食券クエスト、やっていきます。今回はキバ子の食券イベントです。
食券イベント
キバ子 食券イベント C
キバ子の食券イベント Cです。
ランスの部屋にキバ子とシィルがいて、ランスが、お、なにしてるんだ?と聞くと、シィルはキバ子の言葉のお勉強です、と答えます。
ランスは驚き、ついにキバ子と言葉で意思疎通が出来るようになるのか?と言うと、シィルは、はい、そうかも知れません、と答えます。
そして、ずっとキバ子ちゃんとお話してみたいと思っていたので私も嬉しいです、とシィルは言い、ねー、キバ子ちゃん?とキバ子に話しかけます。
しかしキバ子は、う、う、う……、うぉーあー……うぉーあー……、と唸るだけで、キバ子は喋れません。
それを見てランスは、先は長そうだな、とキバ子の言葉のお勉強の道のりは長そうだと感じます。それを聞いてシィルは、あ、あはは……と愛想笑いをしてごまかしています。
言葉のお勉強の成果
数日後、緊張の面持ちでキバ子がランスと相対しています。
シィルがキバ子に、はい、キバ子ちゃん、ランス様に言葉が喋るところ見せてあげて、と言うと、キバ子は、う……と返事?をします。
ランスが、なんか……こっちまでドキドキしてきた……、と言っていると、ぴっ、とキバ子がランスを指さします。
そして、ラ……、ラ、ンス……、とキバ子が何とかランスの名前を呼びます。キバ子が喋り思わず、おおっ!と声をあげるランスです。
さらに、ランス……ランス……、…………すき、とランスの名前だけでなく、キバ子は感情表現もし、意思疎通が出来るようになっています。
えへへ、どうやらこれが言いたかったみたいです、と言ったシィルも、キバ子が喋ることが出来て嬉しそうです。
ランスも、がははは!可愛い奴め、うりうり!と、キバ子が喋れた事を喜び、乱暴にキバ子の頭をなで回します。
頭をなで回されたキバ子は、…………うう、うーっ!と言うと、嬉しそうにランスの胸にしがみつきます。そして再び、ランス、すき、とキバ子はランスに言います。
すきすき、ランス、すきー、とキバ子は好きを連呼し、覚えた言葉を喋りますが、何故かそれ以外の言葉が出てきません。ランスも他の言葉をキバ子が喋らないことを不審に思います。
あれ?もしかして……、とランスが言いかけると、えへへ、実はまだこれしか喋れなかったり……、とシィルはキバ子の言葉のお勉強は途中だと明かします。
でも、この調子なら一ヶ月後には随分と喋れるようになる筈ですよ、とシィルは前向きに言うと、ランスも、ほほう楽しみだなそれは、とキバ子の今後の言葉のお勉強の成果を期待します。
さらに数日後―
さらに数日後、う~~~……う~~~……、と部屋でごろごろしているキバ子を見てランスが、あれ?と首をかしげます。
数日前よりもう少し喋れるようになっているはずが、キバ子は全く喋れておらず、おい、シィル、キバ子の言葉の勉強、もうしてないのか?とランスはシィルに尋ねます。
すると、あ、それなんですが……、先日の目標が達成したら、その……、飽きちゃったみたいです……、とシィルが答えると、ランスは、なんじゃそりゃ、と呆れます。
当の本人のキバ子はランスに呆れられているのを分かっていないようで、う?と唸るのみです。
まとめ
野生で育ったため言葉が話せないキバ子ですが、シィルと言葉のお勉強をして話せるようになりました。ただ、ランスが好きという簡単な単語のみですが…。しかし、数日でここまで喋れるようになったので、もう少し言葉のお勉強を続ければ、もっと何個も単語を喋れるようになりそうですが、キバ子的にはあれで目標達成だったようです。ランスの事が好きと言う感情表現をしたら、お勉強は飽きてしまったようです。
次回、ロナとソルトアンの食券イベントです。
前回の記事です。
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