引き続き、クエスト「作戦 ベズドグ山に突撃」の攻略を進めていきます。
クエスト「作戦 ベズドグ山に突撃」22
シャリエラ、死を覚悟して
シャングリラに帰りたいと言い出したシャリエラは、魔人ケイブリスに頼んでも気っと許してくれない、シャングリラに行かしてもらえないだろうから、このまま一人でシャングリラに行くと言います。
しかし、さすがにこのまま行かせる訳にはいかず、かなみがシャリエラを止めて私達と一緒に帰りましょうと提案します。一人で行くよりも安全だからとかなみは言いますが、迷惑はかけないとシャリエラは、頑なに一人で行動しようとします。
一人でシャングリラに行きたがるシャリエラを見て、ランスはシャリエラが一人で死のうとしているのではと思い、シャリエラに死ぬ気なのか?と問い詰めます。
シャリエラは、魔人ケイブリスはとても乱暴でとても執念深いので、どこまで逃げても意味はないと言います。どうやらランスの勘のとおり、シャリエラは皆に迷惑をかけないように一人立ち去って、死ぬ覚悟のようです。
ランスは一人で魔物界を歩かせられるかと、問答無用でランスの側に来させようとシャリエラの手を引きますが、シャリエラの抵抗は激しくランスのそばに行くことを拒否します。シャリエラは行けないと言い、ランスはいいから来るんだ!と手を引くやり取りが何度か繰り返されます。
シャリエラはランスに懇願しつつ、何とかランスの方に行かないように力をこめます。…お願い、とランスに再度言うとランスが突然シャリエラを引っ張っていた力を抜きます。突然力を抜かれたことで、シャリエラはたたらを踏みます。
ランス、再び魔人ケイブリスに挑む
突然ランスの力が抜けたことに驚きランスに話しかけますが、ランスはやっぱケイブリスはぶっ殺すか、と言い先ほどまでランス城に帰還すると言っていた方針とは、真逆の事を言い出します。シィルも驚いて、逃げるのでは?とランスに聞きます。
ランスはシィルの質問にはシャリエラがこの調子だから仕方がないと言いますが、今度はかなみから、ならシャリエラを無理矢理連れ帰ってもいいんじゃと聞かれます。
ランスは無理矢理連れ帰っても、どうせ帰っても事あるごとに、ケイブリスケイブリスと前の男のようにシャリエラが思い出すに違いないと言います。ランスにとってそれはひじょーーーにムカつく事のようで、無理矢理連れ帰るのもダメなようです。
ケイブリスをブッ殺して、名実ともにシャリエラを自分の女にしないと気がすまないようで、魔人ケイブリスをブッ殺すし俺の女にすると宣言した後は満足したのか、ランスはがははははははははは!といつもの大笑いをします。
ランスが魔人ケイブリスをブッ殺す理由に驚いたかなみは、ランスにそんな理由とツッコミを入れます。ランスは、今までの長い戦いを改めて振り返ります。
そしてその長い戦いも、全てはシャリエラを手に入れる為だったのだ…、とランスは自分で納得しながら、今までの戦いはこの為だったと言いきります。そんな理由で今まで戦っていた事にされて、今までの戦いで死んでいった兵隊さんにあまりに悪いと思い、ランスに謝るように怒るかなみです。
魔人ケイブリスをブッ殺しシャリエラをゲットする事に決めたランスは、ついでに俺様を主にするように言います。これから今の主である魔人ケイブリスは今から俺様にブッ殺されるので、何の問題もないだろうと言います。
シャリエラも仲間に
シャリエラは震えていた手をキュッと握り、ランスに自分の力を使うように言います。シャリエラの力は人の調子を絶好調にして必殺技も撃ち放題の力で、シャリエラはこの地らかを使って魔人ケイブリスの恐瘴気に耐えていました。
シャリエラから使って欲しいと言われ、ランスも沢山使ってやると言い、シャリエラをいい子だと褒めます。
シャリエラは人から褒められるのが好きなのか、ランスにシャリエラは良い子だから、もっと褒めてとおねだりします。ランスもいい子いい子と、ぐりぐり、なでなでと頭を撫でます。シャリエラはほんのりと頬を赤く染めて、頷きます。
さらにランスから魔人ケイブリスを殺したら抱いてやると言われますが、素直に分かりました、と応じてランスの事を「あるじ」と呼びます。その時、シャリエラはにっこりと大輪の花のように、初めて笑います。人形でなく、人間として初めて笑ったシャリエラです。
こうしてランスと魔人討伐隊は、再びケイブリスを目指して出発します。ランスは再び満足そうに、がはははははははははははは!と大笑いします。
まとめ
魔人ケイブリスからは逃げられないと諦め、一人死ぬ覚悟だったシャリエラですが、ランスが魔人ケイブリスをブッ殺し、シャリエラを自分のものにすると断言した為、シャリエラはランスについていく決意をします。ランスから褒められたシャリエラは、人間らしい表情を取り戻すなど、これ以降シャリエラはどんどん人間らしくなっていき、いい表情を見せてくれます。
次回、仲間になったシャリエラの元にケイブワンニャンが抱きついてきます。
前回の記事です。
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