【ネタバレ】逃げ上手の若君 第15巻 斯波家長1337 のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第15巻 斯波家長1337  の感想、ネタバレです。

第15巻は、第125話から第133話まで掲載されています。

逃げ上手の若君は、歴史上で実在した人物・北条時行の生涯を描く歴史漫画です。さらに、2024年7月からTVアニメ放送開始予定です。以下のポストから、アニメ公式ホームページにいけます。


前巻、14巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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15巻の表紙は、斯波家長です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第125再会1337

時行を先頭に正面階段から突撃してきた顕家軍に対して、斯波家長はまずは桃井忠常を突撃させて時行軍の隊列を乱そうとします。桃井は、俺の嫁になれ、と亜也子に求婚しながら突撃してきて、亜也子は顕家の援護射撃を受けながら桃井を撃退します。桃井は正面階段から転落しながらも時行軍を蹴散らしていき、結果的に時行軍の隊列は大きく乱れます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

 

家長は北条泰家を人質として柱に吊るし、時行の動揺を誘います。家長は、北条泰家を助けたければ降伏せよ、と時行に迫りますが、時行はすぐに判断できず時行軍は立ち止まってしまいます。その機を逃さず家長は総攻撃を開始し、長尾景忠も投入して足利軍は一気に時行と顕家の首を狙います。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第126絶技1337

弧次郎が長尾に一蹴されて、時行が殺されそうになった時、時行を救ったのは12巻 第99話で出会ったシイナでした。シイナは正宗に作ってもらった脚の刀で、長尾と互角以上の戦いをします。長尾はシイナの全身武器の武術に全く対応できず押されますが、シイナの武器は破壊力が強すぎて疲労が激しく、すぐにバテてしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第127未来1337

顕家や玄蕃の活躍で人質の北条泰家の救出に成功、人質を取り戻した顕家軍は攻勢に出ます。さらに他の道から鎌倉攻めに出ていた新田徳寿丸や伊達行朝が増援に現れ、家長軍を戦力で圧倒します。家長は退却を決意し上杉憲顕に兵を連れて義詮のいる避難場所に合流するように命じると、自分は時行ともう少し遊んでいくと言うと、杉本寺に残り時行と直接対峙します。家長は上杉には後で避難場所に行くと言っていましたが、関東足利党の為にこの上杉寺で責任を取って戦死するつもりでした。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第128宿命1337

顕家の計らいで時行と家長は一騎打ちをすることになりますが、家長は有利な階段の上側を取り、一騎打ちを有利に進めます。また、家長は逃げ上手の時行対策として、正宗作の「疾風蜂」という太刀を用意していました。この太刀は長さをそのままに軽量を追及していて、予備動作無しの片手高速突きが可能となり、空いた片手は防御に専念できます。この太刀と防御で家長は隙の無い武術を実現し、時行は得意の逃げ上手を使えず一方的に追い詰められていきます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第129斯波家長1337

時行は北条郎党の思いや宿命を意識すると、鬼丸が急に軽くなり家長との一騎打ちを有利に進められるようになります。そして有利な階段の上側を取ることに成功しますが、有利な状況になったはずの時行は家長から逃げて自ら足利軍の方へと走っていきます。そして、足利軍に横槍を入れてくるように自ら挑発します。時行の挑発に足利軍の兵士は困惑しますが、家長は時行の狙いを読んでいました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第130鎌倉1337

時行は家長の考えのさらに上を行き、敵軍の眼を使った技・千眼白刃(せんげんびゃくじん)を成功させて家長を見事、討ち取ります。総大将の斯波家長が戦死した後、足利軍は杉本寺を顕家軍に明け渡して撤退、顕家軍は杉本寺での攻城戦に勝利し、時行は鎌倉へ進軍します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

 

吉野にいる後醍醐天皇は、時行が南朝方で初陣を飾った報告を受けると、時行の南朝への降伏文章を百部複製し、京の街中に貼って回らせて尊氏に一泡吹かせようとします。一方、京の尊氏は時行が生きていて、南朝方についたという噂を聞き激怒します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第131正宗1337

1337年12月末、時行は再び鎌倉へと帰還し、新たな供養塔を建てて北条一族の供養を行います。しかし尊氏を倒す為に、時行は顕家軍と一緒に十日以内に出発することになります。鎌倉を発つ前に時行と逃若党は、正宗の所に寄って鬼丸を作ってもらった礼を言いに行きます。そこで弧次郎は長尾に対抗するための新たな武器、「鐵柳(くろがねやなぎ)」を正宗に作ってもらいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第132山分け1337

顕家軍は敵の策略で兵糧に余裕がなく、顕家は休息期間を利用して狩猟大会を開催し、食糧不足を補おうとします。各党ごとに獲物の数を競い、最も収穫量が高い党には財宝の数々が授けると顕家が言うと、各党は気合を入れて漁や狩りを行います。しかし漁に使う漁船はあらかた奥州武士三将の一人、南部師之に持っていかれてしまい、時行の党は漁船を使うことが出来ません。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

第133恋愛1337

亜也子から、まず私達が若様と結ばれてそのあと来た正室の女と仲良くお家を盛り立てよう、と提案され雫は動揺してしまいます。北条家再興を第一に考える雫は、とっさに亜也子の提案を断りますが、あらためて未来の事を考えた雫は、自分のやりたい事は何かと悩みます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

おまけ 小さな幸せで満たされる時行

第131話で吹雪には満たされない飢えがあり、小さな幸せで満たされる時行とは絶望的に相性が悪いと記述がありました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

 

その、小さな幸せ満たされる時行の将来の夢は、「仲人さん」になる事だそうです。足利家打倒とか北条家再興が一番の夢になってもよさそうですが、時行らしいですね…。

© 松井優征 逃げ上手の若君 15巻より

まとめ

15巻では、杉本寺での攻城戦が決着、時行と家長の一騎打ちは時行が勝利し、足利軍は撤退します。顕家軍は攻城戦に勝利した後、鎌倉へと進み、1337年12月末に再び鎌倉を奪還します。しかし尊氏を討伐する為、鎌倉でゆっくり休むことは出来ず、再び京を目指して進軍することになります。

因縁の敵・斯波家長は一騎打ちで討ち取ったものの、上杉憲顕や長尾景忠が率いる関東足利党はまだ健在で、顕家軍は京にたどり着くのも苦労しそうです。顕家軍は京まで攻め上ることが出来るでしょうか?

 

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