8巻には第三十九話から第四十三話まで掲載されています。また描き下ろしマンガ EXTRA16とEXTRA17が収録されています。
前巻、7巻のあらすじ、ネタバレ記事です。斑鳩によってヒナは組織に連れ帰られそうになります。
8巻の収録内容
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
第三十九話 人生はサバイバル
斑鳩によって召喚された第三の超能力少女ですが、手違いで無人島にたどり着いてしまいます。当初は途方に暮れていましたが、持ち前の超能力でサバイバル生活をこなします。ヒナとアンズに会いたいゆえか、もしくは無人島での孤独のせいか超能力でヒナとアンズを模した人形を作り、話しかけたりします。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
第四十話 家事拳2
ヒナは新田に正月は自分の実家に行っていろと言われ、納得がいきません。ヒナは新田と一緒に行ったかったようですが、新田はそうでもなかったのが我慢ならないようで、新田の実家で不満を口にします。新田の母親と、妹 美佳はヒナを慰めますが納得しないヒナに、美佳はなめられていると忠告します。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
EXTRA16 家事拳
幼い頃の新田は母親に掃除をした方がいいと忠告しますが、夫を亡くした母親はアルコールに溺れて家事に手がつきません。そんな母親を察して新田は、自分で家事を行います。将来の母親、妹の片鱗がうかがえます。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
第四十一話 三嶋家の短期留学
瞳は冬休みを2週間ほど使って、英会話を習いに海外に短期留学する計画を立てます。理由がバーに外国のお客さんが来るので、少しでも英語が喋れたらいいと言う理由ですが、実はそれは建前で、仕事から解放されるための口実でした。仕事をしないでニューヨークで英会話が習えるのは、旅行のようなものだという瞳の考えです。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
EXTRA17 一人営業(笑)
瞳が海外に短期留学したことによって、久々にバー「Little Song」にて一人で営業することになった詩子です。緊張感を感じながらバー「Little Song」の営業を始めますが、瞳がいないと分かると客は去っていってしまいます。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
第四十二話 一日学校体験
ヒナが通う中学校の職員室に出前に来たアンズですが、そこで瞳と会い自分が出前に来た場所が学校というところだと知ります。学校に関して興味が出てきますが、以前からおじさんとおばさんから学校には行かないと、ずっと断っていたためいまさら行きたいと言い出せません。しかし、学校に行けばもっとおじさんとおばさんのお手伝いが出来るかもと思うようになり、学校に興味が出てきます。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
念願の学校に来ますがさすがに何の手続きもせず来たのはまずく、瞳は悩んだあげく、とりあえず掃除ロッカーに入るように言います。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
第四十三話 壺警察
新田の趣味である壺ですが、集めるだけでなく壺を自分で作ろうとし始めます。ヒナはどんだけ壺が好きなんだと引いてしまいますが、以前オークションで会った人から壺を創る奥深さを教えてもらって興味が出てきます。群馬の山奥に土地まで買って壺をつくる小屋を建てて、本格的に壺作りを始めます。壺作りにはまった新田はヒナの事をおろそかにしてしまい、ヒナの不満は募ります。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
さすがにまずいと思った新田は、ヒナも壺作りに誘って一緒に群馬の山奥で一緒に壺作りを行います。新田と一緒にいられると軽い気持ちで壺作りに参加したヒナですが、新田のガチの気合の入り方に若干引きます。
© 大武政夫 ヒナまつり 8巻より
まとめ
今回超能力少女・マオが本格的に登場します。マオはさみしがり屋なところがあり、暴走すると思わぬ行動に出ます。
家事拳のお話ですが、新田の家事への取り組み方、また新田家でどれだけ欠かせない存在だったかがわかるお話です。
その他、瞳が英語を覚えるエピソードもあり、後のアメリカ企業CEOへ就任する話に繋がるので見てみて下さい。
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9巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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