週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第117話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。

問答無用の先制攻撃
杁島会談にある敵意
曽我に伝わる予言の能力は、主に災害など国に対する脅威が来ることを断片的な映像から予言するそうです。しかし“いつ”“どこで”は把握できるが、死者数などの具体的な被害、起こる“結果”はわからないそうで、当事者が死(さいあく)を避け“結果”を選ぶための予言となるようです。来る“会談”は敵意に満ちている、と千晃は予言したようですが、そこに老人の顔が浮かび上がっています。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
小国が現れてからの2年間、少国民との接触は杁島での小競り合いのみで、その間も彼らは中遠距離での牽制ばかりで彼らの正体は謎に包まれています。その少国民と接触した一人、杁島への第一陣となる政府の調査団に同行した妖術局の護衛で、至近距離で戦り合ったのは後にも先にも彼だけで、彼は喋ってはいないが至近距離から見た外見から少国民を“日本人”だと直感で思ったそうです。そして蓮見が相談している博士にも、南東の海域に突如現れた日本人(に似た人種)が潜む島、と聞いてピンとくるものがあったそうです。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
“箕加星(ミカボシ)”という妖術師一族
千年以上前、この国にはある妖術師一族が力によって支配していたそうです。彼らの名は“箕加星(ミカボシ)”といって、曽我家が箕加星の一族を倒して、以降妖術は“裏の実力”で在り続けています。箕加星は最後、現在の千葉に追い詰められて滅亡したと言われているそうです。そして、曽我ノ物語と書かれた古い書物らしきものには、箕加星に斬りかかる曽我宇几真という人物が描かれていました。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
さらに至近距離で少国民と戦り合った妖術局の護衛は、少国民との戦闘で足を失っていますが、これは少国民の妖術によってやられたそうです。その妖術は虫のような何かを操るものだったそうで、先ほどの博士も箕加星には諸説あるが最も有力な説として、箕加星は蟲を操る妖術師一族だったそうです。蓮見は、…仮に小国の民が箕加星の子孫だとして…はるか昔に地を追われた…人間が海に潜み…千年以上誰にも気づかれることなく独自に文明を作り上げるなんて…、と博士の仮説に否定的ですが、不可能だよ、人知を超えたイレギュラーでも働かない限りな、と博士は言い、人知を超えたイレギュラーである雫天石を既に我々は目の当たりにしていると蓮見に説明します。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
蓮見は杁島の鉱脈には雫天石が最低でも千キロは推定で存在し、日本の12倍以上の雫天石を小国は保持していると推測します。博士は自分の小国に関する仮説はこうだと前置きし、“箕加星”の生き残りが千年以上前から、雫天石というこの世のイレギュラーと共に築き上げた文明である、と蓮見に仮説を説明します。そして場面は会談予定時刻の三月二十日 12時00分へと移り、日本側の代表三名が一隻の甲鉄艦を引き連れて小舟で杁島に上陸します。まだ杁島には小国王家はいませんが、ご丁寧に椅子と机が並べられていました。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
一方、同じ頃に蓮見は先ほどの学者に電話をしていました。前回、小国の者三名が残した書簡には、古い書物に書かれていた箕加星のマークと同じマークが記されていて、蓮見は小国民が箕加星の一族だと断定します。政府はそれを踏まえて、さらに予言では“敵意がある”と警告があっても、会談を決行したそうです。政府としては、尚更ここで“会談”を放棄してしまっては戦う道しか残らないと考えたそうで、妖術局は最適な護衛を日本の代表につけたそうです。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
日本の甲鉄艦が爆発、炎上
博士は東京にいるようですが、東京を離れると蓮見に伝えます。箕加星は雫天石を長きに渡り独占してきたが、地殻変動によってか日本の地にもその石は姿を現してしまい、雫天石が神聖なもので…日本に渡したくないのか、理由はいくつか考えられるが、かつてこの大地を追いやられた一族が高度な力を携えて再び現れたんだ、杁島での攻撃的な姿勢から見ても、“何をしに来たのか”明白だ、と博士は蓮見に断言します。一方、杁島の会談場所では突然、一緒に来ていた日本の甲鉄艦が爆発、炎上します。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
突然の味方の甲鉄艦の爆発に驚く日本の代表三名が海を見ると、いきなり海がせり上がってきます。そして、いつの間にか杁島には小国王家と思われる五名が姿を現していました。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
五名の内の中央の一人は、冒頭で出てきた予言の老人によく似ています。さらに背後には正体不明の物体が、海から出現して浮いています。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
さらに杁島に用意されていた椅子にはいつの間にか、小国王家と思われる人物がもう一人座っていました。そしてこの人物に殺されたのか、日本の代表二名が既に血を流して倒れていました。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
仲間が殺されて動揺し息が乱れている日本の代表に、深呼吸しろ、あなたが使い物にならなければ困る、と男は言います。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
そして、男は日本の代表に要求が書かれた書簡を机の上に出し見せます。書簡には、杁島の譲渡、杁島にて回収した雫天石の返還、その他に今後千年単位で雫天石の鉱脈の土壌となり得る土地として千葉、神奈川、東京の割譲を小国は要求すると書かれていました。小国の滅茶苦茶な要求に、いくらなんでも……、とあまり言葉が出ない日本の代表ですが、男は、我々のやり方は分かってもらえたはずだ、譲歩はない、拒否するなら強行に出る、と答えます。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
破壊された玄動甲鉄艦「春馬」には曽我ヒロト、柴登吾、曽我義之氶、真城秀治の4名が乗り合わせていましたが、彼らは妖術局が推薦した最低限かつ、日本最強の部隊でした。柴は男が出した書簡を突き返すと、お帰りください、と言います。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
会談は破談、杁島にて戦闘開始
12時02分、小国側の先制攻撃により会談は破談、杁島にて戦闘が開始されます。
© 外薗健 カグラバチ 117話より
まとめ
第117話では、小国の民とは千年以上前に曽我家に倒された箕加星という妖術師一族で、箕加星の生き残りが千年以上前から雫天石と共に築き上げた文明が小国という事が判明します。
そして、杁島会談は小国側が無茶な要求と先制攻撃をした事で破談となり、いきなり杁島で戦闘が展開されます。日本側は曽我ヒロト、柴登吾、曽我義之氶、真城秀治の4名が戦闘に参加しそうですが、小国王家は6名が戦闘に参加となりそうです。この戦闘によって斉廷戦争の幕開けとなる可能性が高そうですが、斉廷戦争では日本は妖刀が開発されるまでは侵攻されて窮地に陥っていたはずで、杁島での戦闘もあまりいい結果にならなそうです。
曽我ヒロト、柴登吾、曽我義之氶、真城秀治の4名のうち柴以外の3人も生き残れればいいですが、杁島での戦闘はどんな展開になるのでしょうか?
次回は、2026年4月13日(月曜)発売予定の週刊少年ジャンプ 2026年20号に掲載予定です。
カグラバチ11巻は、5月1日(金曜)発売予定です。
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