週刊少年ジャンプに掲載されている呪術廻戦 第158話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。伏黒は星綺羅羅の術式「星間飛行(ラヴランデヴー)」を解明、星綺羅羅を拘束します。
鹿紫雲一がルールを追加
前回、秤は“熱”に嘘はつけない、と虎杖達に協力する事にしますが、改めて五条が封印された事を虎杖達から説明されて驚きます。さらに夜蛾学長が死んだ事もパンダから知らされて、秤だけでなく虎杖と伏黒も驚きます。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
五条封印だけでなく夜蛾も死んでいたと分かり、にしても世話んなった人らが悉く……、とショックを隠せない秤は、こんなに凹んだのはヤックルの尻に矢がブッ刺さった時以来だよ、とつぶやきます。それを聞いた虎杖達は、いい人生送ってるな…、と心の中でつぶやきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
話は死滅回游の事へと戻り、秤は死滅回游の平定には協力すると虎杖達に約束します。しかし、これは情に流されたわけでなくあくまで取引で、死滅回游に方が付いたら今度は虎杖達が秤に協力するように念を押します。秤は呪術規定の改定に口を出して、秤達がやっている賭け試合に有利になるようにしたいのだと思います。伏黒は秤にそこまで難しくないと思う、と言い、自分が禪院家当主だと明かします。伏黒はもう禪院家当主を断ることを諦め、禪院家当主の地位を利用しまくろうと考えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
伏黒が禪院家当主と知り、今日一ビビる
伏黒が禪院家当主と知り、秤は平静を装いつつも今日一ビビります。御三家がバックにつけば規定の改定に口出しはちょちょいじゃねぇか、と考え、伏黒への態度を一変、仲良くしようネ、と笑顔で伏黒に話しかけます。しかし、伏黒も秤もこの時は想像もしていませんが、翌日禪院家は真希によって壊滅させられ、秤の思惑は完全に外れてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
総則9のルールが追加
各々が出向く結界(コロニー)の割り振りのパンダが話をしようとしますが、コガネが突然アナウンスを始めます。プレイヤーによって総則9のルール追加が行われ、プレイヤーは他プレイヤーの情報-“名前”“得点”“ルール追加回数”“滞留結界(コロニー)”を参照できるというルールが追加されます。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
この総則9のルールを追加したのは鹿紫雲一で、場面はルールを追加する少し前に戻ります。鹿紫雲一は自分が殺した術師の死体を眺めていました。そして、5ポイントが追加され得点が200ポイントを超えると、100ポイントを消費して死滅回游にルールを追加します。この時に、総則9のルールを鹿紫雲一は追加していました。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
場面は再び虎杖達が話し合っている所へと戻り、プレイヤーと死滅回游を繋ぐ窓口だとコガネが名乗っています。このコガネはプレイヤー虎杖悠仁個人に憑いているようですが、伏黒は虎杖が既にプレイヤーとしてカウントされているのはおかしいと言います。羂索に術式や呪物を配られた奴以外は、結界(コロニー)に侵入して初めてプレイヤーとなるはずで、まだ結界(コロニー)に侵入していない虎杖はプレイヤーになっていないはずです。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
虎杖は羂索の話を思い出し、宿儺が原因だと言います。宿儺も羂索と契約して呪物に成った術師の一人だったんじゃないか、と言いますが、伏黒はそれでもやっぱりおかしいと言います。宿儺の指は虎杖の意思で取り込んだので、虎杖自身は羂索との契約に無関係と伏黒は考えているのでしょうか?しかし、羂索に肉体を乗っ取られたと思われる虎杖の母親が143話で描かれていたので、虎杖自身も過去に羂索と何か関りがあるのは間違いないと思われます。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
この話は後回しにして、伏黒は虎杖に憑いているコガネにプレイヤーの情報を出すように言います。コガネが出した情報を見て、虎杖達は総則9を追加したのは鹿紫雲一だと知ります。元々200ポイントを持っていたので、ここ数日で少なくとも40人以上は殺している事になり、ルールを追加したのは気持ちのいい理由ではないのでは、と虎杖は推測します。しかし、これで俺達は人を殺さずに死滅回游を進められるかもしれない、と伏黒は言うと、得点が100ポイント以上のプレイヤーだけをリストアップするようにコガネに言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
死滅回游から抜けれる穴(ルール)を作らせる!!
伏黒の姉・津美紀のような巻き込まれた人間は焦って結界から出たがらない限り、死滅回游へのモチベーションは低いはずです。また受肉した過去の術師に関しても、各々何か思惑があって羂索と契約しただけで、こちらも死滅回游へのモチベーションは低い可能性があります。死滅回游へのモチベーションが低いなら、鹿紫雲一のように点を持て余している奴がまだいるかもしれない、と伏黒は考えます。100ポイント以上持っていてルール追加をする気がない術師を探して、津美紀が死滅回游から抜けれる穴(ルール)を作らせよう、と虎杖と伏黒は考えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
鹿紫雲一だけでなく、日車寛見も100ポイント保持
そして、コガネは鹿紫雲一と日車寛見という二人の人物をリストアップします。この情報を見て、まずは総則8を逆手に取る、と伏黒は言います。総則8とは「参加またはポイント取得後、一九日以内にポイントの変動が見られない場合、そのプレイヤーからは術式を剥奪する」というものです。術式を剥奪されるとそのプレイヤーは死亡してしまうので、プレイヤーは他のプレイヤーを殺してポイントを奪わないといけません。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
伏黒は“プレイヤー間でのポイントの譲渡を可能にする”というルールを追加する事で、身内でポイントを回し続ければ、術式を剥奪されて死ぬことはなくなる、と考えます。これで津美紀は殺し合いに参加しなくてもよくなります。さらに伏黒は、出来ればルール追加はもう1つ、“ポイントを消費して死滅回游から離脱できる”というルールを追加したいと考えます。それは例の“永続”に抵触するんじゃねぇか?と、秤は指摘しますが、伏黒も同じ考えのようです。それでも、非プレイヤーを死滅回游に引き込む身代わり条件をルールに盛り込めば、ルール追加出来るのでは?と、伏黒は考えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
方針は決まり、獄門疆の封印を解ける“天使”を探しながら、鹿紫雲一と日車寛見を狩る、この方針で虎杖達は結界(コロニー)へと侵入します。
© 芥見下々 呪術廻戦 158話より
まとめ
虎杖が秤を説得した事で、秤は死滅回游の平定に協力する、と約束してくれます。早速、誰がどの結界(コロニー)に行くかを決めようとしますが、鹿紫雲一が総則9を追加します。これによってプレイヤーは他プレイヤーの情報を参照出来るようになり、伏黒は得点が100ポイント以上のプレイヤーだけをリストアップするようにコガネに言います。100ポイント以上のプレイヤーは、現在鹿紫雲一と日車寛見の二人と判明し、伏黒は津美紀を死滅回游から離脱させるためのルールを追加する為に、鹿紫雲一と日車寛見を狩る決意をします。いよいよ、死滅回游が本格化し、虎杖達も結界(コロニー)へと侵入しそうですが、結界(コロニー)内にはどんな術師がいるでしょうか?
次回、102ポイントを持つプレイヤー、日車寛見の過去話です。
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