【ネタバレ】葬送のフリーレン 第68話「北部高原」の感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第68話のネタバレ、感想です。

 

前回、67話の記事はこちらです。シュタルクとフェルンはデートに出かけます。

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故郷を守る

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

北部高原へ

勇者ヒンメルの死から29年後、北側諸国、ナーハリヒト地方に着くと、火山地帯を抜けたので寒さが増してきます。フリーレン達がしばらく歩くと、北部高原の関所が見えてきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

 

この関所を抜けるとしばらくはまともな補給が出来ないので、フリーレン達はここで必要な物資を買いそろえます。そして、必要な書類を提出し関所を通過し北部高原へと入っていきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

 

ここが北部高原か…、なんだか危険って言われていた割には普通の場所だな、とシュタルクは二人に話しかけますが、…本気で言っているんですかシュタルク様、とフェルンがシュタルクに注意します。気が付くと三人は魔物の群れに囲まれていて、フリーレン達に次々と襲い掛かってきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

強力な魔物の討伐依頼

何とか魔物の群れを退けますが、三日三晩気が抜けず、フリーレン達は死ぬ思いをしてやっと集落にたどり着きます。集落では村人から、使っていない小屋を自由に使っていいと許可を貰えますが、その代わりとしてこの先の街道に出る強力な魔物を討伐して欲しいと頼まれます。その強力な魔物は自治を担っている騎士団などでは歯が立たず、行商人も来れぬようになってしまったようです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

 

フリーレンは、いいよ、どうせ北上するし、ついでに討伐しておくよ、と気軽に頼みを引き受けますが、シュタルクは街道を南に下れば三日もあれば北部高原に出れる、こんな危険な場所に暮らす必要はないんじゃないか?と、村人やフリーレン達に疑問を口にします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

 

すると村人は、確かにここは北側諸国でも危険な土地です、と危険な場所だと認めますが、ですが私達はここで生まれ育ったのです、と答えます。そして扉の向こうにいる子供たちを見た後、この土地には家族との思い出がたくさん詰まっています、とシュタルク達に言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

 

誰が故郷を捨てられましょうか、と村人はシュタルク達に語りかけると、シュタルクは少し驚いたような表情をします。翌朝、フリーレン達は集落を旅立ち、街道を進んでいきます。旅立つフリーレン達を村人は見送りながら、頼みましたよ、と声を掛けます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

街道で強力な魔物に遭遇

街道を進むと、村人が言っていた強力な魔物に遭遇します。フリーレンがフェルンとシュタルクに、油断しないように言うと、魔物が襲い掛かってきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

 

何とか魔物を倒すことに成功しますが、魔物が強すぎて疲れたのかシュタルクは座り込んでしまいます。さすがに強かったな…、とつぶやくシュタルクに、まだ北部高原の入口だからね、この程度の強さの魔物はこれから山ほど相手にすることになるよ、とフリーレンはシュタルクに言います。これならやっぱり海路でも良かったんじゃねぇか?金を払う価値はあると思うぜ、と62話で海路に行ったヴィアベル達のように海路を言った方が良かったのでは?と、シュタルクはフリーレンに言います。

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© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

 

シュタルクに海路が良かったのでは?と言われ、フリーレンはヒンメル達と旅をしていた時の事を思い出します。その時も危険な場所で強力な魔物と戦っていて、こんな危険な場所なら海路で迂回すればよかったのに、とフリーレンはシュタルクと同じようなことをヒンメルに言いました。するとヒンメルは、だからこそだよ、北部高原にも沢山の人が住んでいる、僕は自分の故郷を守りたくて勇者になったからね、他の誰かの故郷も守りたいんだ、とフリーレンに答えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

 

その時のヒンメルとの会話を思い出しながらフリーレンは、北部高原が故郷の人だってたくさんいるんだよ、とシュタルクに答えます。…確かにそうだな、とシュタルクは答え、頑張りましょう、とフェルンも励まします。気合い入れて進むよ、とフリーレンは言うと、フリーレンとフェルンは街道を進み始めますが、シュタルクは座ったままです。フリーレンが、どうして座ったままなの?と、シュタルクに聞くと、腰が抜けちゃった…、とシュタルクは答えます。それを聞き、情けない…、とフェルンはシュタルクにあきれます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 68話より

まとめ

温泉を楽しんだ火山地帯を抜け、いよいよ北部高原へと向かいます。北部高原に入るには一級魔法使いが必要ですが、フェルンがいるので問題なく関所を通過できました。

北部高原は情勢が悪いとグラナトから教えてもらっていましたが、北部高原に入ってそうそう、いきなり魔物の群れに襲われます。魔物の襲撃は三日三晩続いて、やっとたどり着いた集落でも魔物の討伐をお願いされます。しかし、街道を南に三日も下れば北部高原を出れるようなので、そんなに時間をかけずに北部高原を抜けれそうです。

 

次回、皇帝酒(ボースハフト)というお酒のために、結界を解除することになります。

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