引き続き、クエスト「作戦 ベズドグ山に突撃」の攻略を進めていきます。
クエスト「作戦 ベズドグ山に突撃」21
シャリエラの出生の秘密~続き
フェリスからシャリエラの出生の秘密を聞き、ミラクル・トーはこれまでは、シャリエラの心からデスココ387世がシャリエラを失敗作扱いしてると推測しましたが、これは勘違いしていたと認めます。そしてシャリエラが望まれて生まれた子だったようだと、ミラクル・トーはシャリエラに告げます。
主人であるデスココ387世から何も望まれていなかったシャリエラですが、デスココ387世の娘として望まれて生まれてきたことを知り、ツンと鼻の奥が熱くなり、じわりじわりと目も熱くなっていき視界が潤んでいきます。そして体から力が抜けて、思わずその場にしゃがみ込んでしまいます。
その後シャリエラはまるで子供のように泣き声を上げます。人形として深く心を閉ざしていましたが、誰かに求められて生まれたことが分かり、長年の氷のように固まっていたシャリエラの心を溶かし、涙を流させました。
シャングリラ陥落時の記憶
場面変わって、魔軍の侵攻によってシャングリラに危機が訪れた時のシャリエラの回想です。シャリエラは主人であるデスココ387世の役に立とうと、他の33人の姉と同じようにシャングリラを守る為に戦わせて下さい、と戦いの許可を求めます。
しかし、デスココ387世から馬鹿を言えっ!と大きな声で叱られてしまい、主人の為に戦う事が出来ません。
デスココ387世から叱られ、なおもシャリエラはデスココ387世を守りたいと、再度デスココ様の為に…、は、働かせて下さい…と、声を詰まらせながら、再びデスココ387世に許可を求めます。
しかし、自分が人形にでもなったつもりかと言われ、どこかにでも隠れていればいいんだと、デスココ387世は最後までシャリエラに何も望みませんでした。
シャリエラは何かを言おうとしますが、もうシャリエラに二の句を継ぐことは出来ず、これ以上は何も喋ることが出来ません。
デスココ387世の太い手がシャリエラの細い両肩を掴み、シャリエラに何かを伝えようとしますが、ここで記憶の回想は終わります。おそらく、デスココ387世はここでシャリエラに伝える前に、死んでしまったんだと思います。
一旦、イベントが終了してマップに戻ります。しかし、まだシャリエラ関係のイベントは続きます。
シャリエラの決意
涙で腫れぼったい瞳をしょぼしょぼさせていると、心配したシィルがシャリエラに声をかけて、気をきかせてハンカチをシャリエラに渡します。
そしてハンカチを受け取り、シャリエラは大きな音を出しながら思い切り鼻をかみます。
まだ少し泣きながらも、ハンカチを渡してくれたシィルにシャリエラはお礼を言います。
自分のハンカチが目の前で盛大に汚されて、若干涙目ながら問題ないと返事をするシィルです。そしてシャリエラは心を落ち着ける為、深く呼吸をします。それまでどこを見ているか分からなかったシャリエラの瞳は、今はハッキリと力強く前を見据えていてもう人形ではありません。
そしてはっきりと前を見据えながら、シャリエラは帰ると言い出します。
さすがにツッコむかなみとシィル、シィルはシャリエラに魔人ケイブリスの所に向かうつもりなのかと、確認します。
しかし、シャリエラが帰ると言ったのは、魔人ケイブリスの元ではなく、シャングリラにでした。シャリエラは今さらデスココ様が何を考えていたのか分からないし、知らなくちゃいけないとも思わないと言い、デスココ387世の考えにはこだわらないと言います。しかし、今の気持ちでデスココ様が生きていた場所、シャングリラをもう一度みたいとシャリエラは自分の気持ちを話します。
まとめ
フェリスから自分が望まれて生まれた子だと分かり、氷のように固まっていたシャリエラの心を溶かし、シャリエラは涙を思い切り流します。シャリエラの回想では、デスココ387世は最後にシャリエラに存在の意味を伝えようとしている描写がありますが、どうやらシャングリラ襲撃の混乱で伝えられなかったようです。ここで伝えていれば、シャリエラは人形として心を深く閉ざすこともなかったかもしれません。
心を開いたシャリエラですが、このままランス達と合流かと思ったらシャングリラにかえると言います。しかし、一人で魔物界からシャングリラに行くのはかなり危険です。
次回、シャリエラは死を覚悟して、ランス達の元を立ち去ろうとしますが…。
前回の記事です。
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