【ネタバレ】カグラバチ 第89話「乱戦」感想、ネタバレ

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週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第89話のネタバレ、感想です。

 

前回の記事はこちらです。白廻逸夫の孫・白廻斬が第五層の戦いに参戦します。

【ネタバレ】カグラバチ 第88話「皮切り」感想、ネタバレ
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刳雲の旧契約者・巳坂の弟、巳坂奈ツ基(みさかなつき)も参戦

今週のカグラバチは、センターカラーです。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

妖刀「刳雲」の旧契約者・巳坂伊武基(いぶき)

妖刀「刳雲」の旧契約者・巳坂伊武基には、雲のない雨が降れば…これから悪党が死ぬ、夏にあられが降れば…これから悪党が死ぬ、黒雲のない雷鳴は…悪党が死んでいく音だ、という気象に関する数々の伝承があります。これらは一人の悪童の大暴れの賜物であり、座村に並ぶ20代の若き剣豪として巳坂は斉廷戦争でその名を轟かせたそうです。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

処刑場の兜の男は妖術で操った“モノ”であり、本体は別

しかし、三年前に六平国重殺害と同時刻に刺客は巳坂の自宅にも現れました。刺客は一人で、一騎打ちの末に英雄・巳坂は殺害されました。そして場面は現代に戻り処刑場の薊は、倒したはずの兜の男の遺体を調べていました。兜の男はやはり六平宅強襲に現れた鎧の刺客と同じようですが、これは妖術で操った“モノ”で“本体”は別にいると薊は確信します。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

一方、たばこ専門店の煙草では鎧を着た男が、“処刑人”である薊は強い、人形じゃ太刀打ちできない、とぼやいていました。そこに別の男が現れ店の婆さんたばこと仕事をくれと言い、さらに火もくれと言います。すると鎧の男は、俺がやるよ、と言うと、刀を握ります。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

鎧の男は抜刀し、男がくわえたたばこの先をかすらせて摩擦で火をつけます。ただ、たばこをくわえた男が聞いても、鎧の男は刀を抜いたことも、火をつけた事も否定してとぼけます。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

兜の男の名前は“北兜”

鎧の男は最後までとぼけて、たばこをくわえた男にウィンクをしますが、手の甲には毘灼を表す紋章がありました。たばこの男は気味悪がってその場を去りますが、店の婆さんは刀を抜いて摩擦で火をつけた事を見抜いていて、玄力の流れをうまく操れば、ただの摩擦も超高温まで持っていける、と鎧の男は婆さんに答えます。そこに松の妖術を使う男から連絡が入り、鎧の男の名前が北兜だと判明します。北兜は“ヨロイ君”が薊に負けたが、時間稼ぎは出来たはずと松の妖術を使う男に報告します。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

松の妖術を使う男は北兜に神奈備本部にさっさと突入するように言いますが、北兜は怠そうに答えます。北兜は妖術も素晴らしいが、真価は生身での剣の腕にあるそうで、三年前は妖術で六平国重襲撃を援護しつつ、北兜は単騎で巳坂を殺したそうです。しかし、北兜は“俺が戦った巳坂”は剣豪でなく、斉廷戦争から15年経った三年前の巳坂は牙が抜け落ち、すっかりたるんでいたそうです。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

あれで“巳坂を殺した”なんて評価されてもムカつくんだよ、と北兜が言うと、悪かったよ、と松の妖術を使う男は謝りますが、北兜は長年かけて調整したのに三年前に全てを出し切れなかった虚しさから、剣豪に飢えていました。本部には剣豪がいないと北兜が言うと、白廻の孫がいるだろ、と松の妖術を使う男は答えますが、どうだが…小娘だろ、と言い北兜は白廻斬には興味が無さそうです。そこに松の妖術を使う男の所に、漆羽が生きていると連絡が入ります。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

北兜に漆羽が生きている事を教えると、北兜は目を血走らせながらどこにいるか松の妖術を使う男に聞きます。本部内で幽達と対峙していて、急いだ方がいいと松の妖術を使う男が伝えると、北兜は店の婆さんに投げキッスをして挨拶した後、早速神奈備本部へと向かいます。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

一方、神奈備本部 第三層 訓練室では上半身裸の男が、「赤多木ミツヒデ」の「殺す!!」という曲を、ヘッドホンを着け大音量で聴きながら剣術の訓練をしていました。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

男は巳坂伊武基の二つ下の弟で、地元では負け知らずで“二人揃って最強”だったそうです。剣の才能もあった二人は斉廷戦争が始まると東京へ向かい、間もなく兄の伊武基は妖刀「刳雲」の契約者に選ばれたそうです。“二人揃って最強”と考えていた弟の方も同じ戦場で、妖刀の契約者に選ばれることを望みますが…。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

漆羽が酌揺の契約者として選ばれた場面

真打を除けば最後の妖刀「酌揺」の契約者に選ばれたのは、弟より二つ下、当時17歳の白禊流の新参だった漆羽でした。この時の漆羽は国重に選ばれたのがよほど嬉しかったのか、目が血走っています。一方、弟は悔しかったようですが、兄の伊武基には“仕方ない この世界は少しでも弱けりゃ淘汰される”と言われてしまいます。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

そして兄弟の道は分かれ、戦後 兄の伊武基は戦うことさえやめてしまい、三年前に北兜に殺されてしまいます。弟は弱くなったから、淘汰されたんだ 仕方ない、俺は兄貴とは違う、戦後十八年間1日も剣術から目を逸らさなかった今の俺は、と考えていた所で、神奈備職員が非常事態である事をナツキに知らせます。ここで神奈備職員から名前を呼ばれた事で、巳坂の弟の名前がナツキだと判明します。ちなみにナツキは曲を大音量で聴いていたせいで、まだ侵入者に気付いていませんでした。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

 

第五層の西側に毘灼が侵入した事を知り、ナツキは兄の伊武基が殺された場面を思い出します。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

十河隊 隊長 巳坂奈ツ基

神奈備職員に準備は?と聞かれ、……これ以上ない、長え準備運動(アップ)だった、とナツキが答えた所で、巳坂の弟が神奈備 十河隊 隊長 巳坂奈ツ基だと明かされます。

© 外薗健 カグラバチ 89話より

まとめ

第89話では、毘灼と漆羽、白廻斬、ハクリの戦いからは一旦離れ、処刑場で薊が倒した兜の男はやはり本人でなく妖術で操った“モノ”で、本体は北兜だと判明します。北兜は三年前に六平国重襲撃を妖術で援護しつつ、刳雲の旧契約者・巳坂を一騎打ちで殺していました。ただ、巳坂は戦後戦うことをやめていたようで、牙は抜け落ちていて大分弱くなっていたと推測します。北兜も巳坂との戦いでは不満が残り、今回漆羽が生きていたと分かり北兜はすぐに神奈備本部に向かったようです。

その神奈備本部では巳坂の弟、奈ツ基がいて、現在では十河隊の隊長をやっているようです。戦後十八年間ずっと剣術の訓練を怠らなかったようで、かなりの実力を思われます。現状、兄の伊武基を殺した北兜は漆羽の方に興味があるようですが、弟の奈ツ基もこれから第五層の西側に向かうので奈ツ基と北兜が戦う可能性も十分あり得そうです。

第五層の戦いに北兜や奈ツ基が参戦することによって、ますます乱戦が加速しそうで今後の神奈備と毘灼の戦いが楽しみです。

 

今週が合併号なので、来週はお休みです。次回は、8月18日(月曜)発売予定の週刊少年ジャンプ 2025年38号に掲載予定です。

 

第9巻は2025年10月3日(金曜)に発売予定です。

 

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