【ネタバレ】逃げ上手の若君 第20巻 神代の終わり1338 のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第20巻 神代の終わり1338 の感想、ネタバレです。

第20巻は、第170話から第178話まで掲載されています。

 

前巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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20

20巻の表紙は、北条時行です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第170吉野1338

石津の戦いにおいて師直に敗れ顕家を失った時行達は、南朝の本拠地・吉野へと逃げ落ちます。顕家軍の生き残った武将は後醍醐天皇から僅かな財と官位を恩賞として受け取りますが、時行は18巻第156話で顕家から託された上奏文を携え、後醍醐天皇に顕家の遺志と武士の不満を伝え物申します。その結果、後醍醐天皇から朕が今食べたいおかずを当ててみよ、外したら死刑、と唐突に無理難題を押し付けられてしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第171望郷1338

最初は後醍醐天皇の無理難題に途方に暮れる時行でしたが、顕家の父・親房の言葉から後醍醐天皇は自分の教養を試しているのだと気付き、諏訪頼重から教わった学問を思い出します。中国で生まれた故事成語「蓴羹鱸膾(じゅんこうろかい)」を元に、故郷を懐かしく思う後醍醐天皇に鱸(スズキ)の膾(なます)を蓴菜の汁物のおかずとして献上します。後醍醐天皇は時行の教養を認め、時行に特別な綸旨を下します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第172?1338

顕家の死から三か月、越前では新田義貞が足利軍と戦いを繰り広げていました。足利軍の戦意が高く新田軍の兵士が意気消沈している時も、新田貞義は自ら兵士を鼓舞し勢いを盛り返します。しかし、少数で行動している所を敵に襲われ矢の乱射を受けます。運悪く新田貞義の眉間に矢が命中し、脳に損傷を受けますがそれでも新田貞義は戦い続けようとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第173ストームブリンガー1338

顕家の死から四か月、相次ぐ敗戦を挽回すべく、親房は大船団を結成し関東と奥州に同時に上陸し、手薄になった敵領を一気に制圧しようとします。顕家の弟・顕信と伊達・結城が北奥州へ、親房と春日が南奥州へ、新田義興(徳寿丸)と時行が関東を目指し、敵を制圧する作戦です。造船を終えた時行達は伊勢からそれぞれの目的地へと大船団で向かいますが、そこに魅摩が現れさらに大船団へ激烈な嵐が襲いかかります。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第174神の戦1338

魅摩の神力は短い間に桁外れの量に増えていましたが、これは父・佐々木道誉と尊氏が関係していました。佐々木道誉は南朝の大船団を全滅させれば一生贅沢三昧が出来ると、娘の魅摩に内緒で、尊氏に娘に涎を与えるように懇願します。尊氏も全軍を殺せるならと嫌がる魅摩に無理やり涎を飲ませた結果、魅摩は桁外れの神力を手に入れました。今の魅摩の神力なら南朝の大船団を壊滅する事も可能ですが、器である魅摩はその負荷に耐えられず心も体も崩壊しようとしていました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第175責任1338

このままでは時行も大船団も海に沈むと雫は考え、自分の存在を全て使って魅摩の神力に対抗しようとします。雫は自分の存在は消えても構わないと、神力を全て使って嵐を押し返そうとしますが、神力を全て使った事で雫は色々な人の記憶を知ることになります。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

 

このままでは雫も魅摩も共倒れになると考えた時行は、結城の助けを借りつつ盾を使って海を渡り無理やり魅摩の元にたどり着きます。魅摩を止めれば雫が消える必要もないと考えた時行は、嵐と激戦の中で魅摩を娶り生涯をかけて幸せにすると佐々木道誉に宣言します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第176神代の終わり1338

嵐と激戦の中、予想外の時行の求婚に雫も佐々木道誉も魅摩自身も驚愕、魅摩はそのまま失神してしまい、魅摩の神力が途絶えたことで嵐も一瞬で収まります。一方、魅摩がお嫁に来ることに納得できない雫は、消えつつある体で時行に抗議しますが、既に人の身でなくなった雫の声は時行に届きません。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

 

そんな消えゆく雫に頼重は、神としては消えるが今のお前なら人になれるぞ、とアドバイスします。自分が人だと強く思えば、雫と魅摩がまき散らした膨大な神力があるこの場なら、人として吸収し肉体を造れると頼重は雫に言います。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第177選択1338

雫も魅摩も助かりますが、艇の大半は航行不能で漂流中となってしまい、時行はこの間に北条の方針を整理することにします。まず魅摩への婚姻は保留となり、魅摩の体も相当危険な状態なので適切な場所で療養することになります。そして、尊氏を倒す方法は尊氏の人としての動揺を引き出し、神力の強化を無効化すれば尊氏は人になると雫は言います。人になった瞬間に、雫がこれから作る強力な破魔矢で狙えば尊氏の神を焼き払う事が出来る、と雫は時行に助言します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

第178信濃へ。1338

関東や東海に漂着した親房の大船団は、そこを待ち構えていた北朝軍に襲われてしまい、後醍醐天皇の皇子・宗良親王は守れましたが、大船団の作戦は潰えてしまいます。この先どうするか時行が思案していると、諏訪神党の香坂高宗が現れ時行に信濃に戻らないかと誘います。香坂の領地に秘密基地を作っておき、そこに宗良親王を匿う考えで、いずれ宗良親王の側近が敗れた時に、時行に橋渡しをしてもらい香坂の領地にお越ししてもらうつもりで、香坂はその功で南朝で出世をする大博打を考えていました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

おまけ 第175話のラストの時行の行動を見た時の雫の心の叫び

第175話のラストで時行は魅摩を娶ると宣言し、求婚します。亜也子に時行を任せて消えるつもりだった雫は、魅摩がお嫁に来るとは想像もしておらず心の底から、違う、そうじゃない、と叫んだようで、作者 松井優征先生がその時の雫の心情を描き下ろしてくれています。

© 松井優征 逃げ上手の若君 20巻より

まとめ

第20巻では、石津の戦いに敗れた時行達、顕家軍の残存兵は逃走の末、南朝の本拠地・吉野へと逃げ落ち、後醍醐天皇と対面します。その後相次ぐ敗戦を挽回すべく、親房は大船団を結成し関東と奥州に同時に上陸し、手薄になった敵領を一気に制圧する作戦を実行します。しかし、出航した大船団に魅摩が神力で起こした嵐が襲いかかり、大船団の大半は航行不能で漂流し、関東と奥州に同時に上陸する作戦は続行不可能になります。時行が魅摩に求婚する事で、魅摩を助けることには成功、雫も人として生きることを決意し、逃若党に魅摩が加わりますが、魅摩の体も相当危険な状態なので適切な場所で療養することになります。その後、時行は香坂の勧めもあり信濃へと向かい、諏訪頼継と再会します。

中先代の乱より三年ぶりに信濃に戻ってきた時行ですが、この三年の間で頼継は小笠原貞宗に助けられた恩があるようです。頼継は貞宗にどんな借りがあるのか、諏訪はどんな状況なのか、貞宗とは再び戦いになるのか、など気になる点がたくさんあり、次巻も目が離せません。

 

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