【ネタバレ】葬送のフリーレン 第144話「予知夢」のネタバレ、感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第144話のネタバレ、感想です。

 

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予知夢の中でゼーリエと皇帝が情報交換

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

舞踏会場でも魔導特務隊に動きなし

前回の影なる戦士との戦いから舞踏会場へと場面は戻り、魔導特務隊はゼーリエとゼンゼを遠巻きに監視するだけで、やはり動きません。ゼーリエは、魔導特務隊は漁夫の利を狙っているな、あれだけの手練れを揃えておきながらここまで慎重だと最早臆病だな、と言いますが、ゼンゼは、その臆病さが帝国の魔法使いの恐ろしさです、とゼーリエに答えます。ゼンゼは過去に魔導特務隊と戦ったことがあるようで、その時は一級魔法使いを3人殺されたようです。ゼーリエは魔導特務隊隊長フラーゼの名前を出し、もう少し検証する時間があれば良かったとつぶやきます。その後、ゼンゼが皇帝陛下とのお目通りは叶うと思いますか?と、ゼーリエに聞くと、あの男は用心深く抜け目のない合理主義者だが、それだけに体面の重要性を理解している、恐らくこちらよりも多くの従者を連れてくるだろうさ、とゼーリエはまるで会った事があるかのような言い方をします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

ゼーリエは皇帝には予知夢で一度会った事があるようですが、その内容を話すつもりは無いとゼンゼに言います。それは何故?とゼンゼが聞くと、賭けに出たからだ、と答えます。そして、勝とうが敗けようがお前は私を責めるだろうと、ゼーリエが言った後、場面は夜の宮殿へと移ります。宮殿の通路を皇帝が一人歩いていると、ゼーリエが皇帝に話しかけます。皇帝は、フラーゼは何を考えている、このような侵入を許すとは、と言い、ゼーリエには、どうせ明日の舞踏会で会うのだ、急くような用もなかろう、と話しかけます。しかし、ゼーリエは自分にはもう時間がない、話があると言うと、皇帝とゼーリエは歩きながら話をする事になります。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

ゼーリエは水を差すような真似さえしなければいいと言いますが、皇帝は余にその意思がなくともフラーゼが黙っていないと答えますが、フラーゼは来ない、とゼーリエは言います。そのゼーリエの言葉を聞き、皇帝はゼーリエがフラーゼを殺したのだと気付きます。しかし、フラーゼにとっては自分の死さえ時間稼ぎにしかならないと皇帝は言い、実際ゼーリエは皇帝と謁見する時間を稼ぐだけで手一杯だったようです。しかし、ゼーリエにとってフラーゼとの戦いは楽しい戦いだったようで、嬉しそうな表情で、実に楽しい戦いだった、とつぶやきます。さらに、それに聞かれたって構わんさ、“ここ”ではな、とゼーリエが言うと、皇帝は何かに気付き、場面が別の部屋へと移ります。“ここ”はゼーリエの夢の中のようで、皇帝も夢の中だと気付きますが、夢の中だと気付けたのはテーブルの上にある夢かどうか判別するための魔道具のおかげのようです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

夢かどうか判別するための魔道具は、フランメの収集品

この魔道具は夢の中だと火の色が黒色に変わるようで、今は黒色という事で皇帝は夢だと気付けたようです。さらにゼーリエに、これは余の夢ではないな、其方のか、と皇帝が聞くとゼーリエはそうだと答え、この皇帝もゼーリエが見ている夢が作り上げた、登場人物の一人に過ぎないと言います。その後、ゼーリエは魔道具を再度見て、しかし懐かしいものだな、何かと思えばフランメのくだらん収集品か、予知夢でもそうなるんだな、と懐かしそうにフランメの遺した魔道具を覗き込みます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

皇帝は予知夢と聞き、神話の時代の魔法、未来視の一種だな、と言いますが、ゼーリエはこの予知夢は未来視のような大層なものではないと言い、この魔法の説明をしようとしますが、途中でやめてしまいます。この場での出会いは、実際に未来で起きるということか?と、皇帝が聞くと、ゼーリエは数ある未来の一つで、今回はそういう選択をしただけと答えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

さらにゼーリエは無駄足だったと言い、夢の中の住人に気付かれる欠点があるのだな、この予知夢は未来の予測としては意味を成さない、と言うと宮廷を去ろうとします。しかし、皇帝はゼーリエを呼び止めて、無駄足ついでに何を話すつもりだったのか、教えて欲しいとゼーリエに言います。さらに今までのゼーリエの言動から、ゼーリエがまるで試行錯誤を続けているように見えると皇帝は指摘します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

皇帝は、これが何度目の選択でこの先の未来に何が起こるのか、ゼーリエに質問し、自分の権限の及ばないところで、ゼーリエ暗殺計画が動いている事をゼーリエに明かします。そして、皇帝は暗殺計画の結末が最善の結果に繋がるとは思えない、と自分の考えをゼーリエに打ち明けます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

皇帝は帝国の穏やかな衰退の為にゼーリエ暗殺計画を止めたいようで、ゼーリエと話し合おうとします。ゼーリエがここで情報を持ちかえれば、暗殺計画の阻止に繋がり、現実の帝国にも利があるとの事ですが、皇帝はまずはゼーリエの置かれた状況を知りたがります。暗殺計画を阻止するだけならゼーリエが情報を持ち帰ればいいだけですが、皇帝は情報を渡すにしても其方の状況が分からねば、と言い、ゼーリエから情報を聞き出そうとします。その様子を見て、ゼーリエは皇帝も情報を持ち帰ろうとしている、と指摘し、とんだ食わせ者だ、と皇帝に言います。この皇帝にも現実の皇帝の自我があり、ゼーリエと皇帝の夢は繋がっているようです。こんなことが出来るのは、現実の皇帝の身体に宮廷魔法の粋を集めた精神防御機構が備えられているからで、この技術は帝国千年の魔法技術の集大成で原理は術者である皇帝ですら、理解の及ばない領域になっているそうです。夢の中の皇帝がゼーリエに簡単に情報を渡さない状況も、防御機構の一つなのだろう、と皇帝はゼーリエに言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

予知夢という仮想世界の“皇帝”が、余の知り得ぬところで勝手に情報を漏らせば、帝国の存亡に関わる、きっと余は、其方に渡す情報を選別するために、ここにいるのだろうな、と皇帝はゼーリエに言います。随分素直に白状するじゃないか、とゼーリエが聞くと、皇帝はこの交渉が決裂すれば帝国が滅びるくらいわかる、と言い、さらに皇帝は話を続けようとします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

しかし、ゼーリエは皇帝の話を遮って情報交換に応じます。まだ説得の途中なのだが、と皇帝は言いますが、お前は暗殺計画が失敗に終わると考えている、だからこうして守りに入った、とゼーリエは情報交換に応じる理由を教え始めます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

これは計画に関与している人間の考え方じゃない、あまりにも的外れな予想だからな、とゼーリエは情報交換に応じた理由を皇帝に言うと、皇帝はもう一度未来で何が起こるか質問します。しかし、知らない、私はその前に死ぬからな、とゼーリエは答えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

ゼーリエは誰かに殺されてしまう

ゼーリエは誰にどうやって殺されたか、その死後に何が起こるか、は結局分からなかったようですが、こうして陛下と会えたのは僥倖だと皇帝に言います。現実世界じゃとてもじゃないが、邪魔立てなしに話せる機会などない、とゼーリエは皇帝に話した後、やっと死後の計画が立てられるとゼーリエは言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

 

馬鹿弟子共はどの選択でも、私の死を前提とした計画は否定するからな、とゼーリエはつぶやきつつ、ようやく建設的な話が出来る、帝国と大陸魔法協会、互いの利益を追求しようじゃないか、と皇帝に言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 144話より

まとめ

144話では、ユーベル、ラントとイーリス、ルティーネの戦いからは一旦離れ、ゼーリエが予知夢の中で皇帝と会って会話をしていた時の話となります。ゼーリエは度々、予知夢の中で色々な選択をして未来を予測していたようですが、一度だけ皇帝と会って会話が出来たようです。ただ、皇帝はフランメが遺した魔道具を使って夢の中と気付き、さらに精神防御機構でゼーリエの予知夢に繋がって情報を持ち帰ろうとします。ゼーリエは自分が殺される事を分かっていて、今回皇帝と情報交換をし自分の死後の計画を立てようとします。

今回の話を見る限りだと、どんな形かは分かりませんがゼーリエの死は確定で避けられないように見えます。本当にゼーリエの死は不可避なのか、ゼーリエの予知夢はゼーリエ自身が未来視のような大層なものではない、と言っているので、何か不確定要素があれば回避出来そうな気もするので、今後のストーリーに注目しましょう。

 

来週は休載で、次回は9月17日(水曜)発売予定の週刊少年サンデー 2025年 第42号に掲載予定です。

 

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