TVアニメ 葬送のフリーレンのネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。第2回以降は、毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送されます。
前回、第14話の記事はこちらです。
第15話 厄介事の匂い
ラオブ丘陵を歩くフリーレン達ですが、ザインが三人に、このパーティーに足りないものがある、と言い、年上のお姉さんだよ!と、ザインは熱く語ります。第13話でザインの兄が言っていましたが、ザインは年上のお姉さんが大好きです。フリーレンでは嫌だそうで、お姉さんじゃないもん…、とザインがすごく辛そうに言います。
呪いで村人全員が眠った村
そんな会話をしていると次の村に到着しますが、その村の人間は全員が眠っていました。フリーレンとザインは、村人が眠っている原因は呪いだと断定します。呪いは人類の魔法技術では原理も解除方法も分からず、ザインの女神様の魔法に頼るしかないとフリーレンは言います。
魔法使いのフリーレンやフェルンでは呪いは感知できないようで、なんとなく今攻撃されている感じがする、だからこの村がまだ呪いの範囲内ってことだけは分かるかな、と言い、これぐらいしか分からないようです。現在進行形でまだ呪われている分かり、シュタルクは、怖い、と悲鳴を上げます。その後、ザインが呪いを掛けた発信源が魔物だと特定しその位置も割り出します。この呪いはかなり特殊な呪いで、解除するよりその魔物を叩いた方が早いとザインは言い、魔物を退治する事になります。
ザインだけは女神の加護と呼ばれる生まれながらの資質があり、呪いには耐性がありますが、他の者には呪いの耐性がなく、さっそくシュタルクが呪いに掛かって眠ってしまいます。眠っているシュタルクを運びながら魔物の場所を目指しますが、途中でフェルンも呪いに掛かって眠ってしまいます。結界を張ってその中に二人を置いていき、フリーレンとザインは二人だけで魔物を目指します。
そして、魔物まであと少しというところで、フリーレンも眠ってしまいます。フリーレンは、魔物が出たら起こしてね、一人で戦っちゃ駄目だよ、と言って眠ってしまいますが、ザインの魔法では一時的に目覚めさせるのは5秒が限界です。仕方なく、ザインは僧侶用の戦闘魔法で魔物を攻撃しようと考えます。
呪いの発信源は混沌花
呪いの発信源の魔物は混沌花の亜種で、ザインは弱点のコアを戦闘用魔法・女神の三槍で攻撃しますが、魔法は反射され跳ね返されてしまいます。フリーレンを起こしてもたったの5秒では説明する時間はなく、そもそもフリーレンとは信頼関係はまだ出来ていないとザインは考えますが、昔ハイターから教わった、仲間の言葉を信じるという教えを思い出します。
覚悟を決めて目覚めの解呪でフリーレンを目覚めさせたザインは、フリーレンに魔物の説明をしようとしますが、フリーレンは一目見て混沌花のコアを魔法で撃ち抜いて倒します。村は無事呪いから解放され、村人も目を覚まします。フリーレンは起きた瞬間に混沌花が魔法を反射するタイプだと分かったようですが、ザインのお蔭で生き残れたとフリーレンはザインにお礼を言って頭をなでます。しかし、ザインは村の綺麗なお姉さんを忘れることが出来ず、いつまでも村の綺麗なお姉さんの事をつぶやきます。
城塞都市フォーリヒに着いたフリーレン一行は物資を補給しようとしますが、シュタルクが貴族の馬車に連れて行かれます。貴族は北側諸国の三大騎士オルデン家の人間で、フリーレンはこの貴族の祖父と会ったことがあるそうです。オルデン卿はシュタルクに依頼があり金を出すと言いますが、フリーレンは馬鹿馬鹿しいと言い屋敷を出て行こうとします。しかしフェルンから路銀が残り少ないと言われると、フリーレンは急に協力的になります。
シュタルクが身代わりとして社交界デビュー
一月前に魔族との戦いで亡くなったオルデン卿の長男ヴィルトの身代わりを、シュタルクにして欲しいとオルデン卿は依頼します。ヴィルトが戦死した事は消耗した兵力を立て直すまで隠したいようで、三か月後の社交界でヴィルトの健在が示せれればいいそうです。報酬はシュトラール金貨10枚と魔導書一冊で、結局シュタルクは路銀の為にこの依頼を受けて、社交界に出席する事になります。シュタルクは社交界まで、作法の練習をみっちりと仕込まれます。
練習の途中、オルデン卿には次男のムートがいる事をシュタルクは聞きますが、ムートには兄ほどの才がないそうで、シュタルクは自分の境遇と重ねて複雑な気持ちになります。しかしムートは努力家だそうで、積み上げてきたものは決して裏切らない、いつか私より強い騎士になる、とオルデン卿は言い、シュタルクはその事はムートに言った方がいいと言います。オルデン卿は、いつも言っているが、だから調子に乗ってなかなか上達しないと言います。それを聞いたシュタルクは、それは大問題だ、と答えます。
フェルンとシュタルクが社交界に出席
その後、フェルンも社交界に向けて作法の練習をすることになります。社交界に年頃の男子一人で行くことなどあり得ないとオルデン卿に言われ、フェルンも路銀の為に作法の練習をすることになります。そして社交界当日、シュタルクとフェルンは社交界に出席し、せっかく練習したからと、二人でダンスを踊ります。
社交界も無事終わりオルデン卿から報酬を受け取りますが、オルデン卿はシュタルクに、お前さえよければ、とこのままこの街に残るように誘います。オルデン卿は長男と喧嘩別れをした事を悔やんでいて、シュタルクを見つけた時は奇跡だと思ったそうです。しかし、シュタルクも育ての親のアイゼンに心に無い言葉を言っていたので、旅の土産話をたっぷりと持ってからないと駄目だ、だから猶更ここには残れない、とシュタルクは言います。オルデン卿は、そうか、と納得して、それ以上はシュタルクを誘いませんでした。次の日、フリーレンが報酬の魔導書をどれにしようか迷っていると、外ではオルデン卿が次男のムートの稽古を見ています。その様子を見てシュタルクは、少なくともオルデン家は跡継ぎには困ることはなさそうだ、と安心します。
まとめ
第15話の内容は原作だと、4巻31話「混沌花」から4巻32話「オルデン家」までになります。
第15話では、ザインとフリーレンで混沌花を倒す話と、シュタルクが身代わりとして社交界に出席させられる話が描かれています。
村人全員を呪いで眠らせている魔物・混沌花に遭遇し、フリーレン一行は混沌花を倒しに向かいます。途中でシュタルクとフェルンは眠ってしまい、最後はフリーレンも混沌花の手前で眠ってしまいます。ザインだけは女神の加護と呼ばれる生まれながらの資質のおかげで、呪いは効きにくいのですが、ザインだけで混沌花を倒すのは難しい状況です。ザインの魔法ではフリーレンを呪いから目覚めさせても5秒が限界で、フリーレンと5秒で連携を取る自信がありません。結局、ハイターの昔の言葉を思い出し、ザインはフリーレンが寝る前に言っていた言葉を信じてフリーレンを目覚めさせます。フリーレンはそれに見事応えて、混沌花を倒します。
シュタルクがオルデン卿の長男ヴィルトの身代わりとして社交界に出る話では、フェルンとシュタルクがダンスを披露しています。ダンスシーンの作画はかなり気合が入っていて、フェルンとシュタルクが華麗なダンスを踊っています。シュタルクがフェルンの手を取って、どうかな、と聞くシーンでも、フェルンは平静を装っていますが、その後自分の手を見つめているので、まんざらでもないかもしれません。しかし、まだまだ二人が付き合う事はありません…。
第16話「長寿友達」
第16話「長寿友達」の記事です。
アニメ 葬送のフリーレンのまとめ記事を書いています。
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