TVアニメ 葬送のフリーレンのネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。第2回以降は、毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送されます。
前回、第13話の記事はこちらです。
第14話 若者の特権
勇者ヒンメルの死から29年後、北側諸国ラート地方の街に到着したフリーレン一行ですが、この街にヒンメル達と一緒に来たことがあるフリーレンは昔を思い出します。
今日はフェルンの誕生日
宿に着いた後フェルンとシュタルクは喧嘩をしたようで、シュタルクは涙目で師匠の所に帰ると言って出て行ってしまいます。第12話ではシュタルクの誕生日を祝っていましたが、今日はフェルンの誕生日だったようです。しかし、シュタルクは誕生日プレゼントを用意しておらず、それでフェルンがキレたようです。
フリーレンはフェルンに言い過ぎだと言い、ザインは俺だってフェルンの誕生日プレゼントを用意していないと言います。男は誕生日とか記念日とかは気にしない生き物だとザインは言いたかったのですが、フェルンは無言でローキックをザインにかまします。こういうのは後で膝にくるからやめて!とザインはフェルンに詫びて、誕生日プレゼントを買ってくると約束します。そして、ザインからシュタルクを追いかけた方がいいと言われ、フェルンはシュタルクを追いかけて広場で見つけますが、話しかける勇気が出ません。
結局、フェルンはシュタルクに話しかけられずザインの所に相談に行きます。ザインは第12話でシュタルクの誕生日プレゼントを一緒に選んだ話を聞き、ザインが買ったフェルンの誕生日プレゼントを渡すと、シュタルクに謝って一緒にプレゼントを選んでくるようにフェルンにアドバイスします。
二人は仲直り
ザインからアドバイスを貰い、フェルンは広場にいるシュタルクに謝りに行きます。すると、シュタルクの方からフェルンに謝り、フェルンもきちんとシュタルクに謝り、二人は仲直りします。
その様子をフリーレンは屋根から見守っていると、ザインもやってきます。フリーレンとザインはハイターの話になりますが、フリーレンにとってハイターは酒飲みでよく二日酔いをするような生臭坊主だったようですが、ザインにとってハイターは優しくて頼りがいのある理想的な大人だったようです。
ハイターとの思い出
そこからフリーレンは昔、ハイターとした会話を思い出します。ハイターを誰が褒めるのかという話になり、ハイターは天国に行ったら女神様が褒めてくれると答えますが、フリーレンはこっちでは私が褒めるよ、と言い、ハイターの頭をなでてあげます。
ハイターとの会話を思い出したフリーレンは、ザインの頭をなでてあげて、ちゃんと大人やれていると思うよ、とザインに言います。そしてフリーレンはザインの頭をなで続けますが、これがお姉さんからだったら、最高だったんだけどな…、とザインは少し寂しそうに言います。しかしフリーレンは、私ほどのお姉さんはなかなかいないよ、と自信満々に言います。
街を出て馬車で森の中をフリーレン一行は進みます。馬車の中でフリーレンはフェルンが新しいブレスレットをつけている事に気付きます。これは、街でシュタルクに選んでもらったブレスレットのようです。同じデザインの指輪を持っているとフリーレンは言い、指輪を探しますが整理整頓をしていないのでなかなか見つかりません。
そんな会話をしていると、鳥型の魔物に馬車ごと捕まり空に連れて行かれます。飛行魔法は約40年前まで人類は使えていなかった魔法で、魔族の魔法術式をそのまま転用しているので、応用がきかずフリーレンも馬車をわずかな時間しか飛ばせないようです。どうするか悩んでいるうちに鳥型の魔物は馬車を地面に叩きつけるかもしれないと分かり、フリーレンは鳥型の魔物を魔法で倒すと、落下する馬車を魔法で浮かせようとします。結局、上手く馬車を浮かせることが出来、全員何とか生き残れていました。
鏡蓮華の花言葉は久遠の愛情
空からの落下で全員死ななかったものの、馬車は修理が必要な状態となり、数日は森の中で足止めとなります。馬車の修理をしながらの会話の中で、シュタルクがフェルンに送ったブレスレットの意匠が鏡蓮華で花言葉は久遠の愛情、この地方ではあれは恋人に贈る物だという事をフェルンとシュタルクはザインから教わります。シュタルクは必死に取り繕い、あの、買い直しましょうか…?と、フェルンに申し出ます。しかし、フェルンはブレスレットの事は気に入っているようで、これはシュタルク様が一生懸命選んで私にくれた物です、二度とそんなこと言わないで、とフェルンは拒否します。
馬車の修理も終わり明日の早朝には出発できると、フェルンはフリーレンに伝えますが、フリーレンは何かを探しています。毎晩探していたようで、フェルンが何を探しているのか聞くと、ヒンメルから貰った指輪だとフリーレンは答えます。ブレスレットと同じ鏡蓮華の意匠の指輪だったなら、花言葉は久遠の愛情だとフェルンはフリーレンに教えると、知らなかったとフリーレンは言います。そして、どうでもいい、ヒンメルも知らなかったと思う、とフリーレンは言いますが、フェルンはきっと大事な物だから探しましょうとフリーレンに言います。
ヒンメルに送ってもらった指輪
その話を聞いた馬車の乗っていた商人は、今回の報酬として渡すつもりだった魔法の一つとして、失くした装飾品を探す魔法をフリーレンに渡します。失くした装飾品を探す魔法でフリーレンは指輪を探している間、ヒンメルから指輪を貰った時の事を思い出します。場面は過去に移り、ヒンメルは今回の討伐依頼で頑張ってくれたから、と好きな物を選ぶようにフリーレンに言います。フリーレンは適当に指輪を選びヒンメルに渡すと、ヒンメルは指輪を見て複雑な表情を浮かべます。そしてヒンメルは恋人に指輪をはめるように、フリーレンの指に指輪をはめます。再び場面は現代に戻り、魔法で見つけた指輪を見つめながら、フリーレンはヒンメルの事を思い出しつつ、諦めなくて良かったというフェルンの言葉に、そうかもね、と答えます。
まとめ
第14話の内容は原作だと、4巻29話「理想の大人」から4巻30話「鏡蓮華」までになります。
第14話では、フェルンの誕生日プレゼントに関する出来事や、シュタルクが送ったブレスレットに関するエピソード、さらに昔ヒンメルがフリーレンに送った指輪のエピソードなどが描かれていました。
冒頭、ヒンメルがフリーレンを買い物に誘っていましたが、この後、フリーレンに指輪をはめてあげて指輪をプレゼントしたのだと思います。しかし、ヒンメルがフリーレンの指に指輪をはめるシーンですが、原作以上に恋人にはめるような感じになっていますね。アニメで見たらヒンメルは多分、鏡蓮華の花言葉や意味を知っているような感じに見えましたし、ヒンメルはフリーレンに恋心を抱いているように感じますね。
そして、フェルンとシュタルクは誕生日プレゼントを贈りあった仲になりました。少しは二人の仲も進展したようですが、まだまだ二人が付き合う事はありません…。
第15話「厄介事の匂い」
第15話「厄介事の匂い」の記事です。
アニメ 葬送のフリーレンのまとめ記事を書いています。
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