【ネタバレ】アニメ 呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変 #29「玉折」のネタバレ、感想

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TVアニメ 呪術廻戦 第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。

 

前回、#28の記事はこちらです。

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#29「玉折」

天内の事件から1年後の2007年8月、呪術高専3年生となった五条は無下限呪術をさらに使いこなし、「赫」と「蒼」をそれぞれ複数同時発動できるようになるなど、“最強”の術師となっていました。任務も全て1人でこなすようになり、家入は元々危険な任務で外に出ることもなく、必然的に夏油も1人になることが増えていきます。

特級術師・九十九由基

一方、夏油は天内の事件で見た非術師が天内の死に笑顔で拍手を送っていた光景が忘れられず、術師として人々を救うという信念が揺らいでいました。そんなある日、夏油は後輩の灰原と話していると、特級術師・九十九由基が現れます。

 

夏油は九十九と、呪霊の生まれない世界の作り方について会話を交わします。その会話から非術師を皆殺しにすれば呪霊の生まれない世界が作れる、という結論に夏油は至ります。しかしすぐにその考えを否定しますが、夏油は自分の中の非術師の価値のようなものが揺らいでいる、と九十九に告白します。

 

九十九は、今はまだその段階でないと夏油に答え、非術師を見下す君、それを否定する君、どちらを本音にするのかは、君がこれから選択するんだよ、と夏油に言います。九十九は別れ際に、星漿体の事は気にしなくていい、と夏油に言い残すとバイクで旅立ちます。2級呪霊の討伐任務に向かった灰原と七海ですが、実際は1級呪霊の案件でした。灰原と七海では歯が立たず、灰原は任務中に死んでしまいます。夏油は自分の中の本音がさらに分からなくなっていきます。

夏油が呪詛師となった事件

2007年9月、夏油は村落内での神隠し・変死の調査、および対象呪霊の祓除を任務として、ある村を訪れていました。事件の原因の呪霊は取り除きますが、夏油は呪術師の少女達が村の住民に虐待・監禁されている場面に遭遇します。非術師を見下す自分、それを否定する自分、夏油はどちらを選択するかの決断を下します。そして村落の住民112名を皆殺しにし、夏油は逃走、呪術規定9条に基づき、夏油は呪詛師として処刑対象となります。

 

五条は夜蛾正道から事件の事を聞きますが、夏油が事件を起こしたと信じられず混乱します。その後夏油は家入の前に現れ、家入は五条に夏油が新宿に現れたと連絡します。

 

五条はすぐに夏油のもとに駆けつけ、なぜ非術師を大勢殺したか、なぜ親まで殺したか、問い詰めます。夏油は、非術師を殺して術師だけの世界を作る、と五条に宣言すると、その場を立ち去ろうとします。五条は立ち去る夏油を追う事も、捕まえる事も出来ず、そのまま見逃してしまいます。夏油は盤星教を乗っ取ると、呪いと金を集めて術師だけの世界を作ろうとします。

伏黒恵との出会い

五条は小学一年生の伏黒恵に会いに行き、伏黒恵に父親・伏黒甚爾の話をしようとしますが。しかし、伏黒恵は伏黒甚爾の事に興味はなく、姉の津美紀の幸せだけを気にします。五条は伏黒恵に後は任せるように言うと、強くなってよ、僕に置いていかれないくらい、と伏黒恵に声をかけ、自分と同じくらい強くなるように期待します。そして場面は2018年10月19日へと移り、アニメの第1期の続きが始まります。

まとめ

#29の内容は原作だと、9巻76話「玉折」から9巻79話「これからの話」までになります。

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#29では、一年後の五条と夏油、夏油を最悪の呪詛師にした事件、その結末が描かれています。

五条は無下限呪術をさらに使いこなし、“最強”の術師になっていました。一方、天内の事件以来、夏油は自分の信念が揺らいでいて目にクマが出来るほど悩んでいましたが、そんな時に特級術師・九十九由基と出会います。九十九との会話から、非術師を殺して術師だけの世界を作れば呪霊は生まれない、との考えに至り、夏油は村落の村民112名を皆殺しにし、五条と決別、最悪の呪詛師となってしまいます。夏油はこの後、盤星教を乗っ取って仲間の呪詛師を集めて、「劇場版 呪術廻戦 0」へと繋がっていきます。

唐突に出てきたように見える九十九ですが、実は元・星漿体で、その関係で天元や天内の事件を調べていたのだと思われます。だから伏黒甚爾が死んでいた事も知っていましたし、天内の死を気にしていた五条や夏油の事を気にかけて、会いに来たのかもしれません。

今回で「懐玉・玉折」編は終わり、8月10日・17日は特別番組「閑話(前編、後編)」が放送されます。

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