【ネタバレ】進撃の巨人 121話『未来の記憶』 あらすじと感想

別冊少年マガジン 2019年10月号に掲載されている進撃の巨人 121話のあらすじと感想です。

前回の記事はこちらです。

別冊少年マガジン 2019年9月号に掲載されている進撃の巨人 120話のあらすじと感想です。 前回の記事はこちらです。始祖の巨...

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進撃の巨人の特性

エレン 9歳の頃の記憶

エレンとジークはグリシャの記憶を見ていますが、エレンが自分のように父親に洗脳なんてされていなかったとジークは気付きます。しかし、エレンが父親に洗脳されていないのならば、何故父親の望み通りエレンが戦い続けているのか?エレンは始祖の力を使って何をしたいのか、ジークは尋ねます。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

オレは…、生まれた時から、オレのままだ、そう言いながら次に見るグリシャの記憶は、強盗に襲われミカサの両親が殺された頃の記憶です。ジークにあんたが望んだ哀れな弟や、あんたの心の傷を分かち合う都合のいい弟はおらず、ジークの事を父親の望んだエルディアの復権を否定し続けることでしか自分自身を肯定できない、死んだ父親に捕らわれたままの哀れな男だとエレンは言います。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

しかし、ジークはその父親の行いが息子を目覚めさせ、エルディアの危機から世界を救うのだから、父親には感謝している、ある意味父親が世界を救ったと皮肉をこめて話します。そしてジークは、始祖の巨人の力は自分の手の中にありいつでも安楽死計画は遂行できるが、エレンを決して見捨てない、クサヴァーさんが自分にそうしてくれたように、とあくまでエレンを救いたいと言います。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

続いてグリシャが地下室に自分のメッセージとともに、手記や写真を残した時の記憶です。グリシャは「人類は滅んでなどいない」というメッセージを残しましたが、ジークは大層な遺言だと表現します。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

そして、エレンが調査兵団に入りたいと家族に言った時、シガンシナ区の門が破壊された日の記憶です。エレンに地下室の鍵を渡した後、グリシャは外出しますが既にこの時から思いつめた表情をしています。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

レイス家の礼拝堂、そして礼拝堂地下へ

シガンシナ区の門が破壊された後、グリシャはレイス家の礼拝堂地下へと行き、フリーダやロッド達、レイス家一家に壁を攻めて来た巨人を殺すように懇願します。しかし、フリーダは罪から逃れていけないと、グリシャの懇願を拒否します。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

フリーダはグリシャに世界を守るために、我々は罪を受け入れ、滅びゆく他ないと諭されます。その場面を見てジークは、あのお姉ちゃんとは気が合いそうだと言い、エレンにかつてこの記憶を見た時、父親に深く失望したと言っていたがそれも嘘だったのかと、確認しようとします。しかし、何故かエレンは非常に険しい表情をしています。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

フリーダとグリシャの会話は続いていきますが、グリシャの説得にも耳を貸さずフリーダは頑なに壁に攻めて来た巨人から壁の民を救おうとはしません。我々がただ何も知らずに、世界の怒りを受け入れれば、死ぬのは我々エルディア人だけで済み、壁の外の人類の命を奪う事は防げると、フリーダは主張しますがエレンはさらに険しい表情になります。そして気のせいか、グリシャが本来その場にいないはずのエレンの方を見ているように見えます。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

未来の継承者の記憶

グリシャは、「九つの巨人」にはそれぞれ特性があり「進撃の巨人」の特性は未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる、未来を知ることが可能だとフリーダに言います。その特性、能力の為、いままでの「進撃の巨人」の継承者は何者にも従わなかったと言います。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

グリシャはフリーダが「進撃の巨人」の特性を知らない事も、王家の血をひいていても「不戦の契り」で始祖の力を完全に扱えない事も、知っていると言います。そして、グリシャは未来の継承者の記憶通り、ここで始祖を食らい王家の血を絶やすとフリーダに言います。巨人化しようとするグリシャ、そして家族を逃がそうとするフリーダですが、グリシャは結局メスで自分の手を傷つけません。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

グリシャは子供を殺すことなどできない、私は人を救う医者だと言い、レイス家一家を殺すことをやめます。始祖を奪わず、一家を虐殺もしないグリシャにジークは驚き、エレンはそんな父親を見下ろしています。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

戦意を喪失したグリシャに驚くフリーダですが、そんなフリーダにロッドは、そいつを殺すように叫びます。他のレイス家一家も、グリシャを生きて返すわけには行かない、私たちの楽園が壊される、と口々に叫びグリシャを早く殺すように言います。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

レイス家一家を皆殺しに出来るうなだれるグリシャにエレンは、立てよ 父さん、何をしにここに来たのか?と言い、犬に食われた妹に報いるためだろ?とグリシャに問いかけます。さらに続けて復権派の仲間に、ダイナに、クルーガーに、報いるために進み続けるんだとグリシャの耳元で囁きます。エレンに促され決心したグリシャは、自らメスで手の甲を貫き巨人化します。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

結局、グリシャは巨人化しレイス家一家を虐殺し、始祖の力を奪います。そして、巨人化するための注射器を奪い、礼拝堂から出て巨人化を解除し元に戻ります。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

グリシャの謝罪

グリシャは何もない空間に向かって、エレン、父親以外のレイス家を殺したぞ、これでいいのか?これでよかったのか!?と、エレンに向かって泣き叫びます。グリシャは全ての未来の記憶を見ていなかったようで、壁が壊されることを…、壊される日を…、カルラの安否を…、なぜ見せてくれなかったんだと呟きます。そして、ジークに呟くように、そこにいるんだろ?この先…、お前の望みは叶わない…、叶うのは… エレンの望みだとグリシャは言います。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

エレンの先の記憶を見たグリシャは、まさかあんな恐ろしいことになるとは…、と後悔しているようです。そしてグリシャはジークが見えたようで、ジークに向かって大きくなったなと言い、私はひどい父親だった、お前にずっと… 辛い思いをさせたとグリシャは謝罪します。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

そしてジークにお前を愛している、もっと一緒に遊んでやればよかったのに、と涙ながらに言い、優しく肩を抱き寄せます。ジークが父さんと呟きますが、グリシャはエレンを止めてくれと言います。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

ここでグリシャの記憶は途切れて、ジークの意識は元に戻ります。ジークはグリシャが、「進撃の巨人」の能力で都合のいい記憶だけ見せられ、過去に影響を与えることも可能なはずと推測します。そしてグリシャはもっと先の未来を見たから、自分では始祖の力を使えないと知っていても、その力を奪いエレンに託したと考えます。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

エレンはあれを見たのは4年前、ヒストリアの女王即位式の日、ヒストリアの手の甲に口づけした時、父親の記憶から未来の自分の記憶を、あの景色を見たと言います。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

安楽死計画、実行

それを聞いたジークは、始祖ユミルにすべてのユミルの民から生殖能力を奪え!!と叫びます。グリシャがエレンを止めてくれと、お前に従った事を後悔した、とジークは言います。動き出した始祖ユミルを止めようと、自分の手首に繋がっている鎖から強引に手を抜きます。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

強引に手を抜いたため親指が千切れて、血が流れますがそれを気にもせず、始祖ユミルに向かって走り出すエレンです。しかし、ジークは一度動き出した始祖ユミルを止めることなど、この世の何者もできないと断言します。

© 諫山創 進撃の巨人 121話より

まとめ

「進撃の巨人」の特性が明らかになり、未来の継承者の記憶を覗き見ることができ、未来を知ることができる能力だと判明します。今までエレンやクルーガーが、知らない未来を話していて謎でしたが、その辺りの謎が判明しました。しかし全ての記憶をみれるわけでは無く、エレンもこの場で始祖の力を使えない事を知らなかったようです。このままジークの安楽死計画は実行されてしまうのか、エレンが見た景色や、グリシャが言うあんな恐ろしいことになる未来とは何か、などいよいよクライマックスも近そうです。

次回は、10月9日(水)発売の別冊少年マガジン 2019年11月号に掲載予定です。

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