TVアニメ 逃げ上手の若君のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Video 等のネット配信でも視聴出来ます。
第十二話で、アニメ『逃げ上手の若君』も最終回です。
前回の記事はこちらです。
第十二回「がんばれ時行、鎌倉奪還のその日まで」
川中島から撤退する保科軍に対して、国司軍は追撃をしてきます。女子供を先に逃がすため保科軍は引き返して国司軍と戦いますが、平地での戦いのため数に劣る保科軍は純粋に不利な状況です。そこで吹雪は玄蕃の変装を使って、敵の数を分散させる作戦を行います。
分散させた敵を四宮と保科の軍が倒していき、女子供を順調に北に築いた安全圏まで逃がしていきます。さらに弧次郎は独自の判断で動き、何度か一撃離脱を繰り返すうちに戦場全体の形を把握します。戦場を把握した弧次郎は、川岸を伝って背後の女子供を狙う敵を保科党の武将と連携して撃破します。
和田米丸に歯が立たない弧次郎
順調に敵を倒していた保科党と逃若党ですが、和田米丸に保科党の武将を吹っ飛ばされて騎馬から落とされてしまいます。弧次郎は和田の挑発に乗り騎馬戦で戦いますが、和田との腕力差、体重差に和田の太刀をまともに受けることも出来ません。
苦戦する弧次郎ですが、戦場で主君・時行が恥ずかしい声援をしていた事を聞かされて、主君の恥にならないようにせめて一太刀入れようとします。しかし、和田にギリギリで躱されてしまいかすり傷程度の傷しか与えられません。
和田米丸を撃破
弧次郎にはもう力がほとんど残っておらず、弧次郎は諦めかけますが、保科党の武将が油断した和田を馬から引きずり降ろし体を掴んで離しません。最後は身動きの取れない和田を弧次郎が最後の力を振り絞って討ち取り、見事に和田を撃破します。
一方、敵の殿(しんがり)が奮戦している事を知り、国司は護衛は必要ないから敵を追いかけて戦って来いと市河に命じます。その後女子供が全員、安全圏に逃げた事を確認した保科は、全軍に撤退を開始させます。そして時行と保科とわずかな兵が残って殿を勤めて敵を引き付けます。一方吹雪は市河が国司の護衛を離れた瞬間を狙って、川中島の朝霧に身を隠して国司を直接狙います。
国司が戦意喪失、撤退
吹雪は国司に斬りつけますがあえて殺さず、生かしたまま逃がします。殺されかけた国司は戦意を喪失し退却を命じると、米丸の軍も呼び戻すように命じます。国司軍が混乱した事で、保科軍は「逃げるが勝ち」の撤退戦を生き延びます。
保科は一度助けられたこの命を、明神様の力らになると言い時行に頭を下げます。時行は死にたがりの保科党を救うと同時に、保科党の心をより掴むことに成功します。時行は諏訪に戻りながら、この調子で死にたがる武士を生きたがりにして仲間を増やす決意をします。
まとめ
第十二回の内容は原作だと、4巻29話「将1334」から4巻31話「生きたがり1334」までになります。
第十二回で、アニメ『逃げ上手の若君』も最終回です。
前回「逃げるが勝ち」の撤退戦が始まりましたが、保科党の活躍もあり、また弧次郎が腕力差や体重差の不利があった和田を、保科党の仲間の力も借りて跳ね返し和田を破った事で、女子供を北の安全圏に逃がすことに成功します。その後は時行と保科が殿を務めて、時行は保科軍の絶対の信頼を得ます。そして吹雪が国司を斬りつけて混乱させて、国司軍を撤退させたことで時行達は撤退戦を生き延びる事に成功します。これで時行は保科党の信頼を得て、来るべき鎌倉奪還では大切な戦力になります。
これでアニメ『逃げ上手の若君』は最終回ですが原作ではまだまだ先の話があり、そちらもアニメで見たいので第二期制作に期待したいです。
第二期制作決定!
TVアニメ 逃げ上手の若君 第二期制作決定が、10月7日に発表されました。
アニメ 逃げ上手の若君のまとめ記事を書いています。
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