進撃の巨人 21巻には83話から第86話まで掲載されています。
前巻20巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
21巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 21巻より
83話 大鉈
アルミンの命を懸けた作戦のおかげでベルトルトを捕縛することに成功したエレンですが、アルミンは超大型巨人の熱風を全身に限界を超えて浴び続けた結果、重度の火傷を負ってしまいます。その時、車力の巨人に救出されたジークがエレンと捕らえられているベルトルトを見つけ近づくと、エレンはベルトルトのクビにブレードを突きつけてジークに近づかないように警告します。
© 諫山創 進撃の巨人 21巻より
警戒するエレンですが、ジークは意外な人物の名前、エレンの父親の名前を出してきてさらにエレンの理解者であると言ってきます。戸惑うエレンですが、そこにリヴァイがジークに操作されて襲ってきていた巨人を全て倒し、ジークを追ってきます。リヴァイの執念にジークは恐れおののき、撤退することを決心します。
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84話 白夜
リヴァイはここでベルトルトの超大型巨人の力を奪うため、注射薬を使用することを決心しますが、全身火傷で瀕死のアルミンと、腹がエグれて重傷のエルヴィン団長の二人を前にどちらか一人を選ぶ決断を迫られ、リヴァイはエルヴィン団長に注射を使用すると言います。しかし納得がいかないエレナはリヴァイの前に立ちはだかり、注射薬を奪おうとします。
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リヴァイに私情を捨てるように諭されるエレンですが、アルミンを救う事を諦められないエレンは無理やりに注射薬を奪おうとしリヴァイに吹っ飛ばされます。それを見たミカサはリヴァイに襲いかかりミカサも注射薬を奪おうとします。
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85話 地下室
アルミンは目を覚ますと隣でサシャが怪我を負って寝かされています。アルミンはここまでの記憶がなく何故ここにいるのか認識できていません。エレンはアルミンに、調査兵団がほぼ全滅状態である事、注射薬を使った経緯やエルヴィン団長が亡くなった事などを説明します。
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アルミンは自分ではなくエルヴィン団長に注射薬を打つべきだったと抗議しますが、最終的に決定したのはリヴァイだった事なのでハンジはもう何も言わない、アルミンにより一層の人類への貢献を期待すると言います。アルミンは自分にかかった期待に、ひどく戸惑い、困惑します。
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86話 あの日
エレン達はシガンシナ区にあるエレンの家の地下室で見つけた本の中身を確認します。そこにはエレンの父、グリシャとその妹 フェイの子供の頃の出来事から始まっています。グリシャとフェイは幼い頃、飛行船を追って壁の外まで追っていき、そこでマーレの治安当局の男二人組に見つかってしまいます。
© 諫山創 進撃の巨人 21巻より
外出許可証を持っていなかったグリシャとフェイは、制裁を受けることになりグリシャはフェイの分まで制裁を受けて、フェイを無事に家に帰します。制裁を受け家に帰ったグリシャは妹が帰って来ていないことを知り、翌日妹のフェイは川で死体となって発見されます。
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おまけ 進撃のスクールカースト – 新展開
おまけマンガ、進撃のスクールカーストが始まります。アメリカンハイスクール的なところで、色々めんどくさい話を延々と繰り返す話のようです。
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まとめ
ベルトルトを捕縛することに成功し、注射薬を使って超大型巨人の力を奪おうとするリヴァイ達ですが、注射薬を打つ対象がエルヴィン団長とアルミン、二人となってしまいリヴァイとエレンの間で意見が対立します。ここではリヴァイの意見が優先されますが、結局リヴァイはいろいろ思うところがあったようで、エルヴィン団長を蘇生させずアルミンの方を蘇生させます。
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22巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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