週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第112話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。座村と剣聖の戦いに決着がつき、座村の身体は灰となって消えていきます。

新たな妖刀を作るチヒロ、そして第一部完
あれから4日後
チヒロと座村が剣聖に敗北してから4日後、巻墨はイヲリを保護してどこかの建物の地下にいました。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
剣聖はあの後、日本中に「宣戦布告」を行っていて新聞やラジオなどのメディアが、英雄・剣聖が18年の沈黙を破った事や宣戦布告した事を報道していました。具体的にどんな宣戦布告だったのかは分かりませんが、多分悪人に対して宣戦布告したような形だと思います。ラジオからは、もう悪に怯える必要はないのでしょうか?といった感じで、一般の人は今の状況に少し戸惑っているようにも感じます。巻墨は神奈備本部の状況が読めなかったので、千鉱個人にだけ信号を送っていて、他の人には接触していないようです。まだ千鉱からは返信がないようですが、巻墨もイヲリを危険には晒せないと動けないでいるようです。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
イヲリは巻墨が回収した飛宗を大切そうに抱えていました。その時、扉が開いてチヒロが入ってきます。巻墨が座村の行方を聞きますが、チヒロは何も答えず全員が座村が無事でないと察します。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
座村の死をイヲリ達に告げる
チヒロは、自分が戦いの鍵を握っていたから敗けた、と自分を責めます。そして、座村が自らの命を犠牲にして皆を救った、とチヒロが言うと、イヲリは、……もう…どうにも…ならないんですか……、と悔しそうに飛宗を抱きながらつぶやきます。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
座村を蘇らせる手がある?
それを聞いたチヒロは、…なる、とつぶやきます。“なる”とチヒロが言った事が信じられず、巻墨がチヒロに聞き返すと、チヒロはまだ手はあると答え、巻墨が詳しく説明を求めます。座村が最後に“黒い力”を使ったとチヒロは全員に説明し、“黒い力”とは国重が計り知れなかった妖刀の奥行、命を犠牲する力、いわば妖刀の奥義、だと全員に言います。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
真打「勾罪」だけが常にその力を使う、しかし他の妖刀にもその可能性はあった、そして座村は自らの命を燃焼する事で、その奥義を使い灰になった、とチヒロは言います。さらに自分は飛宗の力で一度死んで蘇った、ただ息絶えたのなら話は別だが、座村は飛宗の力で灰になった、なら同じ力、もう一度黒い“雀”だったらもしかしたら座村を蘇らせられるかもしれない、とチヒロは座村が生き返る可能性について話します。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
確証もなく希望的観測だが、根拠はある、とチヒロは言い、さらに座村は決して君との日々を諦めていない、とイヲリに告げます。しかし、郎は“命を犠牲にする力”なら同じ力を使うには生贄ってのが要るんじゃ、と誰か犠牲になる必要があるのではとチヒロに聞きますが、チヒロは妖刀が自らの身を犠牲にして黒い力を発揮した刳雲の時の事を話します。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
妖刀にも…命の様な概念が在る…のだと思う、とチヒロが言うと、郎はこの飛宗自体を犠牲にすれば、また黒い力が使えると言い、杢も早速やろうぜと言います。しかし、チヒロは今は無理だと言い、“死の間際”である事が条件で、飛宗で黒い力を使うにはまず飛宗を折らなければいけない、とチヒロが言います。それを聞いたイヲリは飛宗を自分の膝で折ろうとする無茶をします。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
当然折れる訳もなく、イヲリは膝の痛みに苦しみますが、チヒロはイヲリに、……俺に任せて欲しいと言います。妖刀を折る術なら知っている、とチヒロは言うと、チヒロは郎から布に包まれたある物を受け取ります。飛宗と一緒に降ってきた物らしいですが、剣聖の目的は“悪人”を殺すことだが、その裁量がどこまで及ぶか分からず、巻墨やイヲリに身を潜めるように言います。かつての妖刀封印に加担した人や、その近しい人達は皆それぞれ身を潜めているそうです。そして郎から受け取った物を包んでいた布を取ると、そこには折れた淵天がありました。チヒロは座村が残してくれたこの火種を大きくすると言い、昔国重と一緒に刀を打っていた小屋へと向かいます。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
一方、剣聖は座村が最後に残した、お前の呪いもきっと…、という言葉を思い出すと、座村に斬られた胸の傷が痛みだします。そして剣聖は、呪い?俺が戦争で得たのは“学び”だ、と自分自身に言い聞かせます。この時、俺が戦争で得たのは“学び”だ、という剣聖のセリフのバックには、赤ん坊が描かれていますが、これは誰の赤ちゃんの頃のものでしょうか?チヒロでしょうか?それとも、剣聖?
© 外薗健 カグラバチ 112話より
チヒロは刀匠としての服装に着替えると、刀を打つ道具の準備をし始めます。そして、国重が昔言っていた言葉、こいつらは別に正解じゃない、や、これから自分の眼で世の中を見て、を思い出します。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
さらに今まで戦った相手、双城厳一、香刈緋雪、漣京羅、幽の言葉も思い出します。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
そして剣聖の、悪人は皆殺しだ、という言葉も思い出しながら、何の為にどんな刀を作るべきか、とチヒロは考えます。さらに机の上には折れた淵天や折れた刳雲?の他に、チヒロが書いたと思われるメモがありますが、新・淵天という文字や新・刳雲といった文字がありました。新しい淵天や刳雲を作るつもりでしょうか?
© 外薗健 カグラバチ 112話より
さらにチヒロは第一話で、刀匠として本気で父さんに並びたいと思っている、と父親に言った昔の言葉を思い出し、(刀匠として父さんを)……超えるよ、とつぶやきます。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
チヒロの物語は新たな章へ
チヒロは熱せられた鉄を打ち込みますが、ここで第一部-完-、と書かれて第一部が終了します。
© 外薗健 カグラバチ 112話より
まとめ
第112話では、剣聖に敗けた後、巻墨が折れた淵天や飛宗を回収、イヲリも保護していました。剣聖は日本中に対して悪人に宣戦布告を行ったようで、日本の新聞やラジオは英雄・剣聖が生きていた事や宣戦布告を大々的に報道していました。
そして、チヒロは巻墨やイヲリと合流、座村の死を告げますが、座村を蘇れるかもしれない可能性に言及します。飛宗の黒い力で灰になったのなら、もう一度黒い“雀”の力を使えれば、座村は蘇るかもしれないとチヒロはイヲリに言います。座村の死は確定だと思っていたので、もしかしたら座村が生き返るかもしれない可能性があった事には非常にびっくりしました。ただ巻墨やイヲリは身を潜める事にし、チヒロは折れた淵天を刀匠として打ち直して新しい淵天を作るつもりの様です。さらに折れて灰となり消滅した刳雲も打ち直すつもりの様で、机の上には新・刳雲の文字もありました。
その後、第一部-完-と書かれて第一部が終了し、次回から新章が始まるようです。先週までの展開は、まるでカグラバチがこのまま終わってしまうような怒涛の展開でしたが、第一部が終了という形になりました。次回から始まる、新章を期待して待ちたいと思います。
次回は、2026年2月24日(火曜)発売予定の週刊少年ジャンプ 2026年12号に掲載予定です。
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