【ネタバレ】カグラバチ 第51話「座村」感想、ネタバレ

週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ第51話のネタバレ、感想です。

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妖刀「飛宗」の契約者、座村清市

14歳の頃のチヒロ

第50話でチヒロはかつて座村と出会っていましたが、その後チヒロと柴は座村宅まで行っていました。柴は座村に目を閉ざした理由を教えてもらいますが、その理由とは怒りや欲求という人を地獄へと導く“煩悩”を削ぐために、目を瞑ったそうです。

座村にとって煩悩は判断を鈍らせ剣を鈍らせる、だから煩悩を削いだそうですが、柴から喫煙も煩悩だと指摘され、咥えてるだけ、気を紛らわしてるだけ、吸ってないからセーフと苦しい言い訳をして、柴に吸いたい気持ちでいっぱいだとツッコまれます。さらに昔は目を瞑った次の日にグラビアを見ようと、座村は開かない目をひん剥いていて、この時も柴に、めっちゃ煩悩やん、と指摘されています。そんなやり取りを14歳のチヒロは横目で見つつ、座村宅にある藁3本を刀で試し切りしますが、全て斬れませんでした。その様子を見た座村は、太刀筋に迷いがあるな、と言い、俺が手本を見してやる、とチヒロに声をかけます。

場面は現在の仙沓寺に戻りますが、雫天石を使った毘灼の妖術師が仙沓寺を襲っています。しかし、仙沓寺の守護者が敵妖術師を迎え撃ちます。

仙沓寺を襲撃した敵戦力は国獄温泉の倍

守護者達は連携して雫天石を使う敵妖術師を倒していきますが、敵妖術師の数は国獄温泉からの報告の倍はいるようです。守護者は国獄温泉の襲撃は慚箱守護者の力量を測るための小手調べで、この仙沓寺の襲撃は確実に慚箱を落とす為に、戦力を揃えて襲撃したのだと推測します。守護者達は何とかして契約者達の元へ敵妖術師を行かせないよう仙沓寺を守ろうとしますが、一部の敵妖術師は仙沓寺の壁を突破し中に侵入します。

そこには何故か座村が守護者を一人も連れず単身で立っていて、守護者は早く逃げるように叫びますが、俺の命のためにお前らだけが無茶することァねェよ、と座村は言い戦おうとします。

治療を受けているハクリは、チヒロから座村は目が見えないって聞いていたが、見えているみたいだった、鼻で敵を探知して戦うのか？と、女の巻墨に聞きます。すると女の巻墨は、座村が鼻で感知できるのは旧知の仲のなじみのあるにおいだけで、敵の位置は捉えられないとハクリに教えます。そんな会話をしていると国獄温泉の倍以上の戦力が仙沓寺に来ていると男の巻墨が知らせに来て、さらに座村が勝手に参戦した事が判明します。ハクリは座村に加勢した方がいいと言いますが、漆羽や巻墨は座村が戦う時、味方が取るべき行動は“何もしない”事だとハクリに教えます。

座村は寺の仏様に御前での無礼をお赦し下さいと謝ると、仏様の前で煙草を吸って気合を入れます。敵妖術師達は目が見えない契約者が自分から単身で目の前に来てくれたと喜びますが、座村は煙草を敵妖術師の前に投げ捨てると、煙草の吸殻と一緒に敵妖術師を斬りかかります。

座村は音に斬りかかる

盲目の座村ですが正確に敵の位置を捕えていて、そして驚異的なスピードで敵妖術師に接近して斬り殺します。ここで漆羽のセリフから、座村は音で敵の位置を捕えて斬りかかっている事が判明します。

敵妖術師も座村が音で位置を捕えている事に気付き、音を出さずに離れて妖術で遠距離攻撃を仕掛けようとします。しかし、座村は刀を鳴らすと音を出していない敵妖術師にまたも驚異的なスピードで斬りかかります。

座村は漆羽の居合白禊流の師

さらに漆羽のセリフから、座村は敵が音を出さなくても、戦闘中に納刀・金打を繰り返して、音の反響で敵の方向、距離・大きさを捕える事が出来ると判明します。そしてそれを可能にするのが座村の超速の居合だそうですが、漆羽もかなり居合は速いですが座村は漆羽の師に当たるそうで、漆羽は、師には遠く及ばないさ、とハクリにつぶやきます。

座村に小細工は無意味と悟った敵妖術師は、力と速度（フィジカル）でゴリ押しだ、とつぶやくと、雫天石を使って二人で力押しで座村を殺そうとします。

しかし、そんなゴリ押しで来る敵妖術師、二人を座村は居合で斬り殺します。

仙沓寺に侵入した敵妖術師を全員斬り殺した座村は、くそ…やっぱ、…俺も地獄行きだなァ、とつぶやきます。

居合白禊流師範代座村清市

再びチヒロが14歳の頃の回想となり、座村はチヒロに手本を見せて、藁3本を綺麗に斬り落として見せます。チヒロは座村の手本を見て、すごい……、とつぶやきます。その後に、居合白禊流師範代、座村清市、妖刀「飛宗」の契約者、と座村の肩書が挿入されます。

まとめ

第51話では、仙沓寺に敵妖術師が襲撃、その数は国獄温泉の倍以上の数で守護者達は契約者達の所に敵妖術師達を行かせないように必死で守ろうとしますが、敵妖術師達は仙沓寺の内部に侵入してしまいます。そこには座村が単身で敵妖術師達を待ち構えていて、敵妖術師達は盲目の座村が単身で相手してくれるとは随分良心的、と座村を侮ります。しかし、盲目の座村は音と反響定位で敵の方向、距離・大きさを正確に把握し、驚異的な速さの居合で敵妖術師達を全滅させます。

座村が戦闘に初参戦します。座村は単身で、しかも妖刀無しで仙沓寺に攻め込んだ敵妖術師達を全滅させられるほどの強さだと判明しました。さらに座村は漆羽の居合白禊流の師だとも分かり、二人は師弟の関係のようです。仙沓寺の敵は全滅したので、後は昼彦と一緒のチヒロが毘灼の情報を持って仙沓寺に来れば申し分ありませんが、チヒロはどうなっているのでしょうか？

次回、チヒロは昼彦から毘灼に関する情報を全て聞き出そうとします。