ジャンプSQ 2022年1月号に掲載されているワールドトリガー 217話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。諏訪7番隊は水上9番隊との試合に臨みますが…。
諏訪7番隊、連敗…
水上は勝ち点が欲しくて前に出てくる相手を、一人で操作するユニット数体で集中して攻撃する作戦のようです。他のチーム(二宮隊など)で注意する点があるようですが、水上はこの作戦でいける、と手応えがあるようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
一方、香取はガンナーの追撃スキルがバッグっている、と文句を言っています。「射撃連携」は「近接連携」の射程長い版のようなもの、と宇井が分析しています。「射撃連携」の追撃には「近接連携」と違って、行動力を少し使うようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
諏訪は、こっちのタイミングが読まれてたな、ほとんど最大効率で食らっちまったぜ、と水上9番隊を褒めています。水上一人で操作していた事を知らないので、向こうのタイミングの良さに驚いているようです。宇井も、戦術凝ってたしねぇ……、と連携の良さに驚いています。あれだけ息の合った動きをするには、相当チーム練習してるはずですよね?と、三雲が言うと、今日の他の課題捨てて、戦闘シミュに全振りしたのかね?と、宇井も言いますが、二人とも水上が一人で操作している事には今のところ、全然気付いていないようです。
諏訪は詳しい分析は後にして、次の村上10番隊との対戦で何か意見はあるか?と、全員に聞きます。すると、今度はヘルプユニットを出水にして、「射撃連携」を狙っていくのはどう?と、香取が意見します。第1試合では太刀川がほぼ何もせず、落とされたのでユニットを変えて、さきほどの水上9番隊のようにやればいい、と言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
初日の順位で負けている諏訪7番隊は50点取るために攻めなきゃいけない立場だから難しいのでは?と、三雲は意見しますが、香取は「射撃連携」で攻めればいいと答えます。結局、次の時間まで時間がないので諏訪は香取の案を採用し、香取に出水ユニットを操作するように指示します。ぶっつけで新しい連携は……、と三雲は難しいと思いますが、「勝ち」への手がかりを集めよう、と前向きに考えます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
第2試合、第3試合
色々作戦を考えて第2試合に臨みますが、村上10番隊の当真に出水を狙撃され落とされてしまい、最終的に生き残ったユニット数が2体差となり水上7番隊は敗北となります。第3試合の歌川1番隊も空閑のグラスホッパー攻撃と風間の近接連携が刺さり、最終的に4体差をつけられて敗北となります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
第4試合、第5試合
第4試合の古寺6番隊も隠岐、三雲2体が落とされ、香取が2体落とし返しますが、最終的に3体差をつけられて敗北となります。第5試合、二宮8番隊に関しては圧倒されてしまったようで、いろいろあり7体差をつけられて圧倒的な敗北となります。二宮8番隊のユニットを1体も落とせていません…。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
5連敗となってしまい、香取の表情がかなりおかしいことになっています。香取は、プレイヤーを楽しませる気がなさすぎなんですけど?と、つぶやきますが、それはたぶん元々ないんだよねぇ、と宇井が冷静にツッコんでいます。6試合目、諏訪7番隊は休みなので次の試合までの25分間で対策を練ります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
香取は、『これ作った奴は頭が悪い』以外で?と言い、気付きを意見する精神状態にまだないようです。三雲は、けっこう他のチームも連携が不発のターンがあり、ある意味博打なんだと思った、と意見を言います。水上9番隊の所が異常なだけだ、と隠岐も言いますが、じゃあ、なんでうちが負けんのよ、と香取が三雲に怒ったように反論します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
それに対して三雲は、すぐに改善できそうなのはコミュニケーションの食い違いだと言います。香取が三雲に手前のやつ狙ってと伝えても、香取が考える手前のやつと、三雲が考える手前のやつが食い違うので、この辺りの表現をチームで統一しよう、と三雲は意見します。さらに、試合開始から敵ユニットに『番号』を振れば、それだけでかなりやり取りがしやすくなる、と意見を出します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
この三雲の案は使えそうと判断され、今のうちに使う表現決めとくか、と諏訪が言います。ホワイトボードに地図を書き込み、方角や建物、通りの表現を書き出しています。そうやって話し合っていると、このタイミングで特別課題が来た、と諏訪が全員に言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
休み時間に特別課題が来てしまい…
特別課題②が来ていて、諏訪はとりあえず特別課題②を共有に入れます。特別課題②の内容は、B級ランク戦の各試合が、なぜ三つ巴・四つ巴の形式で実施されているか、意見をまとめて提出しなさい、というものです。この「休み」の時間で答えろってこと!?と、香取は文句を言いますが、他のチームは試合中だからそれはないんちゃう?と、隠岐は否定的に言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
しかし、提出期限は午後6時半となっていて、戦闘シミュは7時までやっているので、普通にやれば同時進行する必要があります。……ったくマジで、イヤな手打ってきやがるぜ……、と諏訪は特別課題②を見ながらつぶやきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 217話より
まとめ
第1試合で敗北してしまった諏訪7番隊、作戦を変えて第2試合に臨みますが、その後も連戦連敗してしまい5連敗してしまいます。特に二宮8番隊は前評判通り、とんでもない戦力のようで7体差をつけられた圧倒的敗北です。
それでも「休み」の回に次の試合の対策を練りますが、このタイミングで特別課題②が来てしまいます。戦闘シミュレーション演習はこの後も続くので、普通にやると同時進行となってしまいます。これは、水上隊のように戦闘シミュレーション演習を担当する者と、課題を担当する者を分けた方が良さそうな展開になってきました。このまま全員で担当するのか、水上のように一人(or少人数)で戦闘シミュを行うのか、諏訪7番隊はどのような判断をするでしょうか?
ジャンプSQ 2022年2月特大号に掲載予定だったワールドトリガー 218話ですが、葦原先生急病のため休載となりました。
次回、諏訪7番隊は三雲に特別課題その2を任せることにします。
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アニメ ワールドトリガー 3rdシーズンの放送が開始されました。3rdシーズンの内容を予想しています。
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