週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第255話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。日下部は覚悟を決めて、シン・陰流 簡易領域を展開、居合で宿儺を攻撃します。
目次
ミゲルとラルゥの術式が判明
夏油一派、ミゲルとラルゥが参戦
ラルゥが憂憂を助けて移動したビルの上には、ラルゥもいました。また、日下部も大きな手に掴まれて、ビルの上に一緒にいました。どうやら大きな手はラルゥの術式で生み出されたもので、憂憂や日下部を助けたのはラルゥの術式によるもののようです。ラルゥは久々の登場で忘れている方もいるかもしれませんが、渋谷事変で夏油一派として少し登場したオネェ口調の術師です。渋谷事変では九十九由紀と、行動を共にしていたとの記述もありました。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
乙骨とラルゥがミゲルを説得
場面は新宿決戦前まで戻り、乙骨とラルゥが宿儺と一緒に戦って欲しいとミゲルを説得しています。しかし、ミゲルは五条悟が負けるかもしれない、異次元の存在となんで俺が戦わなきゃなんない!と、拒否しています。ラルゥは、五条悟と戦ってヘトヘトになるから、その時にトドメを手伝って欲しいとミゲルにお願いしますが、ヘトヘトっテそんなポップな状態異常で済むかヨ、とまたもミゲルは拒否します。天元と日本人の超重複同化が行われれば、被害は日本国内に収まらないと乙骨はミゲルに言い、ミゲルの故郷・ケニアにも被害が行く可能性に触れて乙骨はさらに説得しようとします。しかし、俺の祖国にデカい呪霊がゴジラよろしくやって来ても、宿儺とやるよりはマシ、と乙骨の説得に耳を貸しません。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
さらにミゲルは説得を粘る乙骨に、そもそも五条本人が頭を下げて頼みに来るべきと文句を言うと、土下座でもしましょうか?と乙骨は言いますが、逆ギレ!?おー怖!!と、ミゲルは怖がったフリをして話が進みません。そこにラルゥがミゲルと二人で話をさせてと言い、ラルゥとミゲルは二人きりになります。二人きりになったミゲルは、ラルゥはどうするんだヨ、と真剣に質問します。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
ラルゥはただ夏油を王にしたかっただけと言うと、ミゲルも同意し、新宿で見逃してもらった五条への義理は乙骨の面倒を見た時点で果たしたと言い、もうこの国にかかわるつもりは無い、とラルゥに言います。ラルゥが、美々子、菜々子、真奈美、利久、全員がただ夏油を好きだったと言うと、渋谷か……仇を討てっていいたいのカ?それとも羂索から夏油の肉体を取り戻せト?とミゲルは言い、ラルゥが何をしたいのかを聞きます。すると、ラルゥは仇討ちでも肉体を取り戻す事でもなく、ただ一緒に弔おうって話、と言い自分の考えを語ります。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
どう考えても地獄だロ、とミゲルはやはり拒否するのかと思いましたが、少し考えた後、条件があるとラルゥに言い、条件付きで新宿決戦への参戦を承諾します。自分達が出るのは五条、乙骨が負けた後、宿儺が領域を使えなくなっている場合のみ、とミゲルが条件を言うと、達?私もなの?と、ラルゥは少し驚きます。ミゲルは、……友人は多い方がいイ、とラルゥも参戦するように言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
場面は再び宿儺戦へと戻り、ミゲルとラルゥは宿儺の領域が封じられている事を確かめます。さらに、宿儺の反転術式は今もかなり控え目な状態で、4本腕のうち下左腕は欠損していて、下右腕は戦闘に使えない事も確認します。さらに治りきらない心臓を確認すると、ミゲルは、これじゃあ美味しいとこ取りダ、と言い、二人で宿儺を攻撃します。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
ラルゥが手を前に出した形で構えると、日下部を掴んでいたのと同じ大きな手が現れます。大きな手はそのまま宿儺の体を掴むと壁に押し付けます。宿儺はラルゥが出した大きな手を斬撃で破壊したようで、ラルゥの手が少し切られてダメージが現れます。さらに宿儺は斬撃を飛ばしてラルゥとミゲルを攻撃、ラルゥは斬撃をくらってしまったように見えますが、ミゲルは軽快なフットワークで宿儺の斬撃をかわします。さらに宿儺は斬撃をミゲルに何度も飛ばしますが、ミゲルは軽快なフットワークで全ての斬撃をかわします。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
ラルゥの術式「心身掌握(ハートキャッチ)」
宿儺は瓦礫を蹴ってラルゥを攻撃しますが、ラルゥは大きな手を出して自分の足を掴ませて、宿儺が蹴った瓦礫をかわします。ここでラルゥの術式の説明があり、ラルゥの術式は「心身掌握(ハートキャッチ)」で、術式対象を“掴む”能力があるそうです。作り出した仮想の手は破壊されても何度でも復元が可能だそうですが、ダメージがラルゥ本体に10分の1で還元されるそうです。この仮想の手で憂憂や日下部を助けたり、宿儺の体を掴んで攻撃したりしていたようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
ミゲルの術式「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」
宿儺はラルゥの術式を特に面白味のない術式と表現し興味が無さそうですが、ミゲルの術式は見所があると考えます。そしてミゲル・オドゥオールの術式の説明があり、ミゲルの術式は「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」で、肉体でビートを刻み、呪いを退け自らの身体能力を強化向上させるもののようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
五条でも点の動きならミゲルに負ける
ここで再び回想に入り、ミゲル、五条、乙骨が海外で会っている場面へと移ります。五条は、ミゲルの術式自体は領域なしで自分と相手のバフ、デバフを引き出す感じで便利だけどそこまで怖くはないと言い、それよりミゲルの肉体の方がおっかないと言います。呪術師の9割9分を占める日本人にとっては珍しい骨格や筋肉を持つミゲルが、呪力強化を備えるだけで脅威になると五条は言います。五条の話を聞いたミゲルは、レッテル張りだネ、それ差別だヨ、と怒り、俺が特別なのは黒人だからじゃない、俺が俺だからサ、とミゲルが主張すると、五条は素直に、ごめん、とミゲルに謝ります。乙骨が、脅威って五条先生にとってもですか?と質問すると、五条とミゲルが術式なしで呪力強化ありの身体能力で競ったら、線の動きなら勝てるけど、点の動きなら多分負ける、と五条は乙骨に言います。再び場面は新宿決戦に戻り、ミゲルは手刀で宿儺の体を貫き、宿儺にダメージを与えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
脹相、虎杖が再び、参戦
さらにダメージを受けた宿儺の後ろから、脹相が穿血で攻撃をします。宿儺は脹相の穿血を避けた後、脹相に斬撃を飛ばして攻撃、脹相はダメージを受けます。脹相が参戦した後、さらに虎杖も建物の屋根を突き破って宿儺に襲い掛かり、虎杖は両腕を使って宿儺を攻撃します。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
さらに真希も再び、参戦
ここで世界を断絶する「解」の発動条件が明らかになります。世界を断絶する「解」の発動には閻魔天の掌印(閻魔天の掌印とは「伏魔御廚子」を発動する時に使う掌印の事)、呪詞の詠唱の両方が必要で、さらに術式の指向性を手掌で設定しなければならないそうです。世界を断絶する「解」の発動条件の説明が入った後、宿儺の上左腕が斬り飛ばされます。上左腕を斬り飛ばしたのは真希で、第235話で宿儺に黒閃をくらって吹き飛ばされていましたが、復活して再び参戦したようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
真希が釈魂刀で宿儺の上左腕を斬り飛ばしたのを見た虎杖は、上下の右腕だけでは掌印は完結しない!!反転術式は未だ機能していない!!と、勝利を確信します。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
しかし宿儺が2度目の黒閃をラルゥにきめます。五条悟は2度の黒閃で失った反転術式の出力を取り戻した、呪いの王はー、との記述が入った所で、今回は終わります。
© 芥見下々 呪術廻戦 255話より
まとめ
前回、まさかのミゲル参戦で驚きましたが、ミゲルは新宿決戦前に乙骨とラルゥに説得されて、宿儺と戦う事を条件付きながら決意していました。第255話では、ラルゥとミゲルの術式も明らかになり、ミゲルとラルゥが宿儺にダメージを蓄積させます。さらに虎杖、脹相、真希も再び参戦し、宿儺は上下左腕と下右腕が戦闘に使えない状態になります。ここで虎杖が、全員でここまで繋いだ、と勝利を確信しますが、直後宿儺がラルゥに2度目の黒閃をきめます。
五条は2度の黒閃で反転術式の出力を取り戻しているので、宿儺も反転術式の出力を取り戻しそうですが、そうなると宿儺は瞬く間に上下左腕と下右腕を治療し、世界を断絶する「解」を再び発動可能となりそうです。せっかく全員で繋いできたダメージの蓄積が、再び元に戻ってしまうのか?まだ宿儺戦は楽観視できない状況のようです。
次回、2度目の黒閃をきめた宿儺は、さらに3度目、4度目の黒閃もきめます。
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