【ネタバレ】カグラバチ 第57話「崩壊」感想、ネタバレ

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週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第57話のネタバレ、感想です。

 

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昼彦が酌揺を使用

ハクリが飛宗の転送に成功、飛宗を盗られた昼彦は悔しそうに舌打ちします。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

形勢が一気に逆転、毘灼は撤退

座村は飛宗の能力・鴉(カラス)を使用して敵の妖術師を全て斬ったようで、味方の護衛や巻墨も飛宗の強さに唖然としています。一方、座村は毘灼の幹部がどこへ消えたかを気にしています。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

毘灼の幹部は逃亡したようで、仙沓寺から姿を消します。巻墨の隊長は座村に礼を言いますが、座村は礼ならハクリに言うように言います。そのハクリですが、鼻から大量に出血していますが、今度は漆羽の酌揺を転送すると言います。しかし女の巻墨から、アドレナリンで錯覚しているだけ、この血の量確実に異常を来している、と言われ転送を止められます。ハクリは女の巻墨に治療され、座村は全員無事かを確認します。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

しかし警備をしていた不浦涼という若者が、この戦いの最中に殺されていました。歳は22歳、3年前に就いたこの慚箱の警備が初任務で、8つ下の妹がいるそうです。ここの生活にはお金がかからないからと、任務の給与は全てその妹に渡していたそうです。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

女の巻墨は、彼の死は無駄じゃないと言い、戦いに大きな区切りがついたと座村と漆羽に言います。しかし座村は複雑な表情をした後、残念だが、ここからだ、と意味ありげにつぶやきます。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

場面はチヒロと昼彦がいる劇場へと戻り、昼彦はチヒロに飛宗が盗られた事を告げます。しかし、昼彦は剣聖を殺し幽は真打を振るう、その行き先は変わらないと言いますが、チヒロは、契約者は誰一人死なせないぞ、と言います。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

チヒロの言葉を聞いた昼彦は、“守るべき英雄”か?幽の言う“青い”はこれか、とぶつやきます。そして、学校では剣聖をはじめとする妖刀の所有者達は六平国重と並ぶ“英雄”だと教えられている事を昼彦はチヒロに教えます。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

剣聖は他五人の剣士を率い、妖刀という偉大な力を駆使し人々を守るため立ち上がった、この国の平穏は彼らの功績の上にこそ成り立っている、と昼彦は学校で教えられている事を続けてチヒロに話します。チヒロも同じ事を本で読んで学んだようですが、楽座市で真打の力を見て、あれが人を救う力か?と疑問を持っていました。また、剣聖だけがより厳重な保護体制なのも、父親の意味深な言葉もチヒロの疑問を深めていました。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

座村が毘灼と協定?

チヒロは昼彦に剣聖は守るべき英雄ではないと?と、質問すると、少なくとも座村はそう思ってるんだろうな、と答え、だから三年前に幽と協定を結んだ、と言います。座村と毘灼の統領・幽が三年前に協定を結んだ、とかなり重要な事を昼彦はサラッと言っていますが、チヒロは昨日から立て続けに色々な事が起きて、頭が散らかりすぎて混乱しているようです。昼彦の言葉が上手く頭に入ってこないようで、三年前の協定の件をスルーし、解放した真打を毘灼に使わせたら、この国はメチャクチャになるとチヒロは怒ります。しかし、“契約者は誰一人死なせない”というチヒロの決意を、ことはもう起こってるんだからお前が意気込んでも仕方がない、と昼彦は切り捨てます。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

座村が契約者こそ死ぬべきだと言っていた、と昼彦が言うと、やっとチヒロも座村清市の事を言っていると理解しますが、それでもチヒロはまだ混乱しています。昼彦は小難しく考えなくていい、俺たちはただ殺し合う…だろ?と、言うと酌揺を上空から落とします。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

酌揺が地上に落ちた瞬間を狙って、昼彦はチヒロの足をどかし体をねじります。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

昼彦が斬られた自分の腕をチヒロに投げつけた後、窓の外から誰かがチヒロに攻撃します。増援と考えたチヒロは攻撃をかわし増援に備えますが、昼彦は落ちて来た酌揺の方へと既に移動していました。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

 

昼彦は酌揺を口でくわえると、「酌揺」の名を口にします。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

昼彦が酌揺を使用

次の瞬間、昼彦は酌揺を何故か使用でき、花魁のような玄力反応が現れます。それと同時にチヒロの周辺に、ハクリが転送能力を使った時に現れる反応も出ます。

© 外薗健 カグラバチ 57話より

まとめ

第57話では、ハクリが飛宗を座村に転送、座村が飛宗で一気に形勢を逆転し、仙沓寺での戦いは神奈備の勝利に終わります。しかし、座村が意味深な言葉を発し、ここからだ、と言った後、場面がチヒロと昼彦の劇場に移り、昼彦が幽と座村が三年前に協定を結んだと発言します。チヒロは昨日からの楽座市や国獄温泉、仙沓寺での立て続けの出来事で頭が混乱していたようで、座村が契約者は死ぬべきと昼彦が言うまで話が理解できなかったようです。この昼彦の話の流れからすると、座村は毘灼に通じていて神奈備を裏切っているように見えます。そして、最後に昼彦が酌揺を使用した所で終わります。最後にチヒロがハクリの転送能力でどこかに転送されそうになっているようにも見えて気になりますが、命滅契約が切れていないはずの酌揺を何故か昼彦が使えている所も気になります。かなり状況は混沌としていて理解が追いつきませんが、第58話を待ちたいと思います。

 

次回、座村と漆羽が居合で斬り合う状況になってしまいます。

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