食券クエスト、やっていきます。今回はミラクルの食券イベントです。
食券イベント
ミラクル 食券イベント B
ミラクルの食券イベント Bです。
ランス城に配属されたばかりの兵士達が廊下で雑談をしていて、本当にこの城の人材は、まさしく世界的なものになってきたな……、とヘルマン騎士が言うと、ああ、そうですね、俺達みたいな一般兵はもちろん……、おいそれとは会えないすごい人達まで……、とゼス魔法兵が答えます。その後、ピタリと――、二人の兵の言葉が止まります。
ミラクルの姿が目に入ったからで、あの女性……彼女はなんというか、異彩を放っていますな……、そもそも彼女の目的は世界征服であり、今の各国すら支配する気であるとか、とゼス魔法兵は声を潜めて言います。
強い……、それは間違いない、が……油断ならぬ者……ということか……、ヘルマン騎士も言い、二人でミラクルを見ながら話しています。
すると、俺の女をじろじろ見ながら、ひそひそ話なんてしてんじゃない、とランスが不機嫌そうに兵士二人に話しかけます。兵士達が驚いていると、散れ!うっとしいぞ!とランスが怒鳴り、兵士達は、これは失礼をー!と二人は脱兎の如く逃げ出します。
ったく、どうしようもない奴らだ、とランスが文句を言いさらに、お前もお前だぞ、とランスはミラクルにも文句を言います。
んー、余がどうかしたか?カオスマスターよ、と二人の声が聞こえていたのか、いなかったのか、ミラクルは何故か楽しそうに笑っています。
相変わらずお前怖がられてるぞ、とランスがミラクルに言うと、はっはっはっ、良いことではないか、王とは怖がられるくらいで丁度いい、とミラクルはいつも通り笑いながら偉そうな態度で答えます。……寂しがり屋の癖に、とランスが突っ込みますが、聞こえんなぁ、とミラクルは聞こえないふりをして流します。
しかし、まぁ……、連中の言う事にも一理あるな、お前、基本的に傍観主義かと思っていたが、なんか今回は妙に最初から協力的だよな、なんでだ?とランスはミラクルに質問します。
すると、ふむ……そんなことか、この世界は余のもの、それを先に魔物共に好きにされるのは、さすがに看破できんよ、とミラクルは持論を展開します。それに……、そういうことを抜きにしても、とミラクルは続けます。
お前と一緒にいるのが楽しい
余はお前と一緒にいるのが楽しい、理由などそれで充分だ、とミラクルはランスに言います。それを聞いたランスは大喜びします。
おおおお!それはつまり!俺様に遂に惚れたってことか!と、ランスはミラクルに襲いかかろうとします。がははは、可愛い奴め!とランスが襲いかかると、粘着地面、とミラクルはランスに魔法を放ちます。ぬがー!ランスの足が地面とピッタリくっついて、ランスは地面とキスをしてしまいます。
ふははは、魔想志津香がよく行っているが、なるほど、カオスマスターにはよく効くな、とミラクルは地面とキスをしているランスに言います。ふがー、ふがふがー!なにをひやがらー!上手く喋れない状態でランスがミラクルに文句を言います。
ではな、とミラクルは言うとその状態のランスを置いて去って行きます。あー、こら待てー!とランスはミラクルに叫びますが、ミラクルはそのまま行ってしまいます。ふふっ……、微笑むミラクルはとっても上機嫌でした。
まとめ
風貌や日頃からの言動から、一般性から怖がられているミラクルですが、ランスが文句を言っても全く聞く耳を持たず、むしろ恐れられて嬉しそうです。今回の魔人戦争では、いろいろ思うところがあるようでミラクルは協力的ですが、それを抜きにしてもやはりランスの事をかなり気に入っているようで、ランスに構ってもらえてミラクルは嬉しそうです。
次回、ペルエレの食券イベントです。
前回の記事です。
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