TVアニメ ダンジョン飯のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくNetflix 等のネット配信でも視聴出来ます。2024年1月4日より、全国28局にて連続2クール放送決定しています。
前回、第20話の記事はこちらです。
目次
第21話「卵/黄金郷」
地上へ帰還したシュローは明日、島主に報告に行くとカブルーに言い、カブルーにも証言の補足を頼みます。シュローはライオス達の事は言うつもりは無いようで、ファリンにこれ以上、人を殺めさせたくないために要点だけ報告するようです。カブルーは、今日はゆっくり休んで明日打ち合わせをしようとしますが、外に西方エルフの船が来ている事を知ると、すぐに島主にもとに行こうとシュローに言います。
西方エルフの精鋭部隊・カナリア隊
西方エルフの船にはカナリアと呼ばれる精鋭部隊が乗っていて、彼らは迷宮の危険度が一定を越えるとやってくるそうです。カナリアの任務は迷宮の調査と制圧で、カブルーはこのままだと島主を押し切って迷宮に突入し、ライオス達を逮捕、連行してしまうだろうとシュローに言います。
シュローとカブルーはすぐに島主のもとへと行きますが、既にカナリアは島主の館に来ていて、島主に迷宮を明け渡すように迫っていました。カブルーはシュローに、エルフの手に迷宮が渡れば人間がその先で何が行われるか知ることはないだろうと話します。そして、カブルーは自分の故郷も迷宮で栄えた町で、ある日魔物が地上に溢れてきて、母親と一緒に故郷を失ったことを話し始めます。
カブルーが部屋に入ると、相談役のノームのタンスは断固としてエルフの要求を拒否していましたが、島主はエルフの圧力に屈しかかっていて、今にもエルフに迷宮を明け渡してしまいそうです。カブルーは迷宮で魔物に変わってしまった人間に遭遇した事を報告しますが、カナリアはキメラが出現した事を知ると、強行に島に上陸して迷宮に突入しようとします。
カブルーの提案
カブルーはライオスがトールマンの中で最も迷宮の中心に近づいていて、これが最初で最後の機会だと感じていました。カナリアにライオスの邪魔をさせないためにも、カナリアを何とかしようと、カブルーは自分が15年前に迷宮によって滅んだ町・ウタヤの出身だとエルフ達に明かし、カナリアに迷宮の制圧ではなく封鎖を提案します。自分の知っているツテを使えば迷宮内の人間も避難させられると言うと、カナリアの隊長・ミスルンはカブルーに、そこまで言うのならやって見せてもらおう、お前に同行する、と言います。
魂のエッグベネディクト
一方、場面は変わってライオス一行ですが、センシはハーピーの卵でポーチドエッグを作っていました。センシは調理をしながら魂を卵に例えた話をしますが、調理を手伝うライオスはいまだに幻影に悩まされていました。その後パンにポーチドエッグと具材を乗せて、エッグベネディクトが完成します。
ライオス達が魂のエッグベネディクトを食べていると、イヅツミは何かの気配を感じます。その話を聞いて、ライオスは初めて自分が見ているのは幻影でなく幽霊だと分かります。幽霊は自分の話をずっと無視していたライオスに怒っていました。
ライオスに話しかけていた幽霊は第13話で狂乱の魔術師によって壁に押し潰されそうになった時に、ライオス一行を助けた幽霊と同じ幽霊でした。
ライオスは助けてもらった礼を言うと、幽霊は紹介したい人がいると言い、ライオス一行をどこかに転移させます。幽霊に転移させられた場所は、遠くに黄金城が見える村でした。その村では魔物が家畜の様に住人に飼われていて、魔物達も大人しく、住人に聞くと魔物達は住人を傷つけないように命令されているそうです。
村の住人に会って欲しい人がいると言われて、ライオス達は家へと案内されますが、会わせたい主人は不在のようで、ライオスは村の中を案内してもらいます。ライオスは魔物を飼育している様子を見学し、センシは畑を見学することにします。
マルシルは家の中でイヅツミと待つことにしますが、村の住人にドレスを着て欲しいと頼まれて、村の住人が作ったというドレスを着る事になります。しかし、外界と千年も遮断されていたせいか、マルシルが着たドレスはかなり奇抜なデザインの服でした。一方、チルチャックは村の住人が作った酒を楽しんでいました。
ライオスとセンシが家に戻ってくると、マルシルとイヅツミは奇抜でない別のドレスを着ていました。この場所には大量の結界が何重にも張られていて、結界の影響かイヅツミが幼児退行したように大人しくなっていました。
牛(ミノタウロス)のリブステーキ、他3品
その後、住人に案内された部屋に行くと、部屋の中にはデルガル王の孫、ヤアドがいました。部屋にはライオスたっての希望で、ミノタウロスの肉で作られた牛のリブステーキなどが配膳されます。
ライオスはこの国の守り神・翼獅子に選ばれた者?
ヤアドは黄金郷の事や、狂乱の魔術師 シスルの事、予言の事などを話し始めます。ヤアドはライオスの剣についている獅子の顔を見て、ライオスがこの国の守り神・翼獅子に選ばれた者だと言います。そして予言には、狂乱の魔術師を打ち倒しこの国の新しい王となるであろう、とあるとライオス達に告げます。ヤアドはライオスに、狂乱の魔術師を打ち倒し我々を解放してくださると約束して欲しい、と懇願します。
ライオスはその場ではヤアドに回答できず保留にしますが、寝室に戻った後チルチャックに保留にせず断れよと怒られてしまいます。ライオスはセンシに一晩よく考えるように言われ、自分がどうするべきか悩みます。
まとめ
第21話の内容は原作だと、7巻45話「卵」から7巻46話「黄金郷」までになります。
第21話では、エルフの精鋭部隊・カナリア隊が登場しました。また、幽霊に転移させられて、黄金城の住人がいる村に行き、デルガル王の孫、ヤアドから黄金郷の事や、狂乱の魔術師 シスルの事、予言の事などを教えてもらいます。
カナリア隊は迷宮の調査と制圧が任務の精鋭部隊です。しかし島に上陸している6名の隊員のうち、4名は実は犯罪者です。古代魔術の使用などの罪を犯していて、看守役の許可がないと魔術を使うことが出来ません。残りの2名は貴族の子弟であり名家の出身で、犯罪者達の看守役でもあります。カナリア隊、特に隊長のミスルンは今後、物語に深く関わってきます。
黄金城が見える村へと転移させられたライオス一行は、ヤアドからライオスが翼獅子に選ばれた者だと教えられます。そして、予言によると翼獅子に選ばれた者は狂乱の魔術師を打ち倒し、この国の新しい王になる、とあるそうです。マルシル達は偶然だと言い、狂乱の魔術師を倒すことを拒否したいようですが、ライオスは懇願されて回答を保留にしてしまいます。狂乱の魔術師や翼獅子の予言、さらにカナリア隊も迷宮に絡んできて、状況は混沌としてきましたが、元々ライオス達は狂乱の魔術師と会って話をしたかったはずですが、どうなるでしょうか?
第22話「グリフィン/使い魔」
第22話「グリフィン/使い魔」の記事です。
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