TVアニメ 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」のネタバレ、感想です。2025年4月8日(火曜)より、日テレ系30局ネット、及びネット配信で放送開始です。
詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Videoで国内最速配信されるので、ご確認下さい。
前回の記事です。

目次
第4話「魔女の戦争」
冒頭からいきなりクランバトルが始まり、この試合でもジークアクスと赤いガンダムは勝利します。既に4勝負け無しとなっていて、アマテとシュウジは順調に勝利を重ねているようです。一方、シャリア・ブルとコモリ・ハーコートとの会話で、シャリア・ブルはジークアクスと赤いガンダムが所属するポメラニアンズの情報を入手出来ていない事が判明しますが、シャリア・ブルはサイコミュ同士の共振でゼクノヴァが起きるかもしれない状況でも、どこか嬉しそうです。
一方イズマ・コロニーでは、ソドンが居座り続けている事もありジオンに対するデモが発生していました。軍警公安刑事のワードとチャイチはデモを眺めながら、ジオンの次の戦争はザビ家の身内争いで、キシリアかギレンの生き残った方が宇宙を独占する、しかし赤いガンダムのシャアが生きていたら邪魔者になる、という会話をしていました。ワードは、ジオンの勝手な戦争に巻き込まれるのはごめんだ、とつぶやきます。
その頃、アマテは進路希望調査に頭を悩ませていました。何を書くか悩むアマテにクラスメイトはオンラインカジノで金を稼いだ話をしますが、その話を聞いてシュウジがクランバトルで稼いだ金で赤いガンダムと一緒に地球に行こうとしている話を思い出します。
自宅でアマテは母親のタマキから、進路希望をクラゲと書いた事を怒られます。真面目に将来を考えるようにタマキに言われますが、アマテはシュウジや地球の事ばかり考えていました。
赤いガンダムには懸賞金がかけられている
ニャアンは金を稼ぐために運び屋の仕事を紹介してくる男に、もっと仕事をくれと言います。すると男は赤いガンダムに懸賞金がかけられているので、クラバの客から何か聞いたら教えるようにニャアンに言います。
ジェジーが愛犬のポメラニアンを散歩していると、ポメラニアンが女性に吠え掛かります。アマテはポメラニアンを指導して吠えさせないようにすると、女性はカネバン有限公司を訪ねて来たとアマテに言います。
スーパーユニカム、シイコ・スガイ
女性の名前はシイコ・スガイという名前で、魔女と呼ばれたユニカム(撃墜王)だとアンキーはアマテ達に説明します。実際シイコは魔女と呼ばれ、100キル越えした元連邦軍のスーパーユニカムだったそうですが、今は結婚して子供もいるそうです。
シイコは赤いガンダムを探していて、ジャンク屋のカネバン有限公司なら何か知っているじゃないかと思って訪ねて来たそうです。シイコは、戦争に負けても私は負けていない、赤いガンダムは私が倒すのよ、と言います。シイコは最初のマヴを赤いガンダムに落とされていて、敵討ちの為に赤いガンダムを探していました。シイコは別れ際にアマテに、赤いガンダムのパイロットってどんな人、と質問します。
アマテはシュウジの事を何も知らない
赤いガンダムのパイロットの事を聞かれて、アマテは寝ているシュウジに向かって、何でシュウジは地球に行きたいんだろう?と、考えた時の事を思い出します。すると、アマテが口に出して言った訳でもないのに、ガンダムは薔薇を探している、だから地球に行く、とアマテの考えている事が分かるかのようにシュウジは答えます。その時の事を思い出しながら、アマテはシュウジの事を何も知らないと気付きます。
シイコは警備会社ドミトリーに在籍しているモスク・ハンに会っていました。モスク・ハンは元地球連邦軍の技術士官で、シイコにクランバトルに出るための機体を用意していました。さらにモスク・ハンが用意した機体には、ジオンも持っていない新技術が実装されているそうです。シイコはモスク・ハンにニュータイプなんてジオンのプロパガンダだと言いますが、モスク・ハンにあんたにだってニュータイプの素養がありそうと言われ、シイコは複雑な表情を浮かべます。
その後、明日のクラバの対戦相手が変更された事と、エントリーネームは魔女だ、という連絡がアマテのスマホに入ります。クラバ開始前、シイコの乗る機体がジオンの開発したガンダムのマスプロモデル・ゲルググだと分かりジェジー達は驚きます。
シイコは、久しぶりのプレッシャーね、と久々の実戦を喜びます。そしてクラバが始まりますが、シイコは索敵などせず距離を詰めていき一気にジークアクスに接近します。さらにシイコのゲルググはありえない動きでジークアクスを翻弄します。これは、モスク・ハンが言っていた新技術によるもので、駆動系の摩擦キャンセル技術によるものだそうです。
魔女のスティグマ攻撃
シイコはアマテのジークアクスには興味がなく、あくまで赤いガンダムを狙います。赤いガンダムはガンダム・ハンマーで応戦し、もう1機のゲルググにダメージを与えます。しかしシイコは魔女のスティグマ攻撃で、赤いガンダムを追い詰めていきます。
スティグマ攻撃とは、ワイヤーフックを相手MSに打ち込んで張り付きつつ高速移動しながら攻撃する方法のようで、シュウジはシイコの動きについていけず追い詰められていきます。
ジークアクスもシイコの動きに翻弄され、シュウジと連携が取れず割って入ることが出来ません。赤いガンダムにばかりこだわるシイコに対して、シイコのマヴ機パイロット・ボカタからも、こだわりすぎだよ、そいつはあんたの仇じゃないんだ、と諭されますが、シイコはあくまで一年戦争の時に自分の最初のマヴを落とした赤いガンダムを倒そうとします。
突然聞こえて来たララ音
赤いガンダムのパイロットを殺そうとするシイコに、シュウジは、まだ死ねない、ガンダムがそう言っている、と答えるとシイコにシュウジの言葉が届いたようなカットが入ります。その後、シイコはキラキラの世界を見ますが、同時に何かの声?音?が聞こえてきて、エグザベはララ音だと言います。
赤いガンダムの試作アルファ型サイコミュが激しく動作するカットが入った後、シイコはこんなものはまやかし、ニュータイプなんていない、と叫ぶと赤いガンダムに再び襲い掛かります。シイコは置きビームライフル?で、赤いガンダムの身動きをとれなくして三つ目のスティグマで赤いガンダムを追い詰めようとしますが、赤いガンダムはビームサーベルだけ残してシイコに気付かれず移動します。
赤いガンダムはシイコのゲルググの背後に移動し、赤いガンダムのビームサーベルがゲルググのコクピットを貫きます。
シイコは死んでしまいますが、キラキラの世界でシイコとアマテ、シュウジは最後に巡り合います。
シュウジの願いは1つだけでそれ以外は何もいらないと知り、シイコは自分の子供を思いながらキラキラの世界で笑みを浮かべます。
ゲルググは爆発し、ポメラニアンズはクラバに勝利します。しかし、目の前でシイコが死に、あの人には待ってる家族もいたのに…、とアマテは茫然とします。しかし、そこまで踏み込まなきゃシュウジの居る場所には届かないんだ、とアマテは考えます。
まとめ
第4話では、新キャラのシイコ・スガイが登場します。元連邦軍のスーパーユニカム(撃墜王)で100キル越えしたすごいパイロットですが、まさかの1話限りでの退場でした。キラキラが見えるなど、ニュータイプと思われる描写があり、待っている家族もいるので生き残って欲しかったですが、あっさりとシュウジに殺されてしまい残念です。そして、あっさりと人を殺すシュウジに感化されていきそうなアマテ、今後が心配です。
また今後の物語で重要なカギになりそうな、『薔薇』や『ララ音』という単語も出てきました。ララ音とは第2話でシャアの乗る赤いガンダムのサイコミュ兵器が暴走した時にも聞こえてきた、よく分からない声?音?の事です。『薔薇』はまだ不明点が多いですが、ソロモンでゼクノヴァが起きた原因ではないかと考察されているものですが、詳細は不明です。
他にも初代ガンダムにも登場したモスク・ハンや、初代ガンダムとは全く違う外観のゲルググなど楽しめる設定もいくつもありました。第5話以降もこういう設定がありそうで、目が離せませんね。
第5話「ニャアンはキラキラを知らない」
「ガンダムジークアクス」第5話「ニャアンはキラキラを知らない」の記事です。

アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」のまとめ記事を書いています。

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