【ネタバレ】葬送のフリーレン 第10巻のネタバレ、感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第10巻のネタバレ、感想です。

10巻は、第88話から第97話までが掲載されています。

 

前巻、9巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

【ネタバレ】葬送のフリーレン 第9巻のネタバレ、感想
週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第9巻のネタバレ、感想です。 9巻は、第78話から第87話までが掲載されています。 9月13日に葬送のフリーレンがアニメ化されることが発表されました。アニメ化、今から楽しみです。下の方で書い...

 

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© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第88ソリテール

生まれて初めて人類に興味を持ち、もっと人類を知りたいと願うようになったマハトは、悪意や罪悪感を知ろうと人を次々と殺しますが、マハトには悪意や罪悪感といった感情は理解出来ませんでした。さらに命知らずの厄介者に命を狙われたマハトは、やり方を変えて人類について研究している変わり者・ソリテールに、悪意や罪悪感といった感情を聞こうとします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第89罪悪感

マハトの所に全知のシュラハトが突然、現れます。シュラハトはマハトに、南の勇者を討つのに協力してほしい、と頼みますが、戦争に興味のないマハトは協力を拒否します。シュラハトは、逆らうのであれば殺さねばならん、と脅し、さらに奇跡のグラオザームも使って、マハトに協力を迫ります。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第90グリュック

ある日、マハトは気まぐれで城塞都市ヴァイゼに向かう貴族の馬車を襲撃します。そしてマハトは、貴族の馬車に乗っていた領主・グリュックからある提案を受けます。その提案とは、マハトの知らない感情を教える代わりに、実権を握っている一族を片付けて欲しいというものでした。マハトは提案を受け入れて、悪徳貴族を次々と殺していきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第91表舞台

魔王が勇者ヒンメルに討たれた事で、城塞都市ヴァイゼも連日祭りのように賑わい、勝利に湧いていました。グリュックはこれを機に平和の証と称して、マハトにグリュック家お抱えの魔法使いの地位を正式に与えます。マハトはそれを契機に表舞台でヴァイゼの貴族の相手をするようになり、さらに貴族から依頼され魔王軍の残存勢力の掃討も引き受けます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第92ヴァイゼの終焉

マハトがデンケンの師となり、さらにデンケンとグリュックの娘・レクテューレの結婚が決まった頃、北部高原の最北端で一人の魔族が城塞都市を襲撃する事件が起きます。城塞都市は落とされ、住民は皆殺しにされ、その魔族の足取りは未だ掴めていない状況で、マハトを不安に思う世論が広がります。世論を味方につけた貴族は、マハトに支配の石環を着けさせて、ヴァイゼの民に“仕える”ことによってマハトを制御下に置き、“悪意”を抱いてはならないという安全装置で管理するように要求します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

 

支配の石環を着けて、さらに時は流れてレクテューレは病のために亡くなってしまいます。さらに時が経ち、グリュックがいつものようにレクテューレの墓前に通った帰り道、マハトは突然、その全てをぶち壊そうと考えました、とグリュックに言うとヴァイゼの全てを黄金に変え始めます。グリュックと出会い過ごした掛けがえのない時間、それを壊せば、“悪意”という概念が、“罪悪感”が、わかるような気がする、とマハトは考えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第93大結界

城塞都市ヴァイゼを黄金郷に変えたマハトですが、何の感情も湧くこともありませんでした。マハトは次に生かそう、と気持ちを切り替えますが、その背後にゼーリエが突然現れます。ゼーリエは城塞都市ヴァイゼを黄金郷に変えたマハトを許さず、マハトを殺そうとします。しかし、ゼーリエの弟子はマハトを殺せば、黄金郷を元に戻す機会を永遠に失う事になりかねない、とマハトの封印を提案します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第94解析

マハトの記憶を解析したフリーレンですが、さらに細かい記憶の解析や、万物を黄金に変える魔法(デイーアゴルゼ)の解析を実行しようとします。その細かい解析のためにフリーレンは二か月の間、まともに動くことが出来なくなり、近くの集落で足止めをくうことになります。一方、ソリテールは黄金郷の大結界を解析、破壊しようとしていました。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第95無名の大魔族

黄金郷の大結界を破壊され黄金の範囲がどんどん広がり、フリーレン達は集落の住民を連れて非難することにします。ソリテールは黄金郷を破壊した後、フリーレンを追いますが、ソリテールの魔力の反応に気付いたフェルンとシュタルクは、フリーレンや集落の住民を先に行かせると二人でソリテールを迎撃することにします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第96師弟

フリーレンと集落の住民たちを連れて避難するデンケンですが、何かに気付いたようで、集落の住民に先に行くよう伝えるとデンケンは一人残ります。その後、フリーレンを追ってきたマハトが現れ、デンケンはマハトと戦闘になります。マハトはかつての弟子の成長に驚きながらも、万物を黄金に変える魔法(デイーアゴルゼ)でデンケンを黄金に変えて戦いを終わりにしようとします。しかしデンケンは呪い返しの魔法(ミステイルジーラ)を使い、マハトに黄金の呪いを跳ね返します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

第97観測

デンケンの呪い返しの魔法(ミステイルジーラ)を相殺する為、マハトは万物を黄金に変える魔法(デイーアゴルゼ)を使い続けますが、その影響はソリテールと戦っているフェルンとシュタルクに及び、二人の体は黄金に変えられてしまいます。デンケンはフリーレンも黄金に変えられてしまうと思い、フリーレンを助けに場所を移動します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

おまけ フリーレンを好きな洋服に着替えさせるフェルン

第94話でマハトの記憶を解析する為まともに動くことが出来なくなり、フェルンに生活の全てを任せていたフリーレンですが、フェルンの着せ替え人形みたいになっています。フェルンから見て似合いそうな洋服を、フリーレンにいろいろ着せていますが、マハトの記憶の解析でぼーっとしている為、フリーレンはされるがままです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 10巻より

まとめ

10巻では、黄金郷のマハト編が本格的に始まり、マハトとグリュックの過去、さらにマハトやソリテールとの戦闘が始まります。

マハトとグリュックの過去では、マハトがグリュックに仕えるようになった経緯や、城塞都市ヴァイゼが黄金郷になった経緯などが描かれています。そして、場面はマハトの過去から現代に戻り、ソリテールとフェルン・シュタルクとの戦い、マハトとデンケンの戦いが始まります。ソリテールは大魔族という事で、フェルン・シュタルクの二人相手でも余裕がありました。まだソリテールは底を見せていない感じです。さらにマハトも残っていて、フリーレンはこの二人の大魔族を相手にどう戦うでしょうか?

 

次巻、11巻のネタバレ、感想はこちらの記事です。

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