週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 番外編のネタバレ、感想です。
前回、座村は巻墨や守護者を気絶させ、漆羽に自分の考えを話し始めます。
双城厳一の「お湯活」
今回、本編は休みです。今回の話は時間軸としては、双城が妖刀「刳雲(くれぐも)」を手に入れる直前になります。双城は、大事な仕事の前にはいつも“体を温める”事をやっているそうです。
© 外薗健 カグラバチ 番外編より
双城の行きつけ「来塩湯」
双城の行きつけの銭湯は来塩駅から徒歩5分の所にある、来塩湯だそうです。番台を務めるのは、このたえというこのお婆さんです。すぐ近くに風呂とサウナの両方がデカい施設が出来たそうで、興味もあるようですが双城は刺青があるからそちらには入れないそうです。
© 外薗健 カグラバチ 番外編より
今日の仕事は刳雲を受け取りに行くことのようで、双城が妄信している六平国重の打った一振り、双城の「夢」を受け取れるという事で昂っています。しかし双城は、仕事は仕事、激烈な昂りは禁物、ということで心と体をリラックスさせ、コンディションを整える為、この重要な“お湯活”に励んでいるようです。
© 外薗健 カグラバチ 番外編より
しかし、サウナが調整中だったり、銭湯に置いてあるシャンプーが冷たいシャンプーだったりとついていないようです。さらに以前、双城から買い取った武器が期待以下だと、スーツ姿の男が二人現れ、お湯活中の双城に4割の返金を要求します。双城は、お前らの扱いが下手なだけだろう、と相手にしませんが、スーツ姿の男二人も引き下がりません。
© 外薗健 カグラバチ 番外編より
結局、スーツ姿の男二人は双城にあっさりと殺されてしまいます。風呂から出た双城はフルーツ牛乳を飲もうとしますが、売り切れでこれまたついていません。
© 外薗健 カグラバチ 番外編より
仕方なく双城はコーヒー牛乳で我慢しますが、番台のたえに文句を言います。サウナや冷たいシャンプーの件も苦情を言いますが、たえは、ああうっかりして悪かったねえ、と謝ります。いい加減な商売じゃ近くのデカい銭湯に勝てないぞ、と双城は言い、心の中で大事な「お湯活」に限ってうまくいかない、と愚痴を言います。
© 外薗健 カグラバチ 番外編より
今日は夢が叶う日
しかし、不思議と今日の双城は寛容になれるようです。今日は夢が叶う日だから、とコーヒー牛乳を飲みながら、笑顔でたえを許します。
© 外薗健 カグラバチ 番外編より
コーヒー牛乳の空き瓶を返却した後、双城は来塩湯を出て心の中で、待ってろ「刳雲」、とつぶやきながら走り出します。
© 外薗健 カグラバチ 番外編より
まとめ
番外編では、双城が大事な仕事の前に、心と体をリラックスさせてコンディションを整えるためにやっている、「お湯活」が描かれています。双城にも色々とこだわりがあるようですが、刳雲を取りに行く前に始めたこの日の「お湯活」は上手くいきません。しかし、刳雲を受け取れるという事で上機嫌の双城は、番台のたえに八つ当たりすることなく笑顔で許しています。怖くて短気そうなイメージだった双城ですが、意外にも寛容な一面が見られました。
次回、チヒロと座村は斬り合いとなり、チヒロは座村に斬られてしまいます。
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