週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第181話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。石流龍との戦いに決着がつきます。
東京第2結界(コロニー)編、開始
最初は外国の青年・シャルル・ベルナールが、漫画を集英社に持ち込む場面から始まります。来客カードには週刊少年ジャンプに持ち込みをしようとしている、と書かれています。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
連載4周年突破記念、という事で表紙&巻頭カラーとなっています。石流と烏鷺が描かれています。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
乙骨、所持ポイント200点に
180話で乙骨にやられた石流でしたが、石流は乙骨に、限界が来るのはオマエ方だ、と語っています。術師や呪霊、強者としての地平すら超越するのは、圧倒的な自己、他を顧みない災い、と石流は乙骨に言いますが、この時のカットは宿儺のようです。ただ、これまでの宿儺とは姿が異なります…、いつの頃の宿儺でしょうか?
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
甘すぎだ…乙骨、これは褒めてねぇぞ、と石流は続けますが、乙骨はポケーとした表情で、気が抜けています。乙骨は烏鷺が、本気で殺り合った術師を生かして、得することなんか何一つない、と言っていたと言うと、烏鷺が生きている事に石流が反応しますが、領域展開後のグラニテブラストならそんなもんか、と納得します。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
会話がひと段落着いた後、乙骨が石流にポイントください、と言いますが、石流は最初何のことか分かりません。しかし、コガネが総則10の追加をアナウンスすると、オマエこれなかったら俺達殺してたろ、と石流は納得します。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
仙台結界(コロニー)編終了、一方三輪は?
石流の問いに、どーですかねー、と乙骨はぐらかしつつ、僕の仲間に感謝して下さい、と笑顔で乙骨は答えます。これで乙骨は烏鷺享子と石流龍からのポイント譲渡により、所持ポイントが190点(作中の「所持得点200点」は誤りだそうです、「所持得点190点」が正しいそうです)となります。一方、三輪が歩いているカットがここで突然、挿入されます。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
再び、シャルル・ベルナールの漫画持ち込みのシーンへ
場面はシャルル・ベルナールの漫画持ち込みのシーンへ戻り、シャルル・ベルナールは、編集者に漫画家は何を以って、漫画家なのかと質問しています。それに対して、編集者は漫画を見つつ、日本語上手いね、と答えます。それに対して、…貴方こそ日本語がお上手で、とシャルル・ベルナールは返しますが、会話があまり噛み合っていません。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
編集者はシャルル・ベルナールを変わった子だと感じつつ、シャルル・ベルナールが持ち込んだ漫画の内容へと会話が移ります。漫画の内容は一休さんの内容が元ネタのようですが、編集者は、昔ばなしとか個展をベースに作るのはありがちだけど悪くないよ、でもちょっと大人向けすぎるかなぁ、と週刊少年ジャンプには合っていないようなことを言います。漫画の内容も分かりづらいと批評し、この後の展開もコメディ?ホラー?ジャンルを複合するには話の軸が弱いよ、とダメ出しします。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
さらに圧倒的にデッサン不足だと指摘し、実際の指はこんなに曲がらないよ、と漫画のシーンをダメ出ししますが、それにシャルル・ベルナールは激怒し、編集者の指を漫画のシーンと同じように折ってしまいます。そんなに現実(リアル)な画を求めるなら、実写映画や写真を眺めていればよろしい!!と、シャルル・ベルナールは叫ぶと、集英社の建物を飛び出してしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
秤金次も登場
ここであらためて、シャルル・ベルナールが死滅回游のプレイヤーだと文章で描かれます。飛び出したシャルル・ベルナールは、一体なんなのだ……、漫画とは……、漫画家とは……、と自問自答します。そして時間は、11月12日 12時11分に移り、シャルル・ベルナールはその答えを秤金次に問いかけますが、秤金次は知らねぇよ、と返事をします。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
シャルル・ベルナールは秤金次と観覧車に乗っていて、秤金次は女と来た時のために下見として観覧車に乗っていました。しかし、いつ女と来るか分からないと秤金次が言うと、ここから東京が復興すると思っているのか、と返事をします。シャルル・ベルナールは観覧車に終わりの景色を眺めに来ていたようで、東京に呪霊が溢れてからあらゆる媒体から漫画は発信されていない、多くの作家も編集者もつまりはそういうことなんだろう、と思い詰めたように秤金次に言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
そして、シャルル・ベルナールは秤金次に戦う理由をくれ、と言います。この死滅回游は戦う理由がネガティブで、バトル漫画を描くなら読者が前のめりになる理由が必要だ、とシャルル・ベルナールは言い、殺したい程君が憎いと、そう思わせてくれ、と秤金次に頼みます。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
秤金次はシャルル・ベルナールが漫画家なのか確認すると、オマエの漫画なんざ 頼まれたって読まねぇよ、根暗が感染る、と酷いセリフをシャルル・ベルナールにぶつけます。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
さらに、ゴタゴタぬかしてねぇでかかってこい、キモオタ、と秤金次が言うと、なんでそんな、非道いこと言うんだ、とシャルル・ベルナールは涙を流し、秤金次を睨みながら言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 181話より
まとめ
今回で仙台結界(コロニー)編は一旦終了し、東京第2結界(コロニー)編が始まります。
仙台結界(コロニー)編では、乙骨が烏鷺と石流からポイントを譲渡してもらい、所持ポイントは190点(※)になります。このポイントを使って174話で乙骨が言っていた、死滅回游からの離脱、結界同士の連絡手段の確立、結界の出入り、辺りのルールを追加するのでしょうか?190点なので1つしか追加できませんが、どんなルールを追加するか、注目したいです。
そして仙台結界(コロニー)編の最後で、三輪が登場するカットもありました。三輪は破壊された街を歩いていましたが、死滅回游にどうからんでくるのでしょうか。
東京第2結界(コロニー)編が始まり、新たな死滅回游 プレイヤー、シャルル・ベルナールが登場します。シャルル・ベルナールは漫画家のようで、シャルル・ベルナールが自分から戦う理由が欲しいと言うと、秤金次はシャルル・ベルナールの事を根暗、キモオタと酷いように言います。これで一気に来週からシャルル・ベルナールと秤金次の戦闘開始、となりそうです。
※追記)
「所持得点200点」と作中にありましたが、正しくは「所持得点190点」だそうです。ルール追加は出来て1つですね。
本日発売の週刊少年ジャンプ20号掲載『呪術廻戦』31ページにて誤りがありました。
「所持得点200点」とありますが、正しくは190点です。
欄外にある記載も+20点ではなく、正しくは+10点です。
訂正してお詫び申し上げます。— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) April 17, 2022
次号、シャルルはG戦杖で秤を攻撃します。
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