TVアニメ 逃げ上手の若君のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Video 等のネット配信でも視聴出来ます。
前回の記事はこちらです。
第三回「神の住む森」
五大院に勝利し兄・邦時の仇討ちを成し遂げた時行は、初陣を飾った実感は湧きませんが力を貸してくれた小次郎達に礼を言います。頼重は、時行が鬼ごっこで戦に勝つには条件があり、時行が戦場で最優先に狙われる貴重な将である事、刀となるべき信頼できる郎党を持つ事、これら二つを満たすには北条の遺児たる誇りを忘れずに人が惹かれる正しい人間であれば良い、と時行に教えます。
そうすればいつかどんな鬼でも倒せると頼重に言われ、時行は必ず鎌倉に戻り全ての元凶・足利を倒すことを誓い、鎌倉に向かって刀を投げて誓いを立てます。頼重はそこから刀を投げるとえらいことになると未来を予知しますが、時既に遅く時行が投げた刀は野犬に刺さってしまいます。次の瞬間時行は野犬を恐れて、すごい速度で逃げていきます。
鍛錬から逃げ続ける時行
その後、諏訪へと逃げ延びた時行は頼重から武芸と学問の鍛錬を促されます。まだ心の整理もついておらず、頼重への疑念も払しょくできていない時行は鍛錬から逃げ続けます。
真剣に学ぶ意味を見出せない時行に対して、頼重は自分が本物の「神様」であると言うと時行の前で雨を晴らして見せます。
さらに頼重は諏訪明神を信じる武士で構成された「諏訪神党」から、絶大な信仰を集めている事を実際に時行に見せます。頼重が掛け声を発すると、集まっていた諏訪新党が頼重の掛け声に一斉に応じます。その場面を見た時行は頼重を信じ、頼重の言う通り武芸と学問の鍛錬を真面目にするようになります。
頼重は時行がやる気を出してくれたことを喜び、時行に頬ずりをして喜びを表します。しかしその後、諏訪新党の普段の頼重に対する熱量を知り、時行は騙されたと怒ります。
頼重は諏訪での暮らしに慣れてきた時行に、自分だけの郎党を集めるように言います。まずは頼重が抜擢した同世代随一の刀の使い手・弧次郎、怪力無双にして芸才も豊かな亜也子、執事で数々の秘術も使える雫を郎党に加え、時行は三人と親睦を深めます。
牛鬼・牡丹
親睦を深める為、狩りに出かけた四人は出かけた先で巨大なイノシシ・牡丹に襲われます。人肉の味を覚え、人間を狩る事を覚えた牡丹はまさに魔獣で弓も通じず、時行達は一目散に逃げようとします。
しかし、雫は牡丹を倒せると断言し時行達に倒す為の作戦を教えます。時行は無茶だと言いつつ、雫に言われた通り牡丹の突進を神回避しながら、丘の上のカラマツの木まで連れて行きます。丘の上では牡丹を倒す為、亜也子が丘の上のカラマツの木の真下にある黒曜石を加工していました。
弧次郎は弓で牡丹を挑発し木の所まで牡丹を誘導すると、上手く牡丹を避けて崖の下の黒曜石に落とします。牡丹は雫の作戦通り、崖の下の黒曜石の岩塊に体を貫かれて死んでしまいます。
郎党の名前は「逃若党」と決定
牡丹を倒した時行達は、走り回って疲れた体を諏訪名物の温泉につかって癒します。温泉につかりながら作戦会議をした時行達は、自分達の郎党の名前を「逃若党」と決定します。
温泉を満喫した時行達は、牡丹の肉を解体して美味い部位を味わおうとしますが、戻ってみると頼重が牡丹を全て完食していました。牡丹を時行と郎党達が一緒に力を合わせて仕留めると、未来を予知していた頼重が先回りして食べたのですが、怒った弧次郎と亜也子は肉を返すように頼重を殴ります。一方、信濃諏訪の別の場所では頼重の企みに気付き、頼重を逃すまいとしている者がいました。
まとめ
第三回の内容は原作だと、1巻3話「仇討1333」から1巻6話「郎党1333」までになります。
第三回では、時行は鎌倉を無事脱出して諏訪へと匿われます。そこで、頼重が現人神として諏訪神党から信仰を集めている様を見せられます。諏訪新党の信仰心は結構いい加減ですが、それでも頼重の神力に合わせて、時行の英雄たる資質が身につけば鎌倉も取り戻せると分かり、時行は鍛錬をして力を蓄えます。さらに小次郎、亜也子、雫を郎党に正式に加えて名前を逃若党と決定、時行は着実に力を蓄えていきます。
しかしラストに、新たな敵である信濃守護・小笠原貞宗が(後ろ姿だけ)登場します。本作「逃げ上手の若君」では貞宗は時行にとって因縁の敵であるとともに、後々に師のような存在にもなる重要な人物です。今後、貞宗がどのように時行に関わってくるか楽しみです。
第四回「貞宗登場!」
第四回「貞宗登場!」の記事です。
アニメ 逃げ上手の若君のまとめ記事を書いています。
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