食券クエスト、やっていきます。今回はスー・プロヴァンスの食券イベントです。
食券イベント
スー・プロヴァンス 食券イベント C
スー・プロヴァンスの食券イベント Cです。
ランスがある部屋の前を通りかかると、騒がしい声が聞こえます。部屋の中を覗いてみると、スーがキバ子に言葉を教えています。スプーン、フォークの言葉を繰り返し言うように教えますが、あまり上手くいっていません。
す、す、す……すぬーん、とスプーンをうまく言えませんが、これでも最初よりはいい感じで言えているようです。
ランスが、野生児が集まって何してるんだ?と、話しかけると、あの……私はもう野生児じゃないですからね、とスーがもう野生児ではないと否定します。そして、見ての通りですよ、キバ子ちゃんに社会常識を教えてるんですよ、とスーはランスに説明します。
キバ子を社会復帰させる
……なんでまた?と、ランスが聞くと、社会復帰を促す為ですよ、キバ子ちゃんはれっきとした、人間です、なら、人間と同じ世界で、人間と同じ生活をした方がいいに決まってます、とスーはランスに社会常識を教えている理由を教えます。
しかし……、キバ子が社会復帰か……、……出来るのか?と、ランスが聞くと、スーは道のりは長いと言いつつも、一度やると決めたことです、途中で投げ出したりしませんよ、とスーはキバ子を社会復帰させると意気込みます。それにキバ子は知能も高いので、キバ子なら出来る、とスーは前向きです。
しかし、キバ子の社会復帰は順調にはいかず、スプーンやフォークの言葉を覚えられません。それどころかキバ子は唸って反抗し、スーの言う事を聞きません。唸っても駄目です!ちゃんと言えるようになるまで、散歩はなしですからね!と、スーも厳しくキバ子に接します。日夜続く教育という名の戦い、それでも遅々としてキバ子の教育は進みません。
酒に酔って、その後自己嫌悪
そして、行き場を失ったストレスはやがて……爆発します。ある日、スーの部屋から、ガチャーーーン、と大きな音が聞こえてきます。驚いてランスとシィルがスーの部屋に様子を見に行きます。
スーの部屋にランスが入ると、らーんすー!と、スーがランスの名前を言い、いきなりランスに飛びつてきます。アハハハハハハハハ!チュー、チュー、らんすニ、チュー、らんす、スー、好キ!モット、きす、スル!と、スーがお酒の匂いをさせながらランスに抱きついて迫ります。
あっ、お酒の匂い!スーちゃん、もしかしてー、とシィルが言うと、室内には酒の空き瓶が大量に転がっていました。あーあー、こりゃ随分と空けたな……、さっきの音は酔っ払って転んだ音か……、とランスは室内に転がっている酒の空き瓶を見てつぶやきます。
すると、ナンデスカー!?ナンナンデスカー!?私、オ酒、飲ム、イケナイ、言ウンデスカ!?と、スーはランスに絡み始めます。そして今度は、どうせ私なんて……何も出来ない女なんです……、根っこは野生児のまま同じなんです……、キバ子ちゃんだって、全然社会復帰させられそうにないし……私は駄目な野生児なんです……、とスーは泣き出してしまい、ランスもスーの酒癖の悪さに呆れます。
ほらほら、スーちゃん、しっかりして、お水持ってきたから、ほら飲んで?と、シィルがスーの酔いを醒まさせようとしますが、酔ったスーは水を飲むのを拒否して、らぷの森へ帰る!迷子の森へ帰る!と言い出します。
さらに酔ったスーが、人間ノ……男ノ子ノ勉強、シタイ……、と変なことを言い出したのをいいことに、スーを部屋から連れ出そうとします。キバ子の前にスーを社会復帰させる必要があるのだ、その為には人間の勉強が必要なのだ、と調子のいいことをシィルに言い、スーを連れてランスをどこかに行ってしまいます。
そして次の日、スーは昨日の事を思い出して叫んでいました。昨日の私、あーーーーーっ!と、酒に酔った勢いでしてしまった事を思い出し、自己嫌悪に陥っていました。さらに、キバ子の教育も進まず、あんな態度を取って……、最低だ……、と机に突っ伏してスーが泣いていると、キバ子がとても辛そうにその様子を見ています。
そして、キバ子は優しくスーの頬に頬ずりをします。スーは、なぐ、さめて、くれるの?と、キバ子に言うと、キバ子はうー……うー……、と唸りながら返事をします。
そんなキバ子の様子を見て、ごめんね、そうだよね……、私、焦りすぎてたね……、とスーは言い、これからはキバ子のペースで行こうとスーは決意します。それから、ランス上ではスーとキバ子が一緒にいる風景がよく見られました。その様子を見て、ものすっごい、懐かれたな……、とランスがスーに言います。
スーのそばにはピッタリとキバ子が張り付いています。まあ、スーはキバ子の為にやってたわけだしな、その辺はちゃんと伝わってたんだんろ、とランスが言います。さらにランスはキバ子の社会勉強の成果を聞きます。
スーがキバ子に見せてあげてと言うと、フォーク、とキバ子ははっきりと喋ります。
続いて、すぬーん、と言いスプーンは上手く言えません。それでもスーは、でも、確かな成長ですよ!と、キバ子の成長を褒めます。しかし、この調子ならスー並みになるのに、数十年かかりそうだな……、とランスが言うと、うーーーーーん……、コツコツやっていきます……、とスーは答えます。
そして、スーはランスと分かれてある部屋に入っていきますが、すぐに出てきます。キバ子ちゃん、トイレは二人以上で入らないの、中までついてきちゃ駄目、とスーはキバ子にトイレの使い方を教えますが、キバ子はいまいちわかっていない様子です。
その様子を見てランスは、道のりは長そうだなぁ、とつぶやきます。
まとめ
元野生児だったスーが、野生児のキバ子を社会復帰させようと教育しています。野生児はぶっちゃけ寿命が短いですよ、絶対、というスーの持論の為、社会復帰させた方がいいと考えたようですが、上手くいかずお酒に逃げています。酒に酔うと、昔の野生児に戻ってしまうようですが、酔った時の記憶はあるようで後で死ぬほど後悔しています。
しかし後悔してもキバ子の為に、地道に社会勉強を続けていくようです。
次回、メナドの食券イベントです。
前回の記事です。
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