週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第270話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。新宿決戦での反省点を、各々が振り返ります。
目次
死滅回游プレイヤーのその後の様子と久々の任務
姉・津美紀を弔う
伏黒恵と家入硝子が伏黒家の墓前にいて、伏黒の姉・津美紀を弔っています。津美紀の遺体は家入が綺麗に保管していたようで、その後荼毘に付されてこの墓に弔われたようです。お礼を言う伏黒ですが、別に気にしなくていいと家入は言い、あの世でその人が私のおかげで綺麗でいてくれたら嬉しいでしょ、と伏黒に言います。夏油も私に任せときゃよかったんだよ、と煙草をふかしながら夏油の遺体を自分に任せなかった事を家入は言いますが、その後であの世なんて信じていないけど、とふざけて見せます。その後、伏黒は電話で呼び出され家入と別れます。一人になった家入は煙草を新たにつけようとしますが、箱ごと煙草を捨てます。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
天元の結界
吸収された天元ですが、伏黒から剥がされた宿儺の残骸の中に残置されていて、宿儺の残骸を据え置くことで日本にある天元の結界は消滅していませんでした。暫くは維持できるようですが、歌姫はすぐに対策と代替案を練りましょうと焦ります。しかし楽巌寺は歌姫と新田明に、そう焦るな、皆まだ若いんだ大丈夫だ、と若い二人を諭します。他のカットでは、新宿決戦に不参加だった加茂憲紀が家族と一緒にいるシーンが描かれています。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
大道鋼と三代六十四のその後
おそらく桜島結界(コロニー)と思われる場所では、真希が大道鋼と三代六十四に会っていました。真希は呪具(刀)を剣士である大道に渡し、大道は涙を流して喜びます。真希は、これからおそらく受肉タイプのプレイヤーの措置が話し合われ、方針としては一か八かで虎杖と来栖が呪物と被害者を引き剥がす事でほぼ確定だ、敵意がないからってオマエらが例外とはいかねぇ、と大道と三代六十四に伝えます。そして真希は独り言だと断った後に、呪物の存在を「東京にしか発生しないモノ」として公表したから、死滅回游が終わっても東京は未だに不可侵領域となっていて国内の呪いが集まり続けると言い、私ならそこに身を隠す、と大道と三代にアドバイスします。大道は斬るモノには困らなそうと東京に向かうようですが、三代は呪霊ととる相撲はつまらないと東京に行くつもりはなさそうです。二人がどうするか聞いた真希は勝手にしろ、二人を庇うのもこれっきりと言うと、二人にさっさと消えるように言い放ちます。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
大道は立ち去ろうとする真希に、儂を消す時は貴様が来い、斬ってやる、と言うと、真希は笑みを浮かべます。三代は今後も自由に相撲を取り続けるようで、相撲~、と叫びながら、どこかに立ち去っていきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
シャルル・ベルナールのその後
シャルル・ベルナールは、第181話で指を折った編集者に見守られながら漫画を描いています。読切を描いているようなので、新人として漫画家デビューを目指すようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
髙羽と一緒にいる相方は?
髙羽はファミレスで相方と、下ネタについて話し合っています。相方の顔がわざと隠れていますが、風貌から羂索にそっくりです。髙羽の術式「超人(コメディアン)」で、何か奇跡を起こしたのかもしれません。もしかしたら、羂索を生き返らせた?のかもしれません。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
甘井凛は第163話で、過去にいじめていた元同級生に会って謝罪をします。
しかし、元同級生は複雑な表情をすると、何も答えず甘井から逃げてしまいます。顔を上げて逃げていく元同級生を見ながら、あーまともになりてぇな、と甘井はつぶやきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
日車寛見は自分が犯した殺人の件で、裁判で有罪にして欲しかったのでしょうが不起訴になったようです。日車は総監部の圧力だと推測し、どうやら俺を術師としてこき使いたいらしい、とつぶやきます。以前一緒に働いていた清水は、やり直しですね!!遺族代理人として日車さんをぶちこんでみせます!!と、裁判をやり直し有罪にして日車を刑務所にぶち込むと宣言し、日車も頼むと答えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
来栖華には相変わらず天使が取り憑いて、第213話で宿儺が過去の来栖との記憶を思い出した風に振舞ったという事は、伏黒の中で来栖に関する記憶は既に掘り起こされているので、今更恥ずかしがることもないだろう、と天使が来栖に助言します。
しかし、それでも恥ずかしい来栖は天使に対して、うっさい……!!と怒り、伏黒の顔を見ようとしません。伏黒は来栖の右腕の傷は、宿儺に体を乗っ取られた自分にも責任があると感じているようで、責任は取る、と来栖に宣言します。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
伏黒の言葉に感激する来栖
これからは俺が来栖の右腕になるよ、と伏黒が言うと、その言葉に感激した来栖は、式はいつにしますか?と、結婚式の日取りを決めようとします。焦った伏黒は任務があるので後で話そうと、問題を先送りにします。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
場面が変わって同棲中のカップルが会話をしています。晩御飯を外にしないかと言う彼女に対して、焼肉行っちゃう?と彼氏が答えますが、彼氏の目がかなり大きくなっていて彼女が驚きます。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
このカップルは婚約中で、二週間前ほどから彼女には顔が変わって見えると、伊地知が虎杖、伏黒、釘崎に報告します。しかし改めてカップルに会った三人ですが、彼氏が呪われているようには見えません。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
彼氏の目が大きく見えるという事は、呪われているのは彼女の方と三人は判断、釘崎が彼女のボディチェックをします。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
久々の高専一年生3名での任務
伏黒は呪霊の可能性はかなり低いと言い、呪霊本体が取り憑いてもいない、なのに残穢も希薄、被害がほぼ「嫌がらせ」レベルで済んでいるのは、呪詛師のせいだと推測します。さらに殺意が感じられないので、呪詛師と言っても覚醒タイプの死滅回游プレイヤーの生き残りと伏黒はさらに推測。虎杖も、呪詛師による迷惑行為なら、三人なら楽勝だろ、と言い、任務が開始されます。
© 芥見下々 呪術廻戦 270話より
まとめ
第270話では、死滅回游のプレイヤーのその後が描かれています。伏黒恵と津美紀、吸収された天元、大道鋼、三代六十四、シャルル・ベルナール、髙羽史彦、甘井凛、日車寛見、来栖華、天使の後日談が描かれていました。髙羽と一緒にいる相方と思われる人物が、羂索にそっくりなのが気になりましたが、さすがに次回で最終回なので羂索ではないと思います(多分…)。来栖は伏黒となんやかんやで結ばれそうな気配で、来栖にとってはハッピーエンドになりそうです。
そして虎杖、伏黒、釘崎の三人が任務で集められ、高専一年生3名での任務が始まります。死滅回游プレイヤーの生き残りと思われる呪詛師の迷惑行為らしいですが、虎杖が、この三人なら楽勝だろ、と余裕をかましています。フラグにならないかかなり心配ですが、もう最終回なのでさすがにそれは無いと信じます。
次回でついに最終回ですが、どんな最終回になるか楽しみです。
次回、いよいよ最終回です。連載6年半の歴史に幕を下ろします。そして、虎杖達は迷惑呪詛師を見つける作戦を考えます。
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