【ネタバレ】カグラバチ 第50話「迎撃」感想、ネタバレ

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週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第50話のネタバレ、感想です。

 

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ハクリの治療開始

回想の中でチヒロはハクリに、妖刀契約者を守る意義を語っています。18年前の斉廷戦争では、この国は妖刀によって守られた、しかしその守られた日本自体が荒んでしまっている、この現状でもし妖刀契約者達が悪党に殺されて妖刀を振るうという事になれば、取り返しのつかない事態になる、とチヒロはハクリに話します。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

さらにチヒロは国重との会話を思い出します。国重は自分が英雄と呼ばれているが、本当の英雄は俺の信念を汲み、実際に妖刀を握り戦場で命を賭けてくれたこいつらだ、と言い妖刀契約者達の写真を見つめます。子供のチヒロは、それも100回以上聞いたけどね、とツッコみますが、…何度でも言うさ、目指せ千回、と国重は答えます。そんな国重との昔の会話を思い出し、契約者(かれら)まで…死なせちゃだめだ…!!とチヒロは改めて自分の思いをハクリに語ります。一方、昼彦がいなくなった後の漆羽とハクリは、仙沓寺へと急ぎます。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

漆羽とハクリは仙沓寺へ移動

次の駅には仙沓寺の迎えが来ていて、漆羽とハクリを迎えます。男と女がいて、女の方は地面にマジックで陣を描いていました。この陣は仙沓寺への直行できる妖術のようで、漆羽とハクリが到着すると二人を出迎えます。男と女は漆羽から「巻墨」と呼ばれますが、その巻墨の二人は漆羽とハクリを陣の上に乗せると妖術を発動させて、仙沓寺へと飛びます。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

漆羽とハクリ、巻墨の四人は奈良県 古馬山中腹にある仙沓寺前の入り口に到着します。仙沓寺の中では坊主がお経を読んでいて、後ろでは座村が煙草をくわえて立っていました。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

漆羽達が仙沓寺の通路を歩いていると、いきなり座村がハクリの前まで走ってきます。そしてハクリに、久しぶりだなァ、と話しかけますが、会話がかみ合わないと分かるとハクリの匂いをかぎ直してハクリの顔を鷲掴みにします。そして座村は漆羽に挨拶すると、チヒロの香りをまとっているチヒロでないクソチビは誰だ、と聞きます。すると巻墨の女が妖刀回収の要だと座村に説明します。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

漆羽が座村にチヒロを知っていったのかと聞くと、座村は戦後10年ほどは何も知らなかったと答えます。ここでやっとハクリは座村の手から離れ、俺はチヒロの友達であんたの事はチヒロから聞いていると座村に言います。ここで回想となり、チヒロは座村に会った昔の出来事を話し始めます。チヒロはたまには遊んで来いと六平から言われ、六平の子である事を隠して、柴に連れられて外出することが過去に何度かあったそうです。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

座村とチヒロの出会い

祭りの出店を見て歩く柴とチヒロの前に、座村が現れます。座村は柴とは10年以上会っていなかったようで、偶々近くを通ったら懐かしい匂いがしたんで、嗅ぎ辿ってきたと座村は柴に言います。柴と六平国重の匂いがしたそうで、柴の匂いをかいで六平国重はまだ健在だな、戦後国重が姿を消したのにお前も噛んでたわけか!!と、座村は柴の匂いを嗅ぎながら柴に言います。そして座村は隣にいるチヒロの事に触れると、柴はチヒロが国重の子という事を誤魔化そうとしますが、座村は、六平のせがれか、とチヒロが国重の子という事を言い当てます。一方、チヒロは座村を見ながら、国重に聞いた通り座村は目が見えない代わりに他の器官が超人的に優れているのだと納得します。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

誤魔化そうとする柴に、座村は誤魔化さなくていいと言い、このガキは六平の“香り”が濃い…ッ!!と、断言します。せがれがいたとは意外だが、この香りなら間違いない、と座村は言いますが、その言葉にチヒロは引いてしまい、柴も、ごめん十代には衝撃的なキショさやわ、と座村にツッコみます。チヒロは気を取り直して、父親から妖刀を振るった貴方達こそ英雄だといつも話を聞いている、と座村に言います。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

しかし座村は英雄と単語を聞き、“お前がな”って言っとけ、俺ァまじで振るっただけ、とチヒロに答えます。チヒロは座村の言葉を聞き、“英雄”のなすりつけ合いだ、と心の中でつぶやきます。その後、座村は千鉱の名前を聞いて、んおぉイイ音だァ、と震えながらつぶやき、座村…かなりキモいし、ごめんけどこれ以上の情報は、とまたも柴からツッコまれてしまいます。さらに座村は顔を触ると表情(カオ)が分かるようで、ハクリにしたようにチヒロの顔も手で鷲掴みにしますが、座村がいきなりチヒロの顔面を掴んだので驚いて、何してんねん!!と、再度ツッコみます。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

仙沓寺に敵妖術師が現れる

場面は現在に戻り、結構変な人だ、とチヒロが言っていたとハクリが伝えると、印象的ってことだな、と座村は自分に良いように解釈します。そして、座村はチヒロが今どこで何をしているかハクリに聞きますが、坊主が木魚を叩いて敵が来たことを知らせると、……談笑している暇はねえか、とつぶやき仙沓寺の守護者に敵に備えるように指示します。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

ハクリは巻墨の女と治療室に行く一方で、座村は漆羽にゆっくり休むように言います。巻墨の女はハクリの能力が戻るまで数日かかるが、それを治療によって最小限に短縮すると言います。ハクリは治すと言っても体の怪我とは違う、頭が変な感じだと巻墨の女に伝えます。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

しかし巻墨の女も妖術師なので、そんなことはわかってる、時間がないわ、とにかく寝て、とハクリ言うとハクリをベッドに寝かせます。一方、離れた場所にいる昼彦とチヒロですが、昼彦はチヒロに、妖刀を持つお前が彼らと離れるのは本当に正しい判断だったのかな?と、質問します。漆羽達が向かった場所が仙沓寺だと昼彦は見抜いていて、契約者が二人も揃い妖刀による警備もなし、格好の的だ、また死体が増える、と昼彦はチヒロを挑発します。そして場面はまた仙沓寺に戻りますが、漆羽はハクリに治療に専念するように言います。仙沓寺の警備は国獄より数段固いそうで、その差は守護者による実力の差ではなく、漆羽と座村の強さの違いだそうです。漆羽は俺が座村ほど強ければ、国獄の人間は誰一人失わずに済んだだろう、とハクリに言います。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

漆羽は、彼の居る仙沓寺は難攻不落、チヒロが俺たちと別れた根拠はそこだ、と言うと、ハクリは漆羽がそこまで言うなんて、座村は一体どれほど強いのか、と驚きます。そして漆羽は、チヒロはすぐに仙沓寺に来る!!毘灼の情報を持って!!と、座村に今の状況を伝えます。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

 

チヒロと再会できると分かった座村に、巻墨の女はハクリの能力を戻す為、治療に必要な30分持ちこたえてと伝えます。巻墨の女の要望に座村は、安い御用、と言うと刀を構えます。

© 外薗健 カグラバチ 50話より

まとめ

第50話では、漆羽とハクリは駅で巻墨の二人と合流すると仙沓寺へと向かい、そこでもう一人の妖刀契約者、座村と出会います。しかし、敵妖術師が仙沓寺に現れたと分かると、ハクリは治療をさっそく開始し、蔵の能力を出来るだけ早く使えるようにしようとします。巻墨の女はハクリの能力を戻すのに30分かかるので30分持ちこたえて欲しいと伝えると、安い御用と座村は答えます。

座村は漆羽よりも数段上の実力だと今回で判明しますが、座村がどれだけ強いか次回の敵妖術師との戦いで分かりそうなので、次回の戦闘に注目です。

 

次回、座村と漆羽のいる仙沓寺に、国獄温泉の倍以上の敵戦力が襲撃します。

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