、最後は呪力を籠めた拳で「黒閃」を再びきめて宿儺に止めを刺します。

まとめ

第266話の最後で螺旋階段で糸に縛られている“宿儺の指”が出てきて、あれは虎杖か伏黒の身体の中にある指かと推測していましたが、この推測は外れていました。そもそも、ずっと前の第251話の乙骨のセリフに嘘（ブラフ）がありました。第251話の、“宿儺の指”、最後の一本回収できなかったでしょう、という乙骨のセリフは嘘（ブラフ）で、乙骨は“宿儺の指”をリカに喰わせておらず御廚子の模倣（コピー）条件は虎杖の薬指の方で喰って満たしていました。

そして渋谷事変以降、生死不明だった釘崎がこのタイミングで復活、隠していた最後の“宿儺の指”を使って芻霊呪法「共鳴り」を打ち込み、宿儺に大ダメージを与え勝負を決定づけます。しかし釘崎は10月31日の渋谷事変で死にかけて、今回の12月24日の新宿決戦まで二か月近く眠っていたはずですが、目覚めて半刻（一時間）でいきなり共鳴りを打ち込むのはかなり無理をしている気がします。見た目はいつも通りの釘崎ですが、体調は大丈夫でしょうか？

これでさすがに宿儺も倒されて、新宿決戦も決着だと思いますが、秤と裏梅の戦いはどうなっているのでしょうか？後4話で最終回なので、ここから宿儺がさらに復活や裏梅参戦は無いと思いますが、次回はどのような展開になるでしょうか？

次回、人外魔境新宿決戦、ついに決着です。そしてエピローグが始まります。