【ネタバレ】鬼滅の刃 19巻 蝶の羽ばたきのネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで2020年24号まで連載していた鬼滅の刃の、19巻 蝶の羽ばたきの感想、ネタバレです。

19巻は、第161話から第169話まで掲載されています。

 

前巻、18巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第161蝶の羽ばたき

上弦の弐・童磨から母親の事を聞かされ激怒する伊之助は、何とか童磨に攻撃しようとしますが、簡単に攻撃を躱されなかなか近づけません。さらに、童磨は氷の人形の血鬼術を使ってきて、氷の人形を出してきますが氷の人形は童磨と同じくらい強い技を出してきて、氷の人形の攻撃に苦戦してしまいます。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第162三人の白星

しのぶが自身に仕込んだ毒の効果で、しのぶを喰って取り込んだ童磨は体が崩れ始めます。血鬼術で出した氷の人形も、毒の影響で崩れて消えさり、カナヲと伊之助は童磨の頚を狙って一気に追い込もうとします。しかし、追い込まれた童磨は血鬼術で巨大な氷像を呼び出して、カナヲと伊之助を近寄らせようとしません。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第163心あふれる

伊之助の協力もありカナヲは童磨の頚を切断することが出来、童磨の体は崩れ始めます。童磨は自分が死ぬと確信してからも、死ぬことが怖いとも、負けたことが悔しいとも感じられず、自分には人間の感情というのものは他所事の夢幻だったと思います。しかし、死ぬ最後の最後の瞬間、しのぶと再会ししのぶに対して恋に落ち、俺と一緒に地獄へ行かない?と彼女を口説きます。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第164ちょっと力み過ぎただけ

上弦の参・猗窩座を倒した炭治郎と義勇は、次の戦いに備えて傷の手当てをしています。その時鴉から、しのぶ、カナヲ、伊之助の三名が上弦の弐を撃破したという報告を受け、それぞれが勝ち星を上げ無惨に近づいている事を確信します。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

 

一方、新たに上弦の肆となった鳴女と戦う伊黒と甘露寺は、無限城を手足のように動かす鳴女に全く攻撃できず膠着状態になります。鳴女の血鬼術の殺傷能力はそれほどでもありませんが、伊黒と甘露寺は鳴女に時間稼ぎをされて、先に進むことも倒すことも出来ません。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第165愕然と戦慄く

上弦の壱・黒死牟と対峙した時透は、自分の子孫であると黒死牟から告げられ一瞬動揺します。しかし、すぐに動揺を鎮めて黒死牟に対して剣技を振るいますが、黒死牟は時透の技を難なく躱します。さらに自分の剣技「月の呼吸」で時透を攻撃すると、右腕を斬り落として時透を圧倒します。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第166本心

黒死牟にたやすく一蹴されたものの、時透の「霞の呼吸」の剣技や、腕を失ってもすぐに止血し、そこからさらに攻撃をしようとする気概を認め、時透を鬼になるように勧誘します。さらに、そばで黒死牟を攻撃しようとしていた玄弥の胴を両断し、黒死牟は玄弥に止めを刺そうとします。追い詰められた玄弥でしたが、兄の実弥が現れ玄弥を黒死牟から救います。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第167願い

玄弥に自分の真意を伝えた実弥は、玄弥の胴を両断した黒死牟に戦いを挑みます。風の呼吸で黒死牟と斬り合い、暫くは黒死牟の剣技と渡り合いますが、腹に致命傷を負ってしまいます。それでも実弥は自身の稀血の匂いで黒死牟を酔わせて、黒死牟の動きを鈍らせさらに斬り合おうとします。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第168百世不磨

満身創痍の中、黒死牟と斬り合う不死川は、柱になり始めて柱合会議に出た時の事を思い出します。柱合会議に出席しお館様と初対面の時、お館様に反感を抱いていた不死川は失礼な態度や、口の利き方をします。しかし、お館様が亡くなった隊員の名前と生い立ちを全て記憶していると知り、何も言えなくなってしまいます。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

第169地鳴る

腹の傷を今すぐ縫え、と不死川に言うと悲鳴嶼は鉄球と斧を鎖で連結させたものを武器として、黒死牟に挑みます。これ程の剣士を拝むのは…、それこそ三百年振りか…、と黒死牟から評価されるほどの悲鳴嶼ですが、それでも悲鳴嶼一人では黒死牟には傷をつけられません。このままでは負けると思ったのか、悲鳴嶼は無惨戦まで温存しておきたかったという、「痣」を発現させます。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

おまけ 大正コソコソ話

カナヲが苗字を決める時の事、カナヲ本人がいくつかの候補の中から決めようとしますが、姉妹が欲しかったアオイは自分の苗字“神崎”を激推ししている場面です。横からめちゃくちゃ口出ししています。結局、カナヲ本人の意思が尊重されて栗花落になったようです。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

おまけ 後でガミガミ怒られる図

第168話の柱合会議の後、失礼な態度や口の利き方をした不死川は、しっかり柱の先輩達からガミガミと怒られます。不死川も悪いと思ったのか、黙って怒られています。

© 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 19巻より

まとめ

19巻では、上弦の弐・童磨との戦いに決着がつき、最後の上弦の鬼、上弦の壱・黒死牟との戦いが始まります。

童磨は猗窩座のように、人間の頃のエピソードで感動できるというものがなく、童磨が死に際にしのぶに惚れて口説いた時、とっととくたばれ糞野郎、としのぶはバッサリでしたが、童磨に関してはこの扱いも仕方なしだと思います。まあ、死後カナエとしのぶが両親と再会出来ている辺りが、物語として救いがありますね。

 

20巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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