TVアニメ リゼロ3期のネタバレ、感想です。反撃編は2025年2月5日(水曜)から全国21局にて放送開始です。
詳しい内容は、TV放送だけでなくdアニメストア、ABEMA 等のネット配信でも視聴出来ます。
前回の記事はこちらです。

第64話(3期14話)「テレシア・ヴァン・アストレア」
冒頭はテレシアの記憶から始まり、実はヴィルヘルムの事は一目惚れだったとの独白から始まります。
場面は現在に戻り、月明かりの下でテレシアとヴィルヘルムは激しい斬り合いを繰り広げていますが、ヴィルヘルムはテレシアに何度も昔の事を話しかけても、テレシアは無表情のままです。
ハインケルを手にかけようとするテレシア
激しい斬り合いの中、不意にハインケルの声が聞こえヴィルヘルムはその声に動きを止めてしまいます。その隙をつかれてヴィルヘルムは足を斬られ負傷してしまい、そのままテレシアは息子のハインケルの方へと歩き出します。テレシアに止めるように叫ぶヴィルヘルムですが、屍兵となったテレシアは歩みを止めることなく息子のハインケルを手にかけようとします。
そこにラインハルトが戦場に駆けつけ、ハインケルに斬りかかろうとしていたテレシアを止めます。そしてラインハルトは龍剣レイドを抜くと、殺さないでくれと叫ぶヴィルヘルムを無視、ここにいるのはただの偽物だと断言するし、テレシアを一撃で倒してしまいます。
テレシアの回想
そこからテレシアが12歳の頃に突然剣聖の加護が授かったこと、兄に剣で勝ってしまったことなどが回想で語られます。
亜人戦争ではテレシアは一度も剣を振ることが出来ず、戦場にも立てず、代わりに戦場に立った兄が死んだこと、他の兄弟や先代剣聖の叔父も戦場で死んでしまったことが語られます。
しかし、ヴィルヘルムと出会って一目惚れ、決闘でヴィルヘルムはテレシアに勝ち、以降テレシアはヴィルヘルムが剣を振るう理由となります。そしてテレシアとヴィルヘルムは結婚、ハインケルが生まれ、さらにラインハルトも生まれテレシアにとって幸せな人生が続きます。
白鯨討伐戦
テレシアが突然現れた白鯨の討伐に参加する時、ヴィルヘルムは反対しますが、テレシアはヴィルヘルムの肩に死神の加護を着けて自分を追って来れないようにします。この時、テレシアはヴィルヘルムに愛していると言い、戻ってきたらあの日聞けなかった言葉を聞かせて下さい、と言いますが、結局テレシアが聞けなかった言葉を聞くことはありませんでした。
そしてテレシアは白鯨討伐に参加、激戦の中で突然剣聖の加護がテレシアからラインハルトに移動してしまいます。剣聖の加護を失い負傷するテレシアの前に、さらにパンドラが突然現れます。テレシアはこの少女に違和感を覚え斬りかかりますが、パンドラの能力の前にあえなく戦死してしまいす。
再び場面は現在に戻り、屍兵から解放され正気を取り戻したテレシアはヴィルヘルムと会話をします。ヴィルヘルムはあの日言えなかった言葉、愛している、とテレシアに言いますが、最後は塵となって崩れ去ってしまいす。
テレシアが崩れ去った後の三人
ヴィルヘルムはテレシアが崩れ去った後の塵を、大切そうに集めようとします。一方、ハインケルは祖母を倒したラインハルトにくってかかりますが、ラインハルトは勘違いだと言いあれが祖母であったはずがないと断言します。
それでもラインハルトにくってかかるハインケルに、ヴィルヘルムは止めるように言います。そしてヴィルヘルムはラインハルトにテレシアを斬ったことを後悔しているかと質問しますが、ラインハルトは、僕は正しい事をした、その事を悔やんだりしないと明言します。その言葉を聞いたヴィルヘルムはラインハルトに他人行儀な言葉遣いになり、他にもあなたの力が必要な事があるでしょうと言い、ラインハルトも別の戦場へと行ってしまいます。その後、ヴィルヘルムはハインケルとも別れ、立ち去ってしまいます。
まとめ
第64話では、屍兵となったテレシアとの戦いに決着が着きます。
ヴィルヘルムはテレシアと互角に斬り合いますが、間が悪いことに息子のハインケルが戦場に現れます。ハインケルに気を取られたヴィルヘルムはテレシアに足を斬られて負傷、テレシアはハインケルを殺そうとしますが、そこに孫のラインハルトが現れてヴィルヘルムとハインケルの目の前でテレシアを斬り倒してしまいます。
屍兵とはいえ容赦なくテレシアを斬り倒したラインハルトに、ハインケルは納得せずラインハルトがテレシア・ヴァン・アストレアを殺したと世間に言いふらそうとします。しかしヴィルヘルムはハインケルを止めた後、ラインハルトに後悔しているか質問しますが、僕は正しい事をした、その事を悔やんだりしないと明言してしまいます。これで、ヴィルヘルム、ハインケル、ラインハルトの不仲は決定的なものになったように見え、第51話で和解しかけてたヴィルヘルムとラインハルトの仲も振出しに戻ってしまいます。この複雑なアストレア家の事情、今後どうにかなる可能性はあるのでしょうか?
第65話「醜悪なる晩餐会」
第65話「醜悪なる晩餐会」の記事です。

アニメ 「Re:ゼロから始める異世界生活」3rd seasonのまとめ記事を書いています。

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コメント
アニメだと時系列がわかりにくいですが、テレシアはヴィルヘルムを助けたあの戦闘が本当の初陣です
それ以前は優し過ぎて剣を振るうことができませんでした
一目惚れしたヴィルヘルムに「守るために剣を振るう」という考え方を教わったのと、そのヴィルヘルムがピンチだったことで初めて剣を抜いて戦えたんです
そして初陣で数十人もの亜人を斬り倒す戦果を挙げ、その後、亜人戦争を終わらせるほどの活躍をしました
51話の時点ではぎこちない態度ながら「ラインハルト」と呼び捨てにしてたので、「ラインハルト殿」と他人行儀になった今の関係はあの頃より悪化してますね
そもそも、あの時はヴィルヘルムは「自分が謝らなければ」という意識がありましたけど、今回は自分の方が間違ってると自覚しながら「話す事はない」と遠回しな絶縁宣言ですからね
せめてスバルなり、ユリウスなり、クルシュなり、ラインハルトとヴィルヘルムの両方から信頼されてる第三者がいたら、また違った結果もあったのでしょうが……
ちなみにテレシアやクルガンの屍人は全盛期の肉体に若返ってます
ただ屍人なので生命力を使った技が使えず、心も封印されてたので、生前の全盛期よりは弱体化してます
前回のガーフを観てもわかるように、心が与える影響力というのは侮れません
レムもスバルへの愛の力で鬼の力を制御できるようになったし、ヴィルヘルムもテレシアへの愛の力と血の滲むような努力で剣聖を超える強さに至りました
> アニメだと時系列がわかりにくいですが、テレシアはヴィルヘルムを助けたあの戦闘が本当の初陣です
アニメだと時系列が行ったり来たりで分かりにくかったり、少し勘違いもしてましたが、テレシアがヴィルヘルムを助けたのが本当の初陣に当たるのですね。少し勘違いしてました。文章を少し修正しておきました。
> 51話の時点ではぎこちない態度ながら「ラインハルト」と呼び捨てにしてたので、「ラインハルト殿」と他人行儀になった今の関係はあの頃より悪化してますね
51話の頃より関係が悪化してしまってますね。スバルとかフォローしてくれる人がいれば、ラインハルトとヴィルヘルムの関係もここまで悪化しなかったかもしれないのに…、残念ですね。