【ネタバレ】逃げ上手の若君 第21巻 小笠原貞宗1340 のネタバレ、感想

この記事はアフィリエイト・アドセンス広告を利用して作成しています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第21巻 小笠原貞宗1340 の感想、ネタバレです。

第21巻は、第179話から第187話まで掲載されています。

 

前巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

【ネタバレ】逃げ上手の若君 第20巻 神代の終わり1338 のネタバレ、感想
週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第20巻 神代の終わり1338 の感想、ネタバレです。第20巻は、第170話から第178話まで掲載されています。前巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。20巻20巻の表紙は、北条時行です。© 松...

 

スポンサーリンク

21

21巻の表紙は、上杉憲顕です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第179信濃1338~1340

香坂高宗の提案で信濃へと戻った時行は、堅固な城を建設したり、温泉に入ったりしつつ疲れを癒します。しかし1340年に宗良親王が伊那の時行の城に入ると、小笠原貞宗が大軍を率いて攻めてきます。1340年、大徳王寺城の戦いが始まり時行は貞宗との最後の戦いに挑みます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第180籠城1340

小笠原軍は八千騎と大軍でさらに近隣から援軍を呼んでいるのに対して、北条軍は六百騎のみで援軍が来ず数の上では北条軍が圧倒的に不利です。しかし、時行は堅固な城で小笠原軍お得意の弓を防ぎ、さらに弧次郎と亜也子が接近してくる兵を打ち破って小笠原軍を近づけません。さらに時行は防御しつつも、単騎で貞宗を討ち取ろうとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第181応援1340

小笠原軍に市河の援軍が到着しますが、北条軍にも保科、四宮ら保科党の援軍が到着し、不意を突かれた小笠原軍は一時的に退却します。白兵戦に強い保科党が百騎余り加わった事で北条軍はさらに強固になり、翌日以降も小笠原軍は城攻めを続行しますが、北条軍は何度も小笠原軍の城攻めを撃退し続けます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

 

しかし、市河軍に闇に紛れて一の櫓の裏側に潜入され、一の櫓は焼き討ちにあい北条軍は二の櫓に退却します。夜戦に強い市河軍に再び闇に紛れて櫓を焼き討ちされると厳しいため、北条軍が夜の見張りをどうするか考えていると根津の援軍が到着、見張りは鷹を操れる根津に任せる事になります。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第182彩り1340

長尾の援軍も参戦しますが、弧次郎が長尾の援軍を止めてその隙にゲンバがふもとで敵が築城している建物を焼き討ちにし、小笠原軍を北条軍の城を攻め落とせずにいました。時行も丸太に乗って長尾の援軍を叩き落し、小笠原軍は城を攻め落とせず大徳王寺城の戦いは二カ月目に突入していました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第183老い1340

小笠原軍が城を攻め落とせずにいる状況ですが、市河は北信濃が安定しておらず長く遠征できないと北信濃に帰ってしまいます。さらに諏訪頼継も五年の不戦の制約が期限切れだと主張し北条軍に参戦、さらに貞宗は風邪による体調不良や長期間の遠征のストレスで寝込んでしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

 

北条軍の消耗は深刻ですが敵の援軍も底をつき、わずかですが北条軍に勝利の兆しが見えてきます。しかし、そこに美濃から三千騎を率いる土岐頼遠が参戦するとの情報が夏からもたらされ、時行は撤退を考えます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第184酒1340

時行が一人で断腸の思いで撤退を考えていた時、ちょうど病み上がりで体慣らしに一人で沢の水を飲みに来ていた貞宗と偶然、遭遇します。老いた貞宗は時行に酒に付き合えと言うと、二人は酒を飲みながら今までの事や、泰家の事、弓術の事について腹を割って話し合います。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第185孫臏1340

時行は落城を待たず人的損害を見て撤退を決め、撤退戦を開始します。何故か宗良親王と共に時行は小笠原軍に向けて太鼓を披露し始めますが、二人とも緊張しているのか酷い太鼓の腕前で小笠原軍に大笑いされてしまいます。しかしこれは撤退に向けた策で、この太鼓の音は夜中まで鳴り響き、不規則な太鼓のせいで小笠原軍は寝不足になってしまいます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第186小笠原貞宗1340

戦場に到着した土岐は青野原で顕家に射られた右肩の古傷の恨みを時行で晴らそうと、時行と宗良親王が叩いている太鼓に向けて人間爆弾を投擲します。しかし、既に太鼓のある場所には時行も宗良親王もおらず、鹿が太鼓を叩いていて北条軍は既に撤退していました。ただし時行だけは土岐の隙を伺っていて、時行は土岐の背後から馬で駆け寄ると、土岐の右肩の古傷を見事、射抜きます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

第187インターミッション1339~1342

時は戻って1339年、後醍醐天皇の崩御の知らせを聞いた尊氏は悲しみに沈んだそうですが、周りは、おまえが(帝にこんな不幸な死を与えた)、とツッコんでいたと思います。尊氏は後醍醐天皇の厚遇を忘れて謀反で天下を奪い、さらに後醍醐天皇の皇子を三人も殺していて、後醍醐天皇は尊氏にこのように思われても虫唾が走るだけだったと思います。しかし、敵なしとなった尊氏は晴れて征夷大将軍に就任し、北朝に数年間の平和が訪れます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

 

しかし、土岐が光厳上皇に狼藉行為を働く事件が発生、尊氏の弟・直義は激怒して頼遠を処刑します。この事件が決定打となり足利の中で内乱が発生、直義と高師直・師泰は対立することになります。

© 松井優征 逃げ上手の若君 21巻より

まとめ

第21巻では、諏訪神党の香坂高宗の提案で信濃へ戻った時行ですが、貞宗との最後の戦いとなる大徳王寺城の戦いが始まります。数の上では圧倒的に北条軍が不利ですが、時行は堅固な城や白兵戦に強い保科党の参戦もあり、何とか小笠原軍を討ち返していきます。しかし、戦いが始まって四カ月後に美濃の土岐頼遠が三千騎を率いて参戦、時行は落城を待たずに撤退を決意します。時行は最後に貞宗と酒を交わして本音を語らい合った後、戦場から撤退し宗良親王を越後まで護衛します。

一方、北朝に敵なしとなった足利尊氏は晴れて征夷大将軍に就任しますが、今度は足利の中で内乱が発生、元々対立していた直義と高師直・師泰ですが、さらに亀裂が深まっていきます。足利の内乱は時行や南朝にどんな影響を及ぼすでしょうか?

 

アニメ 逃げ上手の若君、第二期制作決定です。

【ネタバレ】アニメ 逃げ上手の若君 第二期制作決定!
TVアニメ『逃げ上手の若君』第二期制作決定週刊少年ジャンプ 2024年45号にて、TVアニメ『逃げ上手の若君』第二期制作決定が発表されました。詳細は不明で、続報を待ちましょう。© 週刊少年ジャンプ 2024年45号より第一期 最終回から約一...

 

21巻、コミックスの購入はこちらからどうぞ。

コメント