週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第39話のネタバレ、感想です。
前回、38話の記事はこちらです。第一次試験が始まり、フリーレンはラヴィーネ、カンネと隕鉄鳥を探します。
他のパーティーを敵に回して
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
作戦会議中
フリーレン達は、今まで隕鉄鳥を観察した結果を話し合っています。カンネは、隕鉄鳥は音速を超えて飛行するので追いつくのは不可能、さらに竜みたいに頑丈なので拘束も破られる、と観察した結果を話します。ラヴィーネは、隕鉄鳥は魔力にとても敏感で魔力を抑えていても、近づくとすぐに逃げられると話します。さらに隕鉄鳥が魔力をほとんど持っていないので、隕鉄鳥に対して魔力探知が出来ない、と話します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
そもそも隕鉄鳥を見つけられても、どう捕らえるのか見当もつかねぇ、とラヴィーネは言いますが、隕鉄鳥を捉えるのに役に立つかもしれない魔法の実験をしていたんだよね、とフリーレンは言います。それが38話で魔物に対して使った魔法、“鳥を捕まえる魔法”です。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
38話では魔物に対して使っていましたが、鳥みたいなやつは全部捕らえられるみたい、とフリーレンは話します。それを聞いてラヴィーネが、なんでそれを黙っていたんだよ、と言いますが、この魔法の射程は50cmで、そこまで近付かないと駄目なんだ、とフリーレンは言います。今までは最大で3mまでしか近付けておらず、しかも20mくらい近付いた時点で隕鉄鳥に気付かれています。フリーレンが二人の魔法では隕鉄鳥の足止めは難しいか確認すると、ラヴィーネは、上手く凍らせれれば可能だろうが、魔力に敏感な上に頑丈で凍りにくい、と多分逃げられるだろうと言います。カンネは、自分が使えるのは水を操る魔法で水自体を生成することはできないんだよね、水のある場所じゃないと使えないし、まとまった水は魔力が通りにくいから事前に魔力を込めておかないと難しいかな、と言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
でも水に魔力を込めたら魔力に敏感な隕鉄鳥は、絶対寄ってこないだろうね、ともカンネは言いますが、それを聞いてフリーレンは、この作戦ならいけるかも、と作戦をカンネとラヴィーネに説明します。作戦をフリーレンから聞いてラヴィーネは、他のパーティー全員に喧嘩を売ることになるぜ、とリスクが高いと言います。迷っているラヴィーネに、怖いのラヴィーネ?と、カンネが聞くと、ラヴィーネは馬乗りになってカンネの髪を引っ張ります。そして、わかったよ、やってやろうじゃねぇか、とラヴィーネも作戦をやると決意します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
フェルンのパーティーは、水の補充へ
場面変わって、第4パーティーのフェルンのパーティーは、既に隕鉄鳥を捕らえていて、試験終了まで潜伏して他のパーティーをやり過ごそうと話しています。その前に水の補充をしようと中央の湖に向かいますが、途中にある川は枯れています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
試験区域を囲むように張られている結界が水を通さないせいで、ほとんどの川が枯れているようです。水のほとんどは湖に集まっているようで、水場に集まる隕鉄鳥を狙って最大の水場である湖の周りに受験者が集まっていると、ラントは予想します。ラントは不要な戦いを避けるため、水を諦めようとしますが、他の受験者に見つかってしまいます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
フェルン達は魔法で攻撃されますが、フェルンが即座に反応し魔法で防御します。姿を見せたヴィアベルをユーベルが攻撃しようとしますが、ヴィアベルも攻撃態勢を取りにらみ合いの状態になります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
ラヴィーネが湖を凍らせる
一瞬即発の状態でしたが、湖の方向で魔法の反応があり、湖ではラヴィーネが魔法で湖を凍らせ始めていました。そのままラヴィーネは湖を凍らせてしまい、湖に集まっていた他の受験者は湖が凍ったのを見て、焦っています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
一部のパーティーは湖の氷を溶かそうと、湖に向かって魔法を使います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
しかしデンケンは、これほど派手に魔法を使われたら、隕鉄鳥はもうこの湖に近づかない、と言い隕鉄鳥は第2パーティーから奪うことにします。これだけ暴れたということは隕鉄鳥を捕獲する算段がある、とデンケンは予想します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
一方、フェルン達のチームはヴィアベル達のチームと戦闘状態となります。フェルンは戦闘状態の中、フリーレン様、一体何をするつもりですか…、とフリーレンが何をするかを気にします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 39話より
まとめ
フリーレン達は隕鉄鳥を観察した結果を話し合い、フリーレンは作戦をラヴィーネとカンネに提案します。悪くない作戦のようですが、他のパーティー全員を敵に回してしまうことになります。魔力で凍らせてしまったら、魔力に敏感な隕鉄鳥は寄ってこないはずですが、どうやってフリーレン達は隕鉄鳥を捕まえるつもりでしょうか。
さらにパーティー全員を敵に回した事で、隕鉄鳥を捕まえられても次は他のパーティーと戦闘になりそうです。フリーレンが本気を出せば戦闘も余裕だと思いますが、どんな戦闘を行うか注目です。
次回、フリーレン達の動きに気付いたデンケンのチームは、第2パーティーを狙います。
最新刊、葬送のフリーレン 3巻です。
発売中のコミック 3巻のネタバレ、感想も書いています。
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