【ネタバレ】カグラバチ 第49話「均衡」感想、ネタバレ

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週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第49話のネタバレ、感想です。

 

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神奈備と毘灼の戦力の均衡

昼彦の狙いは漆羽

新幹線内で襲撃してきた昼彦と敵妖術師の狙いは漆羽でした。チヒロが、何がしたいんだ、と聞くと、昼彦は漆羽を殺し命滅契約を解除したいとチヒロに伝えます。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

ここで昼彦は殺された国獄温泉の護衛たちの事をチヒロは言っているのだと気付き、護衛たちを殺しここまで連れて来た理由をチヒロに語ります。雫天石を使った毘灼の部隊をも制圧した護衛たち、その護衛たちを殺した昼彦は相当の妖術師だとチヒロは考えますが、その時チヒロは毘灼に殺害された父親・国重の事が脳裏をよぎります。チヒロが集中できずにいると、新幹線の外から敵妖術師が漆羽を襲撃します。しかし、漆羽は居合であっさりと襲撃してきた妖術師を仕留めると、集中しろ、とチヒロに注意を促します。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

集中しろ、という漆羽の言葉を聞き、昼彦は嬉しそうに同意しますが、チヒロも漆羽を守るという任務に改めて集中し、錦で身体能力を強化し敵妖術師を倒そうとします。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

昼彦の妖術は紙の妖術『血鶴』

すると、昼彦も紙の妖術『血鶴』を使用し、折り鶴を作り出してチヒロを攻撃しようとします。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

チヒロは錦の超速で敵妖術師二人を倒しますが、血鶴によって作られた折り鶴が昼彦にとって味方の妖術師の体を貫通、その返り血がチヒロの目にかかります。すぐにチヒロは目にかかった返り血を取り除きますが、昼彦は味方の妖術師が持っていた刀を取りチヒロに斬りかかります。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

チヒロは淵天で昼彦の刀を受け止めますが、昼彦は血鶴によって作られた手裏剣のような紙を使用して今度は漆羽を攻撃します。漆羽は自分に襲い掛かって来ていた妖術師の相手をしていたので、肩に手裏剣のような紙をくらってしまいます。チヒロはハクリに、“ムカデ”だ!!と叫ぶと、ハクリもチヒロの意図を察知して漆羽の髪を引っ張って、二人で床に倒れ込みます。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

涅による遠隔斬撃で昼彦以外の敵妖術師を一掃

そこにチヒロの涅による遠隔斬撃が放たれ、新幹線内にいた昼彦以外の敵妖術師たちを一気に切り伏せます。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

妖刀に反撃しながらも自分の命を狙う昼彦の技術と速度を見た漆羽は、チヒロも自分を守りつつではかなり戦りづらいだろうと考え、こっちはもう大丈夫だ!!チヒロ、任せた…!!と叫びます。チヒロは漆羽の叫びを聞き、すぐに昼彦を漆羽から遠ざける決断をします。チヒロは昼彦に向かって淵天を突き刺し、自分自身も含めて新幹線から弾き飛ばします。漆羽からチヒロは離れてしまい護衛は出来なくなりますが、チヒロはそれよりも昼彦を漆羽の傍に置くリスクの方が高いと判断、そして神奈備と毘灼の戦力差について認識を改めます。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

漆羽の言う通り、雫天石を使う妖術師は毘灼にとって使い捨てで、強化しようが神奈備側の精鋭がいれば対処は出来るとチヒロは考えます。問題はそうして削ったところを一掃できる確かな実力者が毘灼側に控えていて、神奈備側の“妖刀相当”の戦力は二つ、毘灼側には雫天石持ちの妖術師がいくつもあるが使い捨てであり一時的、そしてそれぞれ妖刀以外の実力者たちがいて、結局戦力差は均衡(どっちつかず)であるとチヒロは結論付けます。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

しかし、作戦の鍵であるハクリの蔵の能力はじきに回復、ハクリと漆羽が向かう慚箱 仙沓寺にはもう一人の契約者がいて、ハクリが漆羽ともう一人の契約者と接触し、能力が戻れば妖刀を二振り、こちらに転送することが可能になります。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

二振りの妖刀によって均衡は崩壊する

ハクリの能力で妖刀を二本、神奈備側に手に入れば二振りの妖刀によって均衡は崩壊、神奈備側が圧倒的に有利になるとチヒロは考えます。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

地上に着地したチヒロと昼彦は対峙し、これで守るものがなくなって全力が出せるってわけだ、いいね嬉しいよ…、と昼彦はうれしそうにつぶやき、幽が気にかけているチヒロと遊びたいと思っていたと昼彦はチヒロに言います。しかし、二人っきりとはいかないと言うと、紙の妖術を使って雫天石を瀕死の妖術師たちの傍に置きます。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

“対淵天特選部隊”とでも言おうか、と昼彦がチヒロに言うと、新幹線から弾き飛ばされて瀕死だった妖術師たちが雫天石を持つことで再び立ち上がります。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

 

六平千鉱、お前を殺せるって意味だ、と昼彦はチヒロに宣言しますが、チヒロは漆羽に、任せた、と言われた時の事、毘灼によって父親・国重が殺害された時の事を思い出し、今崩してやる、と昼彦に言い返します。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

まとめ

第49話では、昼彦に襲撃されたチヒロや漆羽ですが、チヒロは昼彦の狙いが漆羽を殺し、命滅契約を解除する事だと分かると、昼彦を漆羽から引き離し新幹線の外へと追いやります。チヒロは漆羽と離れてでも、昼彦を引き離したほうが漆羽にとって安全と考え、自分は昼彦を倒すことに専念することにします。

今回、妖刀・酌揺だけでなくもう一振りの妖刀も登場、さらに慚箱 仙沓寺にいるもう一人の契約者の顔も判明します。

© 外薗健 カグラバチ 49話より

この契約者の名前も、この契約者が使う妖刀の名前もまだ不明ですが、鍔の色は他の妖刀とは違い真っ黒で少し異質な気がします。慚箱 仙沓寺にいる契約者がどんな人物なのか、今から楽しみです。

 

次回、チヒロと別れた漆羽とハクリは慚箱 仙沓寺へと向かい、もう一人の契約者との合流を急ぎます。

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