マガジンで連載中のランウェイで笑っての21巻が発売されました。
今回は第175着目から第183着目まで掲載されています。ランウェイで笑って、も次巻でいよいよ完結です。
前巻20巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
21巻
表紙は心と花丘のパタンナーコンビです。次巻は最終巻ですが、最終巻もコンビでの表紙なら育人と千雪が表紙の可能性が高そうですね。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
175着目 もう
藤戸研二は千雪が生まれ、事務所・ミルネージュを立ち上げた時の記憶を思い返します。千雪が大きくなり、モデルとして売り出そうとした矢先、オリヴィアの怒りを買ってしまい、特にモデルの仕事が取れなくなっていきます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
一度は千雪にモデルを諦めるように言いますが、再び千雪の存在が世界に認められ始めて、藤戸研二はパリへの道まで後少しだと考えます。しかし、千雪は自分の言葉で父親にミルネージュを畳むように提案します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
176着目 全然大丈夫
これ以上、父親・藤戸研二が仕事に頑張ったら死んでしまうと、千雪はもう頑張らなくていいと、父親に言います。それでも藤戸研二は千雪の為に、ミルネージュはなくさない、と頑なに畳むことを否定し、さらに仕事を頑張ろうとします。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
177着目 強がり
千雪は所属事務所・ミルネージュがなくなるかもしれないという動揺を隠そうと、強がっていつも通りに振舞おうとしますが、仕事ではミスを連発します。育人からの誘いも、いつも通りに振舞える自信がなく、断り続けています。それでも、明日同じミスしないようにしよう、わたしは大丈夫、と千雪は自分に言い聞かせます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
178着目 ゆっくり、全部
藤戸研二から、ミルネージュがなくなっても“パリ”に行きたいか?と、質問され千雪はとっさに答えることが出来ませんでした。しかし藤戸研二は、千雪はミルネージュがなくてもパリを夢見たはずだと信じ、ミルネージュを畳むと千雪に告げます。さらに、それとは別件で育人のブランド「EGAO」から、コレクションの出演オファーがあることを千雪に教えます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
179着目 言ってほしい
千雪はミルネージュがなくなることが辛い、と育人に本音を明かします。すると、千雪が笑顔になれる服を作らせて欲しい、と育人から言われ、千雪は育人の胸で号泣してしまいます。仕事に行きたくない、身体が上手く動かない、と千雪は育人に本音を吐露していきます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
180着目 じゃないと
ファッションウィークのコンセプトを“藤戸千雪”にしたい、と育人は佐久間、長谷川心、花丘の三人にお願いします。事情を聞いた三人はコンセプトを“藤戸千雪”にしてもいいと言いますが、育人はデザインを全て変えて、さらにファッションウィークに一般のお客さんも呼び、使用するホールも大きなものに変えたい、と無理難題を佐久間に言います。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
181着目 自己嫌悪
長谷川心から、私にできることありませんか?と、聞かれ育人は微妙な反応をしてしまいます。佐久間からもその事を指摘され、心にファッションウィークでモデルをやって欲しいと考えていることを、育人は話します。しかし育人は、過去に長谷川心がモデルを止めてデザイナーになったことを考えて、誰にも話せないでいました。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
182着目 提示
BEYONDに改名した会社で精力的に働く藤戸研二は、わざとシャルロットのダブルブッキングを起こします。こうしてダブルブッキングによって空いたシャルロットの仕事、「Ocelot(オセロット)」の特集ページの撮影を、千雪のためになる仕事にしようと、藤戸研二は考えます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
183着目 リフレイン
「Ocelot(オセロット)」の特集ページに代替案として、育人のブランド「EGAO」の服を藤戸研二はオリヴィアに提案します。育人から事前に「EGAO」の服を用意してもらっておき、満を持してオリヴィアに育人の服をプレゼンします。プレゼンをしながら藤戸研二は、この服をマネキンじゃなくて千雪に着せてオリヴィアに見せたかった、と心の中でつぶやきます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
そして183着目の最後には1着目と、ほぼ同じ文言が挿入されます。
そうーこれは俺 都村育人がトップデザイナーに至るまでの物語、そして藤戸千雪がトップモデルに至るまでの物語
ただ1着目の文言では、千雪の名前が先に来ていました。先に育人の名前が来たのは、育人が自分でブランドを立ち上げるまでに成長した証でしょう(1着目の時は育人はタダの高校生で、千雪は元プロでした)。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 21巻より
まとめ
育人はアプロからの独立、新ブランドの立ち上げと順調で、千雪もモデルの仕事で知名度を上げていき、二人とも順調でした。しかし、千雪の方はミルネージュを畳まないといけないと分かり、そのショックから仕事でミスを連発、つまずいてしまいます。育人はそんな千雪を再び笑顔にしようと、ファッションウィークのコンセプトを“藤戸千雪”専用にしようとします。
とんでもない試みですが、果たして千雪の笑顔を取り戻せるか、パリの夢は実現するか?といった感じですが、さらに…
次巻は最終巻
次巻、22巻のネタバレ、感想はこちらからどうぞ。とうとう完結です。
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