【ネタバレ】逃げ上手の若君 第3巻 悪党1334 のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第3巻 悪党1334 の感想、ネタバレです。

第3巻は、第17話から第25話まで掲載されています。

逃げ上手の若君は、歴史上で実在した人物・北条時行の生涯を描く歴史漫画です。さらに、2024年7月からTVアニメ放送開始予定です。以下のポストから、アニメ公式ホームページにいけます。

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3巻の表紙は、足利尊氏です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第17教育1334

敵兵の偵察の為、諏訪領の北端にあたる中山庄に来た時行と逃若党ですが、いきなり敵の奇襲を受けます。二刀使いの若者に襲われて弧次郎と亜也子が応戦しますが、その戦いぶりを見て弧次郎と亜也子が半年前よりずっと成長して強くなっている事を時行は実感します。その後、二刀使いの若者は敵ではなく村が襲撃を受けて手助けをしていただけと分かり、時行は若者から事情を聞きます。二刀使いの若者は吹雪という名前で、吹雪は各地を放浪しつつ仕える主人を探していました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第18悪党1334

中山庄の大人は既に全員が殺されていて、子供と吹雪しかいませんでした。中山庄に侵攻したのは信濃守護・小笠原貞宗に仕える瘴奸と征蟻党で、瘴奸は既に3つの集落を攻め落としていました。瘴奸は中山庄を攻める道には伏兵か罠が仕掛けてあると見抜き、山の中から奇襲しようとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第19防衛戦1334

吹雪は瘴奸が山の中から奇襲してくると読んでいて、村の外周に氷の罠を仕掛けて中山庄に攻めにくいように細工していました。さらに、村の子供達に落とし穴を掘ってもらい敵襲を食い止め、援軍の諏訪神党が敵を弓矢で仕留めていきます。このまま敵の殲滅も可能と思われましたが、瘴奸の部下は並の兵ではなく吹雪の氷の罠や落とし穴を抜けて、守備兵を一蹴していきます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第20仏1334

瘴奸と一対一になった時行は、瘴奸に何故この村の子の親を皆殺しにしたのか、問い質します。すると瘴奸は悪びれせずに、親を殺して子を売れば、その子はこの先ずっと生き地獄となり、そんな思いを巡らせながら子を売った金で酒を飲むと気持ちよく酔える、と時行に答えます。時行は瘴奸が根っからの外道だと分かると、瘴奸を殺す覚悟をきめます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第21出血1334

瘴奸は中途半端な戦法を使おうとしている子供と時行を侮りますが、時行はその隙をついて吹雪に教えてもらった必殺の秘剣「鬼心仏刀(きしんふっとう)」で瘴奸の手首を斬り、出血させます。しかし瘴奸は手首からの出血程度ではやられないと決めつけて、出血が酷くなる前に切り刻んでやると時行に余裕を見せます。しかし大鎧を着て動きが遅い瘴奸は、逃げ上手な時行に剣を当てることが出来ず、徐々に追い詰められていきます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第22御仏1334

瘴奸の部下にも手強い兵士はいて罠を抜けて中山庄を攻め滅ぼうとしますが、弧次郎や亜也子が各個撃破し中山庄を守ります。また、瘴奸の部下の中で一番強い幹部・腐乱は複雑な刃先を操る剣術を使いますが、吹雪はその太刀筋を完全に見極めて腐乱の太刀筋を受け止め、腐乱を蹴り倒します。それでも腐乱は吹雪を殺そうと斬りかかりますが、二刀流の剣で腐乱を切り殺します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第23臣従1334

瘴奸に傷を一つ付けられることなく時行は逃げ回り、最後は出血多量で瘴奸は意識を失います。中山庄を守りきった時行達ですが、そこに貞宗が瘴奸の援軍に現れ時行達を襲います。しかし諏訪大社からも援軍が現れ、諏訪頼重自ら軍を率いて貞宗の軍を退け、時行を救出します。吹雪は時行が鎌倉幕府執権・北条高時の遺児だと知り、また時行から郎党に誘われた事もあり、時行の郎党に加わります。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

 

一方、諏訪大社から援軍が来たことを知った貞宗は諏訪本軍と戦う用意ができていないと即座に撤退を決断し、瘴奸とその兵のみ回収して北の小笠原領へと撤退します。瀕死の重傷ながら貞宗に救出された瘴奸は、貞宗から、以後貴様は賊であるを禁ずる、武士としてのみ儂に仕えい、と命ぜられ御意と答えます。瘴奸が御意と答えた時、瘴奸の瞳からは「賊」が消えていました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第24不可思議1334

中山庄の防衛に成功した時行は、中山庄で犠牲になった大人達を丁重に弔った後、神の力を一時的に失くした頼重の力を取り戻す手伝いをします。頼重がウナギを食いたいと言えば時行はウナギを獲ってきてもらい、行者にんにくを食べたいと言えば行者にんにくを採ってきてもらい、神の力を高めるために必要と言われれば時行は注連縄(しめなわ)や巫女装束を用意してもらいます。その結果、時行は性癖がエグい、ド変態の坊々と誤解されてしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

第25神力1334

時行が頼重の神力を取り戻す手伝いをしていた頃、京では足利尊氏が実弟・足利直義に鎌倉へ赴き守りを固めるように命じていました。尊氏はいつもの「勘」で、北条残党が鎌倉で乱を起こしそうと予測します。尊氏の何の根拠もない「勘」ですが、直義はその直感を疑うことなく信じ、鎌倉へと赴きます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

おまけ 若君のトリセツ

時行はあからさまなおだてには乗らないようですが、バレないようにおだてると、割と何でもやってくれるようです。第17話でも描かれていましたが、上手くやれば自分が甘やかされている事に気付かず、何でもするようです。

© 松井優征 逃げ上手の若君 3巻より

まとめ

3巻では、二刀使いの軍師・吹雪が時行の郎党に加わります。

前巻で諏訪領の北端にあたる中山庄に偵察に来た時行と逃若党ですが、そこで略奪と村人の虐殺を繰り返す瘴奸と悪徳集団に遭遇します。瘴奸は貞宗に仕える武士ですが、奪うことに生きがいを感じ、親を殺し子供売って、その売った金で飲む酒で心を満たす、武士とは名ばかりの外道です。時行との一騎討ちでも、仏様はいないんだよと言い放つ瘴奸でしたが、時行と戦い出血多量で意識を失う直前には、戦いの中でも無垢な笑顔を見せる時行の背後に仏様を見出します。その後意識を失いますが、援軍に来た貞宗に救出されます。貞宗は瘴奸の卓越した戦略眼を買っていて、以後貴様は賊であるを禁ずる、武士としてのみ儂に仕えい、と瘴奸に命じ瘴奸もこれに従います。

今回は貞宗に仕える瘴奸を見事倒しましたが、貞宗は瘴奸を救出していて一命を取り留めています。瘴奸は瀕死の重傷ですが生き残っていて、また再登場しそうです。どんな場面で時行の前に再登場するか、今後の展開が気になりますね。

 

次巻、4巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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