ヤングアニマルに掲載されているあそびあそばせ 86話のネタバレ、感想です。
前回、85話の記事はこちらです。バナナ文書を抜き取りに、生徒会室に忍び込む華子とオリヴィアです。
無事、あそ研元通りに
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
香純は一人、部室に
82話で青空つぐみと仲直りし、最近は浮かれていた香純ですが、今日は部室で一人です。いつもならもう来てもいいはずの華子とオリヴィアが部室に来なくて、香純はまた一人に戻ってしまうのかと不安になってしまいます。実際は、二人はバナナ文書を抜き取りに生徒会室へ行っているだけです。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
そこに青空が樋口先生を訪ねて来て、香純に話しかけます。香純の様子が少しおかしい事に気付いた青空は、華子とオリヴィアが来るまで一緒にいると言ってきます。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
一方、新聞部 副部長から香純がどこか別の部活に転部する気だと教えられた華子は、さらに新聞部 副部長から「ペットの餌を食べる会」に転部する気だと教えられ、その情報を元に香純を問い詰めようと、華子とオリヴィアは部室へ急ぎます。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
部室に着いた華子とオリヴィアは既に香純を尋問する気マンマンで、まずはオリヴィアに香純をぐるぐる巻きにするように指示を出します。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
華子裁判官の裁判開始
華子は自ら、裁判官を務めて香純を裁判にかけ始め、青空にも尋問をし始めます。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
華子は青空に香純を別の部にとったかと質問して、青空はそれに「うん…」と答えてしまいます。香純は別の意味にとらえてしまい顔を真っ赤にしてしまいますが、華子はやはり別の部にとる気なのか、あそ研の今までの歴史を壊したなと青空に激怒します。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
華子は青空に、文化破壊がどれほどの大罪か、破壊された遺跡の気持ちを考えたことあるのかと怒りますが、聞いているオリヴィアは既に華子についていけなくなっていて、とりあえず華子を落ち着かせようとします。香純は香純で勘違いしたままで、二人にちゃんと話せていなかったことを謝ろうとします。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
しかし華子は香純が「ペットの餌を食べる会」に転部しようとしていると思い込んでいるため、「ペットの餌を食べる会」なんて部活を作る意味はない、作るのをやめようと香純に力説します。香純は華子の言っている事が全然理解できず、華子が誰かに頭をいじられたのかもしれないと恐怖を感じます。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
暴走する華子は香純を無視して、青空に棒倒しの勝負を挑みます。棒倒しの勝負に華子が勝ったら香純はあそ研に残る、青空が勝ったら香純はあそ研を抜ける、という条件で勝負しようと言い、青空もそれでいいと勝負を受けます。この棒倒しには細工があり、棒と板に磁石が仕込まれていて、砂が少なくなると棒は磁石に引き寄せられて倒れるようになっています。華子はこの細工で勝とうとしますが、青空は自ら棒を倒して勝負にわざと負けます。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
せっかく仕込んだ細工が何の意味もなくなり、自分の苦労が何の意味もなくなったと華子は嘆きます。そんな華子を無視して、青空は香純にあそ研を抜ける必要はないと思っていると、自分がわざと負けた理由を話します。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
香純、あそ研に残る
青空から香純自身はどうしたいのかと聞かれて、香純も二人と一緒にいたいとあそ研に残ることを希望します(最初からあそ研を抜けるつもりは、香純にはありませんでしたが)。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
ここで華子が唐突にゴブドワと青空どっちが好きかと、謎の二択の質問を香純にします。香純は戸惑いながらも青空の方が好きと言い、華子は青空がゴブドワより上な事にショックを受けます。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
オリヴィアは香純に、青空をあそ研に誘うように言います。青空をあそ研に引き込めれば、香純もあそ研を抜けることはないだろうと考えての事です。香純は青空をあそ研に誘いますが、青空からは遠慮しておく、と言われてしまい香純は断られてしまいます。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
青空に断られてしまいショックを受ける香純です。馬鹿な事を言わなければ良かったと後悔する香純を見て、オリヴィアは自分のせいだと責任を感じ香純に青空の後を追いかけるように言います。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
香純が話しに行って帰ってきたら、またいつものあそ研に戻っているとオリヴィアは言い、香純は青空を追いかけます。青空に追いついた香純は、さっきの事を話そうとしますが、青空は群れるのが苦手だと断った理由を香純に話します。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
理由を聞けた香純は無理を言ってすみませんでしたと、青空に謝りますが、たまにあそ研に遊びに行くからと優しく微笑みながら青空は話します。そんな青空を見て、やっぱり何考えているか分からないや…、と香純は一人思います。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
場面変わって生徒会室では、あそ研のやろうが何をしに来たか生徒会長が疑問を口にしています。そこに新しい写真を撮ってきた生徒会副会長来て追加するネタがたくさんあるからと、バナナ文書をとって欲しいと生徒会長に言います。生徒会長はバナナ文書を手に取ろうとしますが、そこには代わりに置かれた頭がパラダイス文書があるだけでした。その後、生徒会室ではかつてない断末魔が木霊したようですが、その悲鳴は誰にも気付かれなかったようです。
© 涼川りん あそびあそばせ 86話より
まとめ
先週、香純があそ研を抜けるかもしれないと言われ、あそ研が消滅してしまうかもしれないと華子は考えます。早速、華子は香純を問い詰めようとしますが、暴走した華子はまたも裁判形式で香純を追い詰めます。その後、青空に勝負を挑んだりしますが、結果的に香純があそ研を抜けることはないと分かり、あそ研は元通りになります。
次回、上手くいったように見えたあそ研ですが、華子は香純との事を引きずっていて、悩みをじぃじに話します。
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